SPL VOLUME2 2control LAVRY ENGINEER DA10 音質 評価 比較 テスト

SPL

2 Control (MODEL 2860)

メーカー標準価格 \85,000(税別)

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ドイツのレコーディング・プロフェッショナル機器メーカー“SPL”社の2 Control (MODEL 2860)は、2系統の入力切り替えと3系統の出力切り替えを持つXLR入出力専用のスピーカー&ヘッドホン・モニタリングコントローラーです。この製品の主な目的は、レコーディングやマスタリング時に複数のモニタリングシステムを切り替えることです。この製品を簡易なプリアンプとしてオーディオ用途に使ってみると、数十万円のプリアンプに匹敵するほどの高音質が得られたため、お薦め品としてその音質を詳しくテストすることにしました。

2 Controlの説明(エレクトリのホームページより抜粋)

2Controlは先進的な機能を搭載したSPLの新しいスピーカー、ヘッドフォンモニターコントローラです。
フルアナログの2Controlは2系統のステレオソース入力、2系統のステレオスピーカー出力、そして2系統のヘッドフォンモニター出力を搭載しています。3番目のモノスピーカー出力はサブウーハー出力として機能します。

各スピーカーレベルは中央に位置する正確なボリュームによってコントロールされます。それぞれのヘッドフォンには専用のアンプステージを持ち、独立したレベルでのモニタリングが可能です。

モニタリングコントローラとして必ず必要になるMono,DIMスイッチも同時に搭載しています。

2 Controlの特徴(ヘッドホン出力のみ)

2Controlが単なるモニタリングコントローラと大きく異なるのは、新たに搭載されたCrossfeedコントロール機能です。このCrossfeedは、ある特定の帯域の左右のスピーカー相互のレベル差をシミュレートします。

すなわち、ヘッドフォンモニタリングにおけるCenterが頭の中心に定位してしまう効果を、選択されたスピーカーセットでのモニタリング時のステレオワイズに近づける調整を行います。

このことにより、ヘッドフォンでのモニタリング時に、部屋でスピーカーでモニタリングをしているのと同様の環境を得ることが可能になります。

製品の概要

 

2 Contorlの入力は、XLRのみとなっていますが「自作の変換ケーブル」もしくは、市販のXLR/RCA変換ピンを使ってアンバランス入出力でもお使いいただけます(アンバランス入力−バランス出力は、できません)。

出力はXLR3系統が装備され、フロントパネルより出力のON−OFFが切り替えられます。

電源スイッチは、背面にしかありません。前面からの電源のON−OFFはできませんのでご注意下さい。

ボリュームは連続可変方式で、左右の不均衡はほとんどありません。

音量は、最小から最大(+4dB)まで滑らかに上昇します。

仕上げはアルミで高級感があります。

SPL

Volume 2 (MODEL 2602)

メーカー標準価格 \60,000(税別)

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ドイツのレコーディング・プロフェッショナル機器メーカー“SPL”社のVolume2 (MODEL 2602)は、入力切り替えを持たないXLR入出力1系統のみを持つステレオ アプリケーション専用のボリュームコントローラです。この製品が作られた主な目的は、レコーディングやマスタリング時に問題となる音量の不整合を音質のロスなく調整することですが、試しにこの製品を入力切り替えのないプリアンプとしてオーディオ用途に使ってみると数十万円のプリアンプに匹敵するほどの高音質が得られたため、お薦め品としてその音質を詳しくテストすることにしました。

 

    2011年より仕上げがブラックに変更されました。

メーカーの説明(エレクトリのホームページより抜粋)

Volume2は、ステレオ アプリケーション専用のボリュームコントローラです。DAコンバータやサウンドカードの多くは、コンバータ出力において信号レベルを変化させる必要があるため、その結果モニタリング信号ではより低いビットになり音質が損なわれます。そこでアクティブ回路設計にすることで、パッシブ回路において起こるインピーダンスの変化によるリニアリティの低下等を回避することができます。

Volume 2 (Model 2602 High End Volume Controller) 主な仕様

入力/出力

Instrumentational amplifier, electronically balanced , (differential), transformerless

■ノーマル入力レベル: +4 dBu
■入力インピーダンス: =22 kOhm 
■出力インピーダンス: <600 Ohm
■最大入力レベル: > +20 dBu
■ボリュームゲイン: ∞ to -4 dB
計測データ
■周波数特性: 10 Hz-100 kHz 、(100 kHz = -3 dB)
■CMRR: > 60 dBu@1 kHz
■THD: & N (@ +15 dBu Input Level) > -100 dBu
■S/N A-weighted: -102 dBu
■クロストーク L/R (@ 1 kHz): > -80 dBu
■ダイナミックレンジ: 120 dB
パワーサプライ
■トロイダルトランスフォーマ: 3,5 VA
■Fuse: 250 mA/230 V, 500 mA/115 V
■AC電圧(切り替え): 230V/50 Hz or 115V/60 Hz ※100V/50-60Hzで使えます。
■消費電力:  15 W
寸法 及び 重量
■ハウジング:215 x 80 x 220 mm (8.5 x 3.1 x 8.8 inches)
■ポテンショメーター,ソケット含む奥行き:245 mm
■重量: 1.6 kg
仕様は予告無く変更になることがあります。

(説明文、主な仕様はエレクトリホームページより抜粋)

製品の概要

 

Volume2の入出力は、XLRのみとなっていますが「自作の変換ケーブル」もしくは、市販のXLR/RCA変換ピンを使ってアンバランス入出力でもお使いいただけます(アンバランス入力−バランス出力は、できません)。

スイッチは、背面にしかありません。前面からの電源のON−OFFはできませんのでご注意下さい。

ボリュームは連続可変方式で、左右の不均衡はほとんどありません。

音量は、最小から最大(+4dB)まで滑らかに上昇します。

仕上げはアルミで高級感があります。

重量が軽いので、太いケーブルを繋ぐとケーブルを支えきれないことがあります。

LAVRY ENGINEER

DA10

メーカー標準価格 \168,000(税込)
生産完了しました

Lavry Engineering BlackシリーズDAコンバーター“DA10”は、CD−Rメディアでおなじみの“That’s”が輸入している小型高音質DAコンバーターです。

DA10は、Lavry Engineeringがオーディオファイルに向け特別に開発したモデルでGold/Blue
シリーズのハイクオリティな設計思想はそのままに、CDプレイヤーやPCなどのデジタルサウンド出力を、より忠実に、より高品位にアナログ信号に変換するために作られています。
メーカーの説明では、「演奏者の息遣い、弦の上を滑る指の動き、音と音の間に潜む空気感。これまで聞こえてくることのなかったデジタルに記録されているすべての情報を、あなたの耳へとお届けします。」とされていますが、実際に聞いてもその実力の高さには感銘を受けました。

アナログ出力には、デジタル表示の精度の高いボリュームが装備されバランス/アンバランスを切り替え可能となっています。さらに高品質なヘッドホン端子を装備していますから、DAコンバーター搭載ヘッドホンアンプとしてもご利用いただけます。ベールを脱いだPCMデジタルの真の姿をDA10で体験してください。

XLR(バランス)−RCA(アンバランス)変換ケーブルの作り方

 

アンバランスをバランスに変換するのは、反転回路もしくは反転トランスが必要ですがバランスをアンバランスに変換するのは、ケーブルを自作するだけで簡単にできます。

繋ぎ方のイメージは、次の通りです。XLRのHOT(写真では3番)とRCAの内側、XLRのCOLD(常に1番)をRCAの外側に繋ぎます。

DA10では、XLRのHOTは2番です。XLRプラグ(♀)の「2番とRCAプラグの中央」「1番とRCAプラグの外側」を繋ぐケーブルを自作します。

ここに注意!

残った3番は、1番とショートさせておきます。ショートさせないとノイズが入ることがありますので、3−1番は、必ずショートさせます。

※DA10の場合は、ショートさせますが製品によっては、ショートさせると故障の原因になることがあります。その場合は、100〜1Kオーム程度の抵抗でショートさせなければなりません。空いた端子をどうすればよいかは、事前に、メーカーに問い合わせるなど必ず確認してください。

※ケーブルの自作は、自己責任でお願いします。トラブルが発生した場合、弊社は一切責任を負いません。

 

試聴テスト

試聴は、PS3001/KAI−SRの内蔵DACとDA10(7.1chダイレクト入力)の音質を比較した後、DA10とPS3001/KAI−SRとの間にVolume2を入れてその違いを比較するという方法で行いました。

VIENNA ACOUSTICS

T3G

\638,000(ペア・税別)

AIRBOW

DV12/Special Mark2

\380,000(税別)

AIRBOW

PS3001/KAI-SR

\88,000(税別)

COME AWAY WITH ME

ノラ・ジョーンズ

輸入盤

7243-5-32088-2-0

MIDORI ENCORE!

五嶋みどり

SRCR-9055

 

PS3001/KAI−SR内蔵DAC (S-DIRECT-OFF)

ノラジョーンズ

中域に厚みがあってボーカルが滑らかで色気がある。CD5001/KAIとにた音色の明るめのくっきりした音。

高域にメリハリ感があり、音は前に出て音源までの距離が近い感じ。音色は、柔らかいが色彩感はほどほどでさっぱりしている。音は、かなり細かいが高価なCD専用機ほどではない。

声の表情は豊かで、全体的に音は前に出るが、前後方向は深く、左右への音の広がりも十分ある。

ベースの弦を切る、リリースする瞬間とビブラートをかけてゆく指の圧力、指使いがよくわかる。

ピアノのアタック感は強めで心地よい。強弱は良く出てくる。

このディスクの高域歪み(このCDは、録音が悪く高域が歪んでいる)は、ハッキリ聞こえる。

ライブ感のある楽しい音。AVアンプとして、この明快で明確な音の出方は好ましいと思う。

五嶋みどり

バイオリンは、弦の張りつめた感じ、弓が弦をこする感じが良く出る。音色はしっかり出るが、色彩は淡泊で、生のバイオリンを近くで聴く感じに似ている。

ピアノ、バイオリンの音像はやや大きめたが、その分広がり感が豊かに感じられる。

音はやはり明るめで音楽を聴いているのが楽しい感じだが、全体がハイライトに流れるのではないく、陰影もしっかり出る。

演奏はドラマティックに聞こえるが、迫真に迫るという感じではなく、女性らしいかわいらしさが随所に感じられる。

生演奏よりも、少し甘いムードになっているようだが、演奏や録音の粗を隠し、無難に楽しませるためには良い方向性だと思う。

明るく楽しい、カジュアルな音。

LAVARY ENGINEER DA10 (7.1ch ダイレクト入力)

直前に聞いた五嶋みどりの印象が残るように、CDの順序を変えて五嶋みどりから試聴を開始する。

五嶋みどり

音の重心が少し下がり、S/Nがグンと上がる。

ホールの静けさが出て、演奏に緊張感がみなぎる。

演奏がいっそう丁重になる。

消え入るような音の細やかな表現力は、大きくアップする。

演奏を聴いている感じは、生でコンサートを聴いている感じにぐっと近づく。

演奏者が、子供から大人に成長したようなイメージ。

音像は、きりりと引き締まり、バイオリンとピアノの楽器の大きさが出てくる。

楽器から出ている音と、ホールの反射音が区別できるようになる。

当たり前かも知れないが、音質はかなり大きくグレードアップする。

演奏を聴いている感じも表情が細かくなり、細部のディティールが際だってくる。

癖がなく、非常にプロっぽい音。見識のある音。PMCと共通する、モニターの系譜をハッキリと感じさせる音だ。

精緻な聴き応えのある音。

ノラ・ジョーンズ

五嶋みどりと同じように、各楽器の音の分離が際だってくる。一音一音が非常に丁寧に、かつ克明に描写される。

演奏は、スタジオで個別のブースに分かれて録音し、オーバーダビングで作った感じになり、オーバーダビングされたノラの声が完全に分離して聞こえる。この分解能はすごい!

ボーカルだけが主役ではなく、各楽器のパートの音もくっきりとしてくるが、下手な製品のように音がバラバラになることがなく、それらがきちんとまとまって演奏に昇華している。

楽しむというよりは、評価する音という方向になる、こういう音の出方は個人的には、嫌いではないが、疲れる、緊張する、という理由で好まない人もいるだろう。

PMCと非常に多くを共通する音。このDACを使うと、T3GからIB1Sのような音が出てくる。

精緻でクール。音楽を正しく聞き分けられる、正統派のモニターサウンド。

SPL Volume2を間に入れる

再びCDの再生順を逆にして、ノラ・ジョーンズから試聴を開始する。

ノラ・ジョーンズ

音のまとまりが向上する。その方向性は、とてもレベルが高く、単なるボリューム以上の働きを感じるが、解像度はどうしても低下する。とはいえ、先の先鋭な音を聞いていなければ、解像度感が落ちた今の音でも、十分に解像度は高いと感じられるだろう。その上で今鳴っている音の方がまとまりは良い。価格から想像されるよりは、音質の劣化は遙かに軽微。DA10にVolume2を組み合わせた解像度は、PS3001/KAI−SRの内蔵DACをやや上回るが、音質はこちらの方がニュートラルで好ましい。音楽性の向上と音質の劣化は、オーディオではトレードオフの関係になってしまいがちだが、今回のトレードは悪くない。

音のエッジが明らかに柔らかくなるが、色彩感は少し増す。中域に厚みがでて、ノラの声が、テープの音から、肉声に近くなる。

楽器も切れが後退した分、逆に「ため」、「粘り」を感じるようになる。ギターやベースの音色も、角はやや丸くなるが、引き替えに本物らしい生々しさが出てくる。

ベースがうなり、ピアノが輝く。声に色気が出て、ブレス(息使い)も目の前に人間がいる、あたたかな感じがでてくる。音楽−歌としては、この音の方が説得力がある。

DACから直接入力した音では、ボーカルと楽器の両方ともが主役に聞こえ、オーバーダビングというのがハッキリわかったが、Volume2を使うことでオーバーダビングのノラの声も、主役、脇役がハッキリしてくる。生でハーモニーしている感じ。

まとまりがある、癖の少ない音。生演奏として、リラックス&リファレンス的に聞ける。音楽性が向上したという表現がピタリと当てはまる方向の変化・

先ほどの音では、ミキサーとして音を一つづつ聞き、それを評価し、演奏と厳しく対峙する自分がいたが、Volume2を使ってしばらく聴いていると、一人の聴衆として、音楽としてこのソフトを聴いている自分の存在に気付く。

DA10から出る音は、初期にAIRBOWが通過してきた音。明瞭度、解像度、からくる生々しさはすごいが、それ故に何もかもが見えすぎる。あらゆることが白日の下にさらされてしまう。

Volume2を使うと、解像度などが低下するが、いろいろな音が混じって、それが味になっている。煮込みが足りない料理をさらに煮込み、ほどよく煮込まれて味が深くなった料理のような変化といえばわかっていただけるだろうか?DA10そのままの音では、煮込みが浅い。

それぞれ悪くないと思うが、最近の私は、この煮込んだ音でないと、人生を楽しめない気がしている。

五嶋みどり

バイオリン、ピアノ音のエッジが甘くなり、物足りない。先ほど感じた圧倒的なS/N感も消えてしまう。楽器の直接音と間接音の区別も不明瞭になる。音質は、ある意味でハッキリ劣化している。一昔の私なら、これはダメだと切り捨てたかも知れない。しかし、それを音が悪くなっていると一言で片付けて良いのだろうか?今の私はその先を聞くことができるようになってきたと思う。

もし、あなたが観客が入る前のリハーサルに居合わせたことがあればわかるだろうが、空のホールの音に響く楽器の音はすばらしい!音のエッジは恐ろしいほど先鋭で、音色は鮮やか。

しかし、ホールが観客で満ちるとどうだろう?

楽器の音は、もやもやし、濁ってしまう。さらに、観客がたてる衣擦れや、咳払い。S/Nは、オーディオで聴くそれとは比べものにならないくらい低下する。よほど上手いオケでない限り、観客が入るとオケの音も悪くなる。

でも、観客が入ることで雰囲気は?独特の人間くささ、きれいなだけじゃなく、汚れた部分が味となって、出てこないだろうか?

Volume2のまとめ

私は時々、自分が楽器(特にバイオリンのような)を演奏しないこと、生演奏をたびたび聞きに行かないことを幸せに思うときがある。それは、あまりにもいい音を聞いた直後は、どんなにすばらしい音のステレオでさえ、いい音に感じられなくなるからだ。しかし、それから一晩か2〜3日すると、耳がいい音を忘れて、ステレオから流れる音を美音に感じ、十分それに満足できるようになる。

音に対してあまりにも絶対的な感覚を身につけてしまうと、感覚のスケールの調整がきかなくなって、つらい思いをすることがあると私は思う。絶対的な感覚ではなく、相対的な感覚をきちんと身につけることが重要だ。相対的な感覚なら、その時の音に合わせて、オーディオの音に合わせて、自分のスケールを調整できる。調整できるスケールで音楽を聞くことができれば、録音の善し悪しを問題とせず、多くの演奏に感動できる。感動できるソフトが増やせるからだ。この相対的なスケールを使えば、どんなに劣化した音からも「正しい音楽情報」を取り出せる。点と点をを正しく繋げられれば、元の像が正しく導き出せるように!

オーディオシステムにも絶対的なスケールを求めてはいけない。生音と絶対的な比較をして、あら探しをするのは無意味なことだ。生に近い音ばかり追求し続けると、いつかすべて破綻する。それは間違いない。

オーディオセットで音楽を楽しく聞こうとするなら、音の相対的なスケールの正しさに注目すべきだと思う。再生される音の相対的なスケールを正しく保つことが何よりも重要だと思う。色彩感が上がらないのに、解像度感が上がりすぎると、音が硬くなったり、冷たくなったり、分析的になったりする。そんな時は、あえて解像度感を落とした方が、システムの相対スケールは正しい方向に近づくだろう。

この小さなボリュームは、「それ」を意図して作られたのだとすればすばらしい製品だ。そうでなく、偶然にできたとしても、すばらしい製品であることに変わりはない。音を良くしたり、音楽をより際だたせるようなことはないが、少しの音質の劣化と引き替えに、オーディオの嫌な部分(見えすぎる部分)をうまく消して(隠して)くれるからだ。

すべての機器で今回と同じ効果が発揮できるとは限らないが、価格を考えると十分に納得できる性能は持っている。

2 Controlのまとめ

2 Contorlの音質テストは、Volume2と全く異なる条件で2009年に実施しました。直接比較はしていませんが、全般的にVolume-2よりも明瞭度・解像度ともに高い(つまり音が良い)印象でした。音調は、ほとんど同じに統一されています。

フロントパネル左側のプッシュボタンは、左からIN−2系統の入力切り替え(同時入力可能)、モノラルON−OFFスイッチ、DIM(音量を小さくするアッテネーターの役割)ON−OFFスイッチ、SP1〜3(背面のXLR出力の切り替えでスピーカーの切り替えではありません。3系統の同時出力が可能です)となっています。

中央は音量調整のダイヤル。

右側には、ヘッドホン出力のON−OFFプッシュスイッチと、CROSSFEED(ヘッドホンの試聴時に音像をスピーカーのようにセンター定位させるためのつまみ/連続可変)と2系統の標準ジャック/ヘッドホン出力が装備されています。

プリアンプ(ボリュームコントローラー)として使用した場合の音質は、Volume-2とほとんど同じですが、先にも書いたように明瞭度・解像度ともにさらに良好な音質で、ピュアオーディオ・プリアンプでは30万円前後の良くできた製品に相当するほどのい音です。

気になるヘッドホン出力の音質も、癖がなくさっぱりとしたパワフルなもので音楽を楽しく聴けます。しかし、局用のヘッドホンのインピーダンス(600Ω)に合わせられているため家庭用の低インピーダンスヘッドホンを繋いだ場合音量が大きくなりすぎ、またボリュームが段階式(無段階ではなくアッテネーター型)になっているため、急激に音が大きくなりすぎて使えないので注意が必要です。

そんな時にはDIMスイッチを使って音量を下げれば、何とか使えましたがそれでは音質が劣化するので面白くありませんでした。

ヘッドホンをスピーカーのように前方定位させることができるという説明の“CROSSFEED”コントロール(無段可変)を使ってみると、クロストークが増えたように左右の音が混じり、頭の中央に音が寄りますが、明確に音質が劣化するので、個人的には使う気になりませんでした。あくまでもレコーディング・モニター時の専用スイッチと考えた方が良さそうです。

 

「音の差」の感じ方は人それぞれです。私と同じように感じられることもあれば、全く違って感じられることもあるかも知れません。製品のご購入前には、できるだけ「試聴」をされることをお薦めします。

2007年11月、2009年3月 清原 裕介

 

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