雑誌や世間の噂を鵜呑みにして、そんな風に思いこんでいませんか?
それはある意味では正しくて、ある意味では大間違いです。アンプはスピーカーを選び、スピーカーはアンプを選びます。特に真空管アンプは、トランジスターアンプと比べるとスピーカーを選ぶ傾向が強く、ベストマッチの組合せとそうでない組合せでは、天と地ほども音に差が出てしまうのです。
アンプだけではなく、スピーカーもセットで考えてみられませんか?決して後悔はさせません。

今のAIRBOWを作る前に自分が納得できる音を初めて出してくれたアンプは「玲」という6L6のシングルアンプです。このアンプには、すでに10年前に「純度99.9999%の6N銅単線」を配線に使うなど、材料費に糸目を付けず、真空管アンプの最高峰を目差した製品でした。
たった3.5Wのアンプなのに25万円という破格のプライス設定にもかかわらず、20台以上リリースされた「玲」、それは今でも3号館でお聞きいただけます。
売り物になる真空管アンプを自作できる私が選んだ「お薦めの真空管アンプ」がTRIODEの製品。この製品は、価格は二流ですが、音と仕上げは一流です。真空管アンプの初心者から上級者まで、自信を持ってお薦めできます。
さらに、TRIODE社の許可を得てTRV−35SEを大きくブラッシュアップ!別物のように音質を向上し「玲」に勝とも劣らない音質に仕上げたのがAIRBOW TRV−35SE/Dynamite です。このアンプは、価格を抑えるためにTRIODE社に特注品として発注し、TRIODE社自らがAIRBOWの特別仕様として生産しています。
これの素敵なアンプに、小型のボディーから驚くほどクリアで豊かなサウンドを響かせてくれる、侮れない実力派のミニチュアモデル「TANNOY
AUTOGRAPH MINI」と知的で楽しいサウンドが自慢のQUADのダイナミック型のシリーズを組み合わせて、ちょっぴりお買得なセットでお届けします。そして真空管アンプの出力の低さを能率の高さで補い、大音量までも実現できる高能率のホーン型スピーカーの最新&超お薦めモデルのKLIPSCH製品を組み合わせたセットを新たに追加いたしました。
最初はリーズナブルな価格で「真空管の音」を楽しんでいただければと考えて始めた、この「セット特価商品」ですが、従来からデザインに定評があり最近めきめきと音質を上げてきたイタリアの“粋”ユニゾンリサーチの新製品SINFONIAとPRELUDIOを試聴機として購入して聴いていると、CDを演奏しているにもかかわらずレコードを聴いているような雰囲気を出す、その古くて新しい「素晴らしい世界」をどうしても知って欲しくなり二つの高級セットを追加いたしました。
その音質の持ち味が真空管アンプと非常にマッチするであろうと想像できる「T3G」ですが、残念ながら「T3G」の入力インピーダンスは「4Ω」と極端に低く真空管アンプには致命的なのです。しかし、設計の新しいSINFONIAには、真空管アンプとしては非常に珍しい「4Ω出力タップ」が設けられているため、「T3G」の低インピーダンス特性をものともせず、その持ち味である透明度とふくよかな音楽表現を引き出すことが可能となったのです。出力は27Wですが、そのドライブ能力は非常に高く大編成の交響曲でも問題ない音量を実現します。
PRELUDIOには、デザインと音質のマッチングを考えて「TANNOY
AUTOGRAPH MINI」を組み合わせました。小型ながら侮りがたい音楽表現力を持つこのパーソナルなシステムは、室内楽はもちろん、静かなジャズ、アコースティックなロック、ビートルズのようなちょっと古めのPOPSと鳴らす音楽を問いません。さすがに、部屋を揺るがすような大音量は出せませんが、量よりも質の大切さを身にしみて感じられるようになった、大人のオーディオファンが求めるであろうオーディオの知的な一面をギューッと凝縮した数珠玉のようなセットです。