スピーカー
VIENNA ACOUSTICS T3G(Beethove
Concert Grand)
アンプ
AIRBOW PM15S2/Master
PC
GATEWAY 7430JP
DAC
AIRBOW D-07/Ultimate

音質はAIRBOW D-07/Ultimateの電源ケーブルを交換して比較しています。
お客様から「AIRBOWの音決めにはどのような電源ケーブルを使っているか?」という問い合わせを時々受けます。AIRBOWの性能を最大に発揮させるため、開発で使っているに違いない特別によい音の電源ケーブルを知りたくての問い合わせなのだと思います。
しかし、AIRBOWの開発では、低価格製品は「メーカー付属品の電源ケーブル」、高級品でも「AIRBOWの最も廉価な電源ケーブルKDK-OFC」しか使いません。電源を取るコンセントも、3号館で「最も音の悪いコンセント」を使っています。その理由は「標準」もしくは「やや劣悪」な条件で「納得できる音」が出せなければ、お客様の手元で「私が意図する音」がでない可能性が高くなるからです。
もちろん最終的には、高性能な電源ケーブルでも音質をチェックしますが、AIRBOW製品のモットーである「誰がどのように使っても心地よい音」を実現するため、音決めは出来るだけ「普通」の環境で行うというのを原則としています。
最高の良い音を出さずに「音質チェックが出来るのか?」、その疑問はもっともだと思います。しかし、経験を積めば音質とは関わらず、比較テストによって本質的な良い音を明確に探せるようになります。
テスト環境での唯一の例外はスピーカーです。音の出口になるスピーカーは、広帯域で解像度が高く癖の少ない、いわゆる「モニター的な性能」を強く求めています。スピーカーが悪いとさすがに音の判断が甘くならざるを得ないからです。
「スピーカー」を除き、特殊なものは使わずに決める音の方が「本質をよりハッキリと捉えたストレスなく自然に音楽を聴ける音に仕上がる」と最近は思っています。

電源は標準的な音質の電源ディストリビューターから取りました。

コンセントの形状が2Pのため、3Pに変換する目的でAIRBOW
4口電源タップ ABPT-4.18Vを使いました。
AIRBOW ABPT-4.18V
AETの電源ケーブルはすべてプラグが3Pなので、チェックを行う前に2P壁コンセントに直接繋いでいたKDK-OFCを外し、中間にAIRBOW
ABPT-4.18Vを繋ぎました。この電源タップの音が良いことは、開発者である私が一番よく知っているはずですが、壁コンセントにABPT-4.18Vを繋いだことで数割以上音が良くなり、電源タップを使うときと使わないときの音質差が思っていた以上に大きかったことにちょっと驚きました。

音源はノラ・ジョーンズのデビューアルバム“Come
Away With Me”の3曲目を聞き比べました。