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Holo Spring2 Special Level1 AIRBOW Special Enterprise-S DSD1024 PCM1536 アップコンバート 比較 試聴 音質 評価 販売 展示 価格 レビュー 評判

 ミュージックPC Enterprise-S 、 USB-DAC Spring2 Special アップコンバート 音質 比較 評価

  

AIRBOW ミュジックPC最新モデルの「Enterprise-S」は、ハイエンドCPU i9と高速DDR4メモリーによる圧倒的な演算能力とSignalystの高音質アップコンバート対応ソフト「HQ Player 4 Embedded」の組み合わせにより、CDからリッピングした「PCM 44.1KHz/16bit」のデーターをリアルタイムで最大「DSD 45.15MHz(×1024)」、「PCM 1,536KHz/32bit」にまでアップコンバートが可能な高機能・高音質「デジタルトランスポーター」です。

アップコンバート(アップサンプリング)をデジタルの高音質化に取り入れた製品は、WADIAです。WADIAは、世界に先駆けて「64倍アップコンバート」を実現しハイエンドDACの頂点として君臨しました。

投機目的で会社が売却されたことなどが理由となり、WADIAは僅かな期間で消え去って行きましたが、WADIAと同様のアップコンバート機能をチップ内部に納めた「DACチップ」が普及したことで、市販されているCDプレーヤーやDACの多くは、入力されるデジタル信号を「8倍程度(384KHz)」までアップコンバートして再生できるようになりました。一部の製品では、PCMをリアルタイムでDSDに変換して再生することも可能となっています。

このような先進の「デジタル機能」を備える代表格が、TEAC/Esoteric/Grandiosoです。Esoteric/Grandiosoから発売されている、世界最高峰のデジタルプレーヤー「Grandioso P-1X(350万円)」は、ペアとなるDAC「Grandioso D-1X(350万円)」と組み合わせれば、CDは「DSD 22.57MHz(×512)」にアップコンバートされながら再生され、DSD 2.8MHzで記録されているSACDを超えるほどの高音質で再生されます。

では、何故CDの再生に「アップコンバート」が必要とされるのでしょう?

ご存じのようにCDのフォーマットは「PCM 44.1KHz/16bit」です。これは、電圧方向に16bit(64400段階)、時間軸方向に44.1KHz(44100回)/秒」のマス目(分解能)の「方眼紙」に「音楽信号」を重ねて、最も近い「点」として「アナログ信号をデジタル化する方式」です。この変換では、本来滑らかな曲線だった信号が「角張った直線の集合」に置き換えられています。

オーディオが求める「完全なD/A変換」とは、この点の集合体を「元あった滑らかな曲線」に戻す作業です。

デジタル領域でオーバーサンプリングを行わず(NOS/Non Over Sampling)、アナログ回路のみでこの作業を行う場合は、アナログ回路で構成される「ハイカット(ローパスフィルター)」を使ってDACから出力される信号の角を丸めます。しかし、この方法では「サンプリング周波数の上限で決まる」以上の高い周波数は、復元されません(CDの場合20KHz以上)。

ところが「元の信号(音楽信号)」には、切り捨てられた「20KHzを超える高い周波数」も含まれているのです。

そこで考え出されたのが数学的に「失われた高周波(20KHz以上の音楽信号)」を復元する方法です。

この理論を文章で説明するのは難解なので、まず「実際例」を上げたいと思います。

最近、HDリマスターという言葉をお聞きになったことはありませんか?

解像度の低い画像をコンピューターで処理して、昔の映画やテレビ番組を最新のハイビジョン画質「2K(4K)」にコンバートし、素晴らしい画質に復元する方法です。私の大好きな「宇宙大作戦(初代 Star Trek)」のHDリマスターバージョンの画質は素晴らしく、本当に最近撮影したかのような高画質にコンバートされています。

最新HDリマスターの高画質は、信号を処理するPC(ハードウェア)の高速化(高性能化)により実現しています。デジタル技術の進歩が不可能だった複雑な演算を可能とし、「失われた信号をまるで本物のように再現」することができるようになったのです。

実は、この映像のコンバート技術と音声のアップコンバート技術は「失われた信号を数式的に復元する(復元するアルゴリズムを使う)」と言う意味でかなり近いのです。

Grandioso P-1XやD-1Xは、処理能力の高いチップを搭載することで、一般的なCDプレーヤーを超える複雑な演算と良好なアンプサンプリングを可能とし、CDから下手なSACDプレーヤーで再生するSACDやハイレゾファイルを超える音質を実現しました。

AIRBOW ミュージックPCは、Grandioso P-1X/D-1Xが搭載するチップという限られた演算装置ではなく、それを遙かに超える「演算速度(システムの演算速度は100倍を大きく超えます)」を実現するハードウェア(CPUとメモリー)と、すぐれたソフトウェア(Windowsの100倍の速度を持つ音楽専用OS iCAT/MsHDとSignalyst HQ Playerを組み合わせています)を組み合わせることで、Grandioso P-1X/D-1Xを陵駕する「アップコンバート倍率と品質」を実現しました。もちろん、オーディオ機器の音質は「理論的なデジタル処理能力の違いだけ」では決まりませんし、良好な音質を得るためには、良質なDACも必要ですから、P-1X/D-1Xよりも確実に良い音質がAIRBOW Enterprise-Sで実現するとまでは断言しません。

AIRBOW ミュージックPCとは「従来のCDトランスポーター」に置き換わる、「デジタル(PC)トランスポーター」だとお考え下さい。CD(ディスク)からデジタル信号を読み取ってDACに出力する従来のトランスポーターが、HDDやSSD、あるいはネットワークストリーミングを通じて読み込んだ「CD相当の信号」を「SACDを超える音質にアップコンバートして出力」する「トランスポーター」に変わる。それが、AIRBOWミュージックPCです。

では、次にペアとなるDAC「AIRBOW Spring 2 Special」を説明しましょう。

AIRBOW Spring2 Specialのベースモデル、「HOLO Spring 2(Level-1)」には、今も名器と語り継がれる「Philips初期のCDプレーヤー(DAC)」に搭載され、その音作りの「核」となったDACチップ「TDA1541」と同じ方式の「抵抗ラダー型DAC」が搭載されています。この「抵抗ラダー型DAC」とは、デジタル信号に対応する「重み(抵抗値)」を持つ抵抗をデジタル信号が表せる音量の数だけ(16bitの場合は65,536ステップ)用意し、それらを入力値に合わせて瞬時に切り替えることで、デジタル信号をアナログ(電流出力)に変換します。デジタル信号の入力から変換までに、現在主流のΔΣ型DACのようなデジタル信号の再演算が行われないため、高速で変換精度に優れています。

それが使われなくなった理由は、理想的な変換精度の実現のために65,536ステップの抵抗のすべてを完全に整合させることは、生産工程(物理)的に不可能だからです。この問題は現在も変わっていませんが、HOLO社は「抵抗の誤差を解決する」ために、あらかじめ各抵抗の誤差を測定し変換時にそれをデジタルで逆補正し、物理的な変換誤差をゼロに近づけられる「新世代の完全ディスクリート抵抗ネットワーク(R2R)方式DACモジュール(特許技術)」を開発し、この問題を解決しました。

また、チップという限られた空間を使うのではなく、8cm角の基板に大型の抵抗を組み込むことで、ハイエンドDACの主流となってきた「ディスクリートDAC」を超える「大電力出力」をも可能としています。

高速でシンプルな動作を行える「R2R・DACモジュール」を生かすために、Spring2には入力された信号を再演算しないで変換するモード「NOS(Non Over Sampling)」が搭載されています。このモードでは、入力されたPCMデジタル信号は加工されることなく、瞬時にアナログ信号に変換され「デジタル信号の純度(音質)」が損なわれることがありません。

AIRBOW カスタムモデルのSpring2 Specialは、HOLO Spring2(Level1)をベースとして、主に電源回路と信号回路にAIRBOW独自のチューニングを施しその音質を大幅に向上させたモデルですが、今回はこの「AIRBOW Spring2 Special」と「Enterprise-S」を組み合わせて、CDから取り込んだ信号を様々なフォーマットにアップコンバートして、音質がどのように変化するのかを聞き比べました。

AIRBOW Enterprise-S 販売価格 750,000円(税別)〜 (ホームページへのリンク

※専用のドライバーを使用するUSB-DACは接続できないことがあります。詳しくは、逸品館までお尋ね下さい。

AIRBOW Spring2 Special 販売価格 450,000円(税別) (ホームページへのリンク

※最大倍率のDSD×1024、PCM×32での再生には、専用のデバイス・ドライバーと対応する再生ソフトが必要です。Windows10用のドライバーは附属しますが、DSD×1024非対応のAIRBOW ミュージックPCやMac OSでは、DSDは最大24.576MHz(×512)、PCMは最大768KHz(×16)までの再生となります。

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モニタースピーカーには、Focal Spectral 40thにAIRBOW CLT-5を組み合わせて使いました。

 AIRBOW CLT-5 販売価格 175,000円(ペア・税別)〜現金で購入)・(カードで購入

 Focal Spectral 40th

YouTube音質比較

聞き比べたアップコンバート

AIRBOW Spring2 Specialを「NOS モード」に設定し、DAC側での不必要なデジタル信号の再演算を抑え、次の6通りの「アップコンバート」を聞き比べました。「Midnight Sun」と「Bad Guy」はCDからリッピングした「PCM 44.1KHz/16bit」のWAVファイル、「キスして抱きしめて」は、ダウンロードした「PCM 44.1KHz/24bit」のflacファイルです。

聞き比べたのは、PCM「44.1(1倍)、705.6KHz(16倍)、1411.2KHz(32倍)」、DSD「22.5792MHz(×512倍)、45.1584MHz(×1024倍)の5種類と、HQ Player Proを使って「DSD 45.1584KHz(×1024)へアップコンバート済みファイル」の再生です。

HQ Player 4 Embeddedの設定

44.1KHz/24bitへのアップコンバートのみ、フィルター(none)もディザ(none)も使用せず、他はすべて(HQ Player Proによるアップコンバートも同じ設定を使用)フィルタ−「minring FIR-mp」、ディザ「NS1」を選びました。DSDモデュレーターは「DSD5」に設定しています。

 

 オーバーサンプリングなしでビットだけを16bitから24bitにアップコンバートして試聴。

子音や様々な音の細部が粗く、いかにも初期のデジタル録音という雰囲気ですが、低音がよく出て音(の線)が太く、初期のCDを彷彿とさせる懐かしい音質です。
ボーカルに滑らかさは感じられませんが、一つ一つの粒子が大きく、音の角がしっかりと立ち、さっぱりとした自然な雰囲気は、素性のよいMMカートリッジでレコードを聴いているように感じられ、これはこれでなかなか味わい深いものがあります。
真空管アンプなどをお使いで、すこし音の角を立てたいとお考えの時に、マッチしそうな音質です。

やや濁った音ですが、独特なパワー感があります。
音は前に出てきますが、前後方向の深みはそれほどありません。低音はやや膨らみ気味で、分離も悪く、それぞれの音の音色もくすんでいます。最新録音の良さが発揮されていない感じです。
もう少し音質(品位)を上げないとこの曲の良さは引き出せないと思いました。

音もそこそこ細やかで、低級な音という感じではありませんが、最新のデジタルはもっと細やかで、少なくともハイレゾ(24bit)の良さが出ているとは言えません。

ギターの音が粗く、金気が強い感じです。ボーカルは妙にリアルですが、やはり音は粗いです。
帯域はそれほど狭くはありません。音と音の隙間は少し広い感じです。
初期の高価なデジタルプレーヤー(DAC)で聞いている感じです。
「44.1KHz/24bit」試聴後感想
最新のデジタルが醸し出す滑らかさや、緻密なイメージとは無縁の荒削りな音ですが、音の粗さが演出するパワー感などに独特な魅力が感じられます。たとえるなら、初期の高級デジタル機器の音質でしょうか。
最新録音や優秀録音には、マッチしそうにありませんが、躍動感を求めるJAZZや、引っかかり感が心地よいバイオリンやチェロなどの弦楽器の再生には向いているかもしれません。

※44.1KHz/24bitの音質が「粗い」原因は、Spring2 SpecialをNOSモードにセットしているためです。入力されたデジタル信号をアップコンバートする「他のモード」をお使いいただければ、滑らかで透明感の高い音質になります。アップコンバートを行わないUSB入力や、同軸/光デジタル入力時はNOSモード以外をお使い下さい。

 16倍オーバーサンプリング 705.6KHz、24bitにアップコンバートして試聴。

ピアノのタッチがまろやかになり、音の分離が向上します。ボーカルも滑らかになり、湿り気が出てきました。
44.1KHz/24bitだとCDにすら匹敵しないように感じた音質でしたが、705.6KHzへのアップコンバートでそれがハイレゾやSACDにまで一気にアップグレードされたように感じます。
トランペットとサックスの密度が大きく向上しとてもリアルです。またサックスから出る音と、壁や天井からの反射音が分離して聞き取れるようになりました。ウッドベースは、分離が向上し密度も高まっています。

ボーカルや伴奏それぞれの音がきちんと分離して、色彩の変化も濃くなりました。
音の広がりやそれぞれの音源の定位感(分離感)も大きく向上し、いい感じでこの曲を聴くことができます。

低音の膨らみが解消、ダンピングが向上して低音がピタリと止まるようになりました。シンセサイザーの音質も細やかで、響きが濁らずに長く聞き取れるようになりました。細やかな音の変化もよく出ています。
声の質感も向上しています。ボーカルは伴奏ときれいに分離して、コーラスの分離も見違えるようです。

あらゆる音の分離が向上し、前後左右方向への広がりも向上、ソースの録音がよくなったように感じられました。

ギターの密度感が向上し、細やかな響きの変化が再現されるようになりました。ギターという楽器が存在するイメージ(定位感)やギタリストの指先の動きが見えてきました。ボーカルも密度が向上しデリケートな変化がはっきりと再現されるようになっています。MISIAの口元の動き、息を吸い込む胸の動きまでが見えるようです。
伴奏ボーカルの分離感や変化の大きさも向上、伴奏と共にエコーの反射やその音が消え入るところまでがはっきりと聞き取れるようになりました。「間」も上手く引き出されて、演奏が丁寧に聞こえるようになり、情緒がしっとりと深くなりました。
情報量の違いは、最後の拍手の「人数」を比べれば判別できます。

「705.6KHz/24bit」アップコンバート試聴後感想

アップコンバートを行うことできめ細やかさが向上し、音のエッジが滑らかになり密度感も向上しました。
分離感や広がり感、透明感も向上し、隙間だらけだった「音と音の間」が響きで埋められています。
デジタルの「硬さ」が緩和され、滑らかなアナログの音質にぐっと近づいた感じです。

 32倍オーバーサンプリング 1411.2KHz、24bitにアップコンバートして試聴。

44.1KHzから705.6KHzへのアップコンバートほど大きな変化はありませんが、一段と音が細やかになったように感じられます。
ミュート・トランペットの独特な「か細い音」、サックスの木質的な柔らかさ、ボーカルの女性らしい肉好きの良さなど、すべての方向に音質がさらに少しずつ向上しているように感じます。なによりも曲の温度感が向上し、アナログ的な暖かさが出てきたことが嬉しい変化です。カートリッジのグレードをひとつ上げたようなイメージの変化です。

この曲では、違いがよりはっきりと分かります。16倍と32倍の差は、それほど大きくないと侮っていましたが間違いでした。
低音のパワー感とベース音の変化の大きさ、シンセサイザーの伴奏、パーカッションの分離感とアタックの鋭さが向上しています。
低音の量感やパワー感、広がり感も大きく向上し、体を包み込むサラウンドのような音場が出現します。
細やかでシームレスな音の粒子に中にリスナーが漂っているような、圧倒的なサウンドクォリティーです。

ギターの質感が向上。ボーカルは丁寧になり、唇のぬれているイメージまではっきりと伝わり、声が消えていく部分のコントロールまで見えるように再現されます。
この曲では、他の曲でも感じた「温度感の向上(音が暖かくて濃く感じる)」が、録音だけではなく演奏そのものの質感を大きく向上させています。求心力が変わってきました。

デジタル=点の連続ではなく、アナログと同等の「曲線=滑らかさ」が実現しています。もちろんレコードの音はもっと響きが多く「イコール」ではありませんが、デジタルにはレコードを超える高い透明感や、音が重なった部分の綺麗な分離感、スクラッチノイズがないなどアナログには望めない長所を備えていますから、同列に評価してもよい音質だと思います。

「1411.2KHz/24bit」アップコンバート試聴後感想
CPUへの負荷を考えて、今まではアップコンバートを705.6KHzに押さえていましたが、1411.2KHzへのアップコンバートで音質はさらに向上しました。このモデルなら、CPUの発熱も小さく「最大アップコンバート1411.2KHz」で使い続けてもまったく問題はなさそうです。

 512倍オーバーサンプリング 22.5792MHz/DSDにアップコンバートして試聴。

MMカートリッジをMCカートリッジに変えたように、音が細やかになっているのは感じられます。しかし、音のエッジが太くなり分離感が後退しエネルギー感も少し小さくなったようです。

メリハリの強いPCMでのアップコンバートがこの曲やPCMでストレートに動作するSpring2 Specialの特徴が、この曲にはマッチしていると思いますが、聞こえる音のどちらがアナログに近いと聞かれれば、DSDへのアップコンバートでしょう。出てくる音が、よりスムースな曲線に感じられるからです。

すこし濁りが増えて、解像度も低下しましたが、滑らかで暖かく、聞き疲れしない音質です。

PCMに比べて音が濁ってきました。低音も広がり、ダンピングも低下しています。パーカッションは、音の角(アタック)が若干丸くなりました。高音が抜けきらない感じです。
システムとのマッチングや、好みの違いはあると思いますが、音質はPCMが良いと思います。

PCMで感じらた過剰な透明感や分離感が和らいで、適度な濁りや暖かさに生演奏を聴いているような暖かい雰囲気が醸し出されてきました。ボーカルが中心となるこの曲では、PCMへのアップコンバートとは少し違う雰囲気の良さが感じられます。
そもそもライブはそれほど高音質ではないことが多いので、より生々しく自然に「聞き惚れていられる」のは、DSDへのアップコンバートのようです。
MISHAがより身近に感じられました。
「DSD 22.5792MHz(×512)」アップコンバート試聴後感想

演算が複雑になるDSDへのアップコンバートでは、発熱がPCM 1411.2KHz(×32倍)よりもかなり多いですが、この程度の発熱ならまだまだ問題なく使えるでしょう。
そもそも「マルチビット=PCM」に最適な「ラダー型DAC」を採用するSpring2は、DSDよりもPCMの方が、音の濁りが少なくマッチングに優れているように感じられます。

TEAC/Esoteric/Grandioso製品でもPCMへのアップコンバートが好印象ですが、marantzやTADの製品では、DSDへのアップコンバートがより高音質です。このようにPCMかDSDへのアップコンバートの「どちらがよいか?」は、DACとの相性に大きく影響されます。

少なくとも音質(音調)は、PCMとDSDで明らかに異なるので、ソースやシステムとの相性で判断したり、状況(音源)によって切り替えて楽しむのが良いと思いました。

 1024倍オーバーサンプリング 45.1584MHz/DSDにアップコンバートして試聴。

DSD×512に比べて、きめ細やかさが向上し、高域の抜けも良くなり、ボーカルは滑らかさを増し、伴奏との分離も良くなりました。情報量(音の数)が一段と増え、又一歩アナログの音に近づいたようです。少なくとも、従来のデジタルの音とは「趣の違い」がはっきり感じられると思います。

低音の量感が全然違っています。厚みもすごくあります。
けれど、PCMと比べるとやはり音が少し混じって濁っていますし、パーカッションの切れ味もいまひとつです。
音の濃さや、体を包み込むような濃密なサラウンド感ではPCMに勝り、アナログ的な味わいはとても強いですが、メリハリが欲しいこの曲はPCMで聞いた方が良いと思いました。

ギターの音が一段と柔らかく太くなりました。ボーカルとギターの分離感も向上しています。
しかし、透明感が向上しすぎたためか、この曲ではDSD512の混ざった感じ、濁った感じも悪くなかったと思います。
また、PCMと比べると、どうしても高域の抜けの悪さが気になってしまいます。
「DSD 45.1584MHz」アップコンバート試聴後感想

AIRBOW Spring2 Specialとの組み合わせでは発熱も少なく、音質にも優れるPCMへのアップコンバートがおすすめです。

電源の発熱はさほど大きくありませんが、DSD 45.1584MHz(×1024)へのリアルタイム・アップコンバート再生は、CPUの発熱が非常に多く、長時間の試聴はおすすめできません。どうしてもと言うのであれば、本体に冷却ファンを追加するなどハードウェアの改造が必要になるでしょう。

PCM 44.1KHzを「HQ Player PRO」でDSD ×1024に変換して(フィルターなどの設定はリアルタイムと同一)書き出したファイルを試聴。

音の細やかさや密度が大きく向上しています。ミュート・トランペットの金気たっぷりの切ない響きも、サックスの甘い音も、ウッドベースの太さも様変わりし、それぞれの音がリアルな実在感を伴って再生されます。
アンプやスピーカーの個性もあるので「完全に生演奏のよう」とは言えませんし、また「レコードを聴いている」のとも違っていますが、素晴らしい音質に変化していることは紛れもない事実です。

例えば、ボーカルは魅力的かと問われるとそれは少し違っています。アンベールされた「素顔」を見ているような感じがするからです。やはり、多少の「化粧」はあったほうが、ボーカルとしての魅力は増すでしょう。
そういう意味でこの音は、すばらしい「素材」だと思います。この良質な素材(材料)をどのように料理して、その味わいを深めるのかはこれからの課題です。

低音の量感とパンチ力が大幅に向上し、スピーカーが二回りも大きくなったように感じられます。もちろん、音はとても細かく(情報量が多く)、全く違うディスクを聞いているようにさえ感じられます。少なくとも、CDやSACDの音の限界は超えているでしょう。

ボーカルもとても細やかになり、滑らかになって打ち込みの音が、まるで「肉声」のように感じられます。音の広がりもすさまじく、圧倒的な情報量も相まって、大きなヘッドホンの中に入って音楽を聴いているような感覚です。

押し寄せる音に体ごと飲み込まれてしまいました。

ギターの太さと密度が違います。ボーカルは、ギターと完全に分離して聞こえます。
マイクがとらえて音をそのまま再生しているイメージで、音楽鑑賞には少し「音源に近すぎる」感じがあります。また、何が原因か分かりませんが、余韻の静けさが再現されません。音は素晴らしく細かいのですが、一番細かく聞こえるところがもやに隠れているような感じです。

「DSD 45.1584MHz」アップコンバーツ済みファイル試聴後感想

今回の再生機器とセッティング環境では、透明感と静寂感が若干不足気味に感じられました。音がよくなりすぎて、見えてはいけないところまで、見えすぎた結果かも知れません。

とにかく、今までにこれほどすごい情報量の音は聞いたことがないので、それをどう「料理」するか?その良さをさらに引き出すためには、どうすればよいのか?課題として残されたように思います。

アップコンバート再生・試聴後感想

CDから取り込んだファイルを「リアルタイム・アップコンバート出力」することで、CDから取り込んだ音源を「ハイレゾ級」の音質で再生出来ることが確認できました。また、過去のテストとは違って、DAC側で再演算を行わない「AIRBOW Spring2 Special」との組み合わせでは、ミュージックPCの高音質アップコンバートの良さがストレートに反映され、アップコンバートの倍率は高めれば高めるほど音質が向上しました。

※一般的に販売されているDAC(USB-DAC)では入力されたデジタル信号が内部で再演算されるため、アップコンバートによる音質改善は確実ですが、アップコンバートの倍率や変換するフォーマット(PCM or DSD)での音質変化(音質改善)は、今回試聴したSpring2 Specialと同じにはならないことがあります。

ただし、DSDへのアップコンバートは、演算が非常に複雑です。i9を搭載するEnterprise-Sでは、すべてのコアをフル活用することで「音切れのないリアルタイムアップコンバート」が可能ですが、10分を超える連続再生ではCPUがヒートシンクの限界まで加熱するので、「ファンレス」での使用は、「DSD×512」が限界でした。

※PCMでのアップコンバートは、演算が軽いので最大倍率の「×32」でお使いいただいても、何ら問題ありません。

今回試聴した中で音質が圧倒的だったのは、「DSD ×1024 アップコンバート済みファイル」の再生でした。SACDを2K映像にたとえるなら、その音質は8Kに匹敵するかもしれません。またこの時、ミュージックPCはほとんど演算(変換)を行わず、発熱もほとんどありません。アップコンバート済みファイルのならi5程度のCPUでも音切れや音質劣化のない再生が可能ですし、アップコンバートから解放されたCPUが「再生に特化して動く」ので、質にも大きなメリットが発揮されます。

しかし、事前のファイルコンバートに必要な「HQ Player Pro」は、48.9万円と驚くほど高価で、コンバート後のファイルの大きさも、それを収納するためのストレージの容量も桁違いに大きくなります。さらにここまで再生される音の情報量が増える(音が細かくなる)と、想定していなかった様々な問題が現れてくることも事実です。

話は変わります。最近、私がハイエンド・ミュージックPCにばかり傾倒してるという指摘を「掲示板」に頂戴しました。

そこまで高価で複雑なシステムでなければ、音楽を楽しめないというのか?というご質問です。

しかし、私はここ10年近く、一貫して「音質」と「音楽性」には、関連がないと主張しています。

良い機会なので、それをすこし説明ておこうと思います。

私は、高校生の頃から写真撮影(主にポートレート)を趣味としてきました。中古カメラ販売のアルバイトをしていたので、いろいろなカメラを試せたので、ハッセルブラッドなどの超高画質カメラ使ったことがあります。

ポートレートの撮影で重要なのは「背景」です。35mm換算で105mm程度の中望遠レンズを使い、背景をぼかして「人物」が浮かび上がるようにしなければなりません。また、いくらぼやけていても「映り込む背景」は、人物を引き立てる色や形でなければなりません。風景の撮影でも「無駄な映り込み」が大切です。目の前にある枝や、草をわざと写すことで「遠近感」を醸し出すことが出来ます。つまり、「撮影」とは「意図した取捨選択」の結果なのです。

ですから、素人が「ポートレート」の撮影にどんなに素晴らしいカメラを使って「明瞭に人物を撮影した」としても、巨匠が一本の鉛筆で描いた「似顔絵」の「味わい」を超えることはできません。

オーディオでの「音楽再生(音楽再演奏)」もこれとまったく同じことが言えます。今回テストした、DSD ×1024ファイルの再生品質は、過去聞いたことがないほどでした。しかし「それ」を聞いている間は、情報としての音に集中しすぎて「音楽的な快感」はほとんど得られていません。

映画にたとえるなら「最新の最高画質の映画」の「味わい」が、モノクロ映画の名作に及ばないのと同じです。

では、そういう高音質は「不要」なのでしょうか?

スポーツカーの世界を見て下さい。

最近のスポーツカーは、500馬力を超え700馬力に達します。

こんな途方もない出力を素人が公道で制御できるはずもなく、最新のスポーツカー(大出力車)は、それを「コンピューターで絞る」ことによって、安全に運転できるように躾けられています。燃費も悪くなるし、価格も高くなるし「移動」や「運転の楽しみ」を考えれば、まったくナンセンスなお話です。けれど、人間にとって「純粋に高性能な装置」への興味は尽きることがありません。

すでにお分かりいただけたと思いますが、「高音質の追求」と「より高い芸術性(音楽性)の追求」は、まったく方向の違う趣向なのです。この部分を混同すると、迷路から抜け出せなくなります。難しいとは思いますが、音質と音楽性は切り離して考えることが大切です。

また、今回のような「超高音質オーディオ」での再生が想定されていない音源(ソフト)がほとんどなため、装置を高音質にすればするほど「嫌な音になってしまうソフト」が増えるという問題もあります。

DSD ×1024アップコンバート済みファイルの再生は、「今までになかった高性能のスポーツカー」に例えられます。出てくる音はまだ「素材」の段階ですから、そこからより良い「音楽再生(演奏)」を引き出すには、もう一ひねり必要かもしれません。

今回はテストしていませんが、MANLEYの真空管プリアンプ「Neo Classic 300B」を使えば、完璧な音質が実現するようにも思います。究極のデジタルと、究極のアナログの組み合わせです。

Spring2 Specialの試聴後に、Enterprise SとAIRBOW SA10 Ultimate(USB-DACモード)を組み合わせて、SA10 Ultimateへのアップサンプリングでは最も好ましい音質の「DSD 11.2896MHz(×256)」へのアップサンプリングで同じ曲を聴き直してみました。高域の色彩感や空気感などは、さすがAIRBOWのフラッグシップモデルだけあってSpring2 Specialよりも多彩な表現力を発揮しました。けれど、中低域(特に低域)の量感と押し出し感、全帯域での密度感は、Spring2 Special+DSD ×1024変換済みファイルが圧倒しました。逆にSpring2 Special+DSD ×1024変換済みファイルの音を先に聞いてから、SA10 Ultimate+DSD ×256アップサンプリングの音を聞くと、密度がかなり低く感じられました。もちろん、音楽性とは直結しませんが、DSD ×1024変換済みファイルの再生は、従来私たちが知っていた高音質よりも明かな、高密度音質が実現することは間違いなさそうです。

最後になりますが、よりよい音を追求する方法は一つではありません。

「高音質」という道具だけに頼らなくても、腕(使いこなしのテクニック)を磨けば、簡易な道具でも十分な「感動」が引き出せます。MISIAさんの「キスして抱きしめて」を同じスピーカーで聴いたとき、AIRBOW UD-505 Special、CG-10M Specialの組み合わせの方がより感動的な音だったと思います。Spring2 Special単体とUD-505 SpecialとCG-10M Specialを合わせた価格は、だいたい同じくらいです。

実質的な良い音をお選びになるか?

現時点で最高の音質を選ばれるか?

それは、あなた次第です(資金とスペースが許せば両方手に入れることも出来ますが)。

専門店として、お客様の選択肢は「広ければ広い方ほどよい」と考え、様々な市販品をテストして情報をご提供すると共に、AIRBOWFunSoundsというオリジナル製品を製作し、あなたの「オーディオライフ」の可能性を広げる努力をしています。

どうしても、決めかねるときは、私たちにお気軽にご相談下さい。

2020年4月 逸品館代表 清原 裕介

 

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