HT−1100J / HT−1000J / XV−Z200 各画像比較

使用機材
DVD    marantz DV8400(S接続)
スクリーン OS ピュアマット2 ワイド90型

画像設定一覧(3機種ともランプモードはエコモードに設定しています)
画質調整は、MEDIXのDVDチェックディスクを使用しました。
今回なぜか
HT1100Jをチェックディスクで合わせると色相(色合い)のバランスがグリーン側に大きく傾きかなり不自然になるため色相は見た目の補正を加えました。
↑メディックスに色々調整方法等を確認、実行してみましたがやはり上記と同じ色合いになりました。メディックスに問い合わせると、一般のテレビの一部には業務基準に満たないものがありどうしても合わないものがあるので、ある程度妥協した所で合わしてくださいとの回答でした。

HT1100J

HT1000J

XV-Z200

(以下の比較画像は全て同じ順に並べています)

明るさ-6
コントラスト36
カラー72
色相35
シャープネス10
ノイズリダクションOFF
詳細設定 デフォルト

明るさ-3
コントラスト33
カラー55
色相42
シャープネス15

コントラスト0
明るさ0
色の濃さ6
色合い1
画質・赤・青各0
色温度7500k
ガンマ標準

カラーバーによる比較

同一モデルのマイナーチェンジなので色合いの傾向はほぼ同じです。
HT-1000Jに比べ「緑を中心とした色再現性を向上させた」とされるHT-1100Jでは、黄緑と紫・赤と青色の境目が
HT-1000Jよりスムースにつながっています。
XV-Z200より輝度が高いためか水色が明るく再現されます。
黄色のバーが黄緑色になっています。
黄緑と紫・赤と青色の境目の疑似輪郭は左の
NECよりやや強めです。

グレイスケールによる比較

HT-1100Jがグレイバーに余計な色が乗らず「正確な白」を再現します。
階調の表現は、3台の中で最も癖がなくそれぞれのスケールの再現性もハッキリしており、良好です。

モノスコパターンによる比較

今回中央部アップの画像が用意出来ませんでしたが、DVDワイド画面(848×480ピクセル)に対して充分余裕のあるパネル(1024×768 / 1024×576ドット)が搭載されているため、粒状感が目立ったり、画像のフォーカス感が甘く見える事はありませんでした。

DVDソフトの実写による比較

桜の画像

HT-1100Jは、花びらがやや淡いピンクに発色し、輪郭は線の細いスッキリした画像です。3機種の中では最も立体感に富んでいます。
HT-1000Jは、花びらに赤みが増し、輪郭の線がやや太くふくよかな画像です。
XV-Z200は、XV-Z90の原色が鮮やかなTV的で派手な絵作りから、落ち着いたシアタートーンに変化しています。

DTSデモディスク・メニュー画面(NECは各アイリス80%)

この比較画像では分かりにくいかもしれませんが、コントラスト比の高いHT-1100Jは白い文字の抜けが良く、文字が浮き出るように最もクッキリと再現されます。
一般的に、スペック上のコントラスト比が低くなるほど、ハッキリ感が無くなりソフトタッチな画像になります。

暗いシーンの画像(NECは各アイリス80%)

HT-1100JとHT-1000Jを比較しないと気づきませんが、人物後ろのブルーの画像が少しグリーン気味になっているのがわかります。
HT-1100Jでは、「HT-1000であった緑色にシフトする傾向」が改善されたことが分かります。(買い換えるほど大きな差ではありません)

人と緑のシーン(NECは各アイリス80%)

HT-1000Jが明かる目で色濃く再現。HT-1100Jはややおとなしく黒色が締まった感じになります。
大きな違いはありませんが、人物の衣服の色再現性などにHT-1100JとHT-1000Jの差が感じられます。

XV-Z200
の色乗りは控えめで落ち着いた傾向になります。

GCとアニメのシーン(NECは各アイリス80%)

GCやアニメ等は「スペック上のコントラスト比が高く」・「輝度も十分に高い」HT-1100Jが、ハッキリした抜けのよいリアルな画像で再現します。

ファンノイズ比較

HT-1100J HT-1000J XV-Z200
ノーマルモード ノーマルモード ノーマルモード
エコモード エコモード エコモード

まとめ

HT-1100J

第一印象はとにかく明るいの一言です。HT-1000Jでも十分クッキリしていたのですが、さらにクリアな画質に進化しています。

HT-1000Jのややグリーンに偏りがちな色合が改善され、バランスの良いすっきりした絵作りに進化しています。

HT-1100J(HT-1000J)でNECが目差している画質は「TVと違和感のない高画質」。
画像の質感は、PLUS-VISION“PIANO/HE3200/HE3100”が目差したフィルムの持ち味である「しっとり感」を重視したものとは傾向が異なり、最近のデジタル編集で作られた映画のような、黒色がしっかりと締まるコントラストのハッキリした「クッキリ感」の強いものです。

色乗りはたっぷりと豊かで、引き締まったコントラストと相まって「色の濃い」画像を再現します。

画像調整機能が非常に充実しているので、マニアライクな使い方にも問題なく対応します。

今回の比較テストには掲載していませんが、HT-1000Jから飛躍的に向上したのがハイビジョン画像です。
ハイビジョン対応の
HD2+パネルを搭載した機器と見間違える程のシャープな映像は、DVD映画がメインでハイビジョンもたまに見たいと言う方や、何でも見られ画質調整を駆使して使いこなしたい方にもお薦めです。

DVI-DHTPC)入力時も画像調整が出来、デジタル接続の最高画質に挑戦してみたい方にも使って頂きたいモデルです。

 HT-1000J

発売以来、上位機種のmarantz VP12S3に匹敵するほどの高画質で大人気だったHT-1000JがHT-1100Jの発売により価格が下がり、お求めやすくなりました。(15万円程度値下がりし、発売時の2/3程度で購入可能です)

クリアでコントラストがしっかりした、ハッキリと色合いの濃い画質で映画を見ていると、まるでその場にいるような気分になってしまうほどです。

HT-1100Jと比べると「色合いの正確さ」・「メニュー画面の詳細設定の深さ」などでは譲りますが、普通に映画を見るならこちらで十分です。
逆に「細かな設定がない」分、使いやすいと言えるでしょう。

XV-Z200

今回の比較では定価の価格差が出てしまい不利な展開となってしまいました。

前モデルXV-Z90TV調な派手目な画像から、フイルム調の落ち着いた色調に変わっています。

DLPズーム搭載プロジェクターとしては焦点距離が短い(100インチで最短2.6m)、上下レンズシフトで設置が容易で狭い部屋でもつかいやすい、などの家電メーカーらしい「使い勝手の良さ」が特徴です。

2004.3.6

 

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