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kripton クリプトン ab-1000 ab-2000 ab-3000 ab-5000 ab1000 ab2000 ab3000 ab5000

KRIPTON AB2000

オーディオ・ボード

クリプトン(KRIPTON)から、好評発売中のオーディオボード「AB3000/AB5000」の末っ子「AB2000」が発売されました。
表面の仕上げは天然木(ウレタン塗装)。

質感が高く高級感があります。

写真の仕上げは「マホガニー」
他に薄い木目の「チーク」と精悍な「ブラック」があります。

メーカーWEBへのリンク

メーカー標準価格 ¥24,000(税別)

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裏側:表面とは異なる材質(MDF)です。
表面材とは、ネジ止めで固定されています。

付属品:設置時のがたつきを調整するための
「フェルト」が付属しています。心配りが非常に親切です。

 

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音質

AIRBOW PS7300/KAIを「絨毯の上に直置き」・「AIRBOW 人造大理石ボード/JDB−444908」・との比較でテストを行いました。

絨毯の上に直置きでも決して音の悪くないPS7300/KAIですが、AB2000を使用すると(PS7300ではAB2000は少し小さすぎます。本来はAB3000を使用すべきですが、ぎりぎり脚は乗ります)誰が聞いてもハッキリわかるほど「解像度」・「明瞭度」が向上します。

ボードを使用する前は、意識しないと聞き取れなかった、ギターの指と弦の擦れる小さな「キュッ」という音が、意識しなくてもはっきりと聞こえるようになります。もちろん、他の楽音の「明瞭度/クリアネス」も大きく向上します。ふわふわしていた低音もシッカリして、やはりボードの使用前はほとんど意識に登らなかった、ベースの「胴鳴り」やバスドラムの「重量感」が嫌みでなく、再現されるようになります。

天然木を表面に使っている良さがでて、響きは「明るく」・「開放的」です。音楽の躍動感が生き生きと、とても楽しく音楽を聴けるようになります。

響きは若干多めですが、決して嫌な響きではなく「音楽を明るく躍動的」に変える方向で、個人的には非常に好ましいと感じます。テストに使用したAB2000は全くの新品でしたから、響きがやや過剰気味、あるいは響きにやや雑味があると感じられたのは、そのせいだと思います。100〜500時間使い込めば、もっとしっとりして透明度が向上するはずです。

価格が10倍近く違うのでそれは仕方ないのですが、AB2000の効果はJDBの2〜3倍程度大きく感じられます。また、改善効果もさることながら、やや無機的で単調に聞こえるJDBに対し「AB2000の響きの良さ/美しさ」が印象的でした。

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総評

価格は仕上げや効果を考えると非常にリーズナブルだと思います。現在発売されているオーディオボードでは、もっともお薦めしたい製品の一つです。

他メーカーに比べて安くても品質が高いこのボードは、「良いものに品種を絞り、海外の安いコストで大量生産」することで始めて実現されています。それはKRIPTONが他のオーディオアクセサリーメーカーとは異なり「母体企業が大きく、量産のためのきちんとした初期投資を行える」ため可能となります。

良いものが安くできたのですから、それを「高く売って儲けても良い」のですが、そうしないのも「KRIPTON」の良さです。がたつき防止の「フェルト」などを付属している点なども「正統派オーディオアクセサリー専業メーカー」としての良心を感じます。それは、企画や販売を担当している「担当者の人柄」と無関係ではありません。彼らは、少人数のチームですが、非常に熱心で謙虚に仕事を行います。

日曜大工店や、東急ハンズ等で売られている「素材」として安いはずのボードなどが「オーディオ製品と名が付くだけで以上に高くなる」そう言う、人を馬鹿にしたような(その一端は高いものを評価する偏った業界とマニアに責任があります)製品が多い中で、本当に心からお薦めできる数少ない製品の一つです。

先行発売されている、AB3000やAB5000とは構造、材質ともまったく同じで音質にも差はありませんが、以前から発売されているDBSシリーズとの比較では、ABシリーズの方がより明るく、響きが豊かです。

逆にDBSシリーズは、落ち着きのある大人のサウンドで、より本格的な音楽や芸術性の高い再生を望まれる場合にDBSシリーズをお薦め致します。

2004年11月 清原 裕介

 

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