画像では、LP−Z3とEMP−TW200Hの実力は非常に拮抗しています。
実際にみた印象も両機種とも液晶ではトップクラスの高画質を実現しています。シネマ調でやや柔らかい絵作りのTW200Hに対し、しっかり、ハッキリとした絵作りのZ3と言う印象も画像通りです。
画像ではわからないのは、ファンノイズがLP−Z3が小さいこと。外見の質感や形状がLP−Z3が勝ること。画質の緻密さ、情報量などを含め、LP−Z3はTW200Hよりも「質感が高い」イメージです。
TW200Hは、明るさを上げすぎてやや無理をしている感じがあります。ファンノイズは、最近のプロジェクターとしては明らかに大きめです。特にランプの照度を上げたときのファンノイズは、相当大きく感じます。
フォーカスやズームが電動になっているTW200Hが、毎回調整を行うような場合には便利ですが、定位置に設置している場合には、リモコンのスイッチに誤って触れるなど、逆に仇となる場合もあります。
実売価格も近く選択に迷う2機種ですが、基本的な性能の高さ(コントラストや色分解能の鮮やかさ)などは、確実にLP−Z3がTW200Hを上回ります。後は実売価格と財布の中身を比べて、お選び頂ければよいと思います。どちらのモデルを購入されても、後悔なさることはないはずですから。
また「追加の画像」により「プロジェクターのセッティングの重要性」とその難しさがおわかりいただけたと思います。
何もやらないよりはずっと良くなりますが調整ディスクを使う調整は、まだまだ「入門レベル」でしかありません。
自分自身の「基準となる映画ソフトのシーン」を複数シッカリと覚えて、実写シーンを交えながら調整すると、さらにどんどん画質を追い込むことが可能になります。もし上手くいかなくて失敗したら・・・一度元に戻して、何度でも納得出来るまで再挑戦してください。
リポート掲載日:2004年10月26日