逸品館メルマガ バックナンバー 019

この一週間を振り返って、一番嬉しかったことはお客様から丁重なお礼状をいただいたこと。「近くに良いお店がなくて、インターネットで逸品館を探し当てて欲しかったヘッドホンを心から納得して買えた」そういう内容の手書きのお手紙(綺麗な字で3ページも!)でしたが、社員宛だったことが本当に嬉しかったです。お客様に心からお喜びいただけたとき、本当にこの仕事をやっていて良かったと思います。

一番楽しかったこと。これはもう22日のレーシングカートのレースです。年甲斐もなく、3クラスにエントリーするというバカみたいなことをやって、目標とする3クラス全入賞には一歩だけ届かなかった(2位、5位、7位)ですが、心から楽しめてスッキリしました! さすがに、翌日は辛かったですが。

(最終戦では、ついに!3クラス入賞2位、6位、6位を果たしました)

一番感動したこと。それは「EGO−WRAPPIN’」
http://www.egowrappin.com/
のライブを偶然NHKのBSで見られたこと。このバンドは、バンド仲間の逸品館の社員から紹介されて初めて知ったのですが、実力派だと思います。癖が強い音楽なので万人向けとは言えませんが、熱いバンドです。下積みから苦労して活動を続けて、一度はブレイクしたのですが、メジャーになるためにやりたくないことをやるよりも、自分たちの音楽を求めてくれるリスナーのため、そして自分たちの伝えたいことを伝えるためにEGO-WRAPPIN'独自の道を歩むことを選んだと聞いています。

NHKの番組では、ライブとドキュメントが半々で構成されていましたが、番組のエンディングで流れていた(ライブのエンディングを挿入していました)「a love song」という曲がとても印象的でした。歌詞は、英語と日本語が入り交じったりかなり「飛んで」いるので意味はよくわからないのですが、なぜか心の奥深くに響きます。忘れていた純粋な気持ちを呼び覚ましてくれるような、強い浸透力のある音楽です。ライブの終わりの挨拶で、ボーカル中納良恵さんが言った「地球を救え」が心に残っています。

なぜ「地球を救え」なのかはわからないのですが、確かに今「地球は病んでいる」と感じます。車を運転していても、みんな余裕がなくて「怒ってイライラしながら運転している」ような感じが伝わってきます。車の運転だけじゃなくって、駅のホームを歩いていても、みんなイライラしているように感じます。本当は自分が一番イライラしているのかも知れませんが、何だが嫌な気分です。都会病?余裕がなく、何時も何かに追われているような、そんな気持ちが以前にも増してどんどん強くなっています。

何かの本に適正な人口密度は「一人あたり1Ku」と書かれていた記憶がありますが、それは大げさだとしても今の大都会には、人が多すぎます。安らぎや落ち着ける場所がない感じです。少子化と叫ばれていますが、こんなに人の多い都会で生活していたら、子供を持とうという気持ちが薄くなるのは当然なのかも知れません。増えすぎた人口を減らすために、子供を産まなくなるのは自然淘汰の力なのでしょうか?

とにかく「病んでいる」と感じることが多い都会に生きていると、救うべきは「地球」よりも「自分自身」ではないかと思うのです。自分の心をリセットするために、ストレスを解放するために、心を癒すために、私は昔から音楽を聴いていたように思います。聞くだけではなく、謳ったり踊ったり、音楽の持つプラスのエネルギーは、スピードと同じく大好物です。

話は戻りますが「EGO-WRAPPIN'」の音楽は、生命エネルギーに満ちあふれているように聞こえます。原始の音楽?すごく自由で快活です。「晴れ」の音楽です。こういう音楽は、絶対に(名前は言えないですが)高いばかりのつまらない音では聞きたくありません。「EGO-WRAPPIN'」のCDをハイエンドと呼ばれる装置でかけたら面白いことになるでしょう。たぶん、ただのつまらない下品な音楽に聞こえるはずだからです。「地球を救え」どころか「それを購入したリスナーさえ救えない」なら、どんなに高くてもそれはただの鉄くずでしょう。


わざわざ脚を運んだオーディオショップでそんな機器を押しつけられたら?それがオーディオが衰退していると言われる、一番大きな理由だと私には感じられます。ハイエンドオーディオ製品の多くは、高い、重い、音が悪い、の3重苦に苦しんでいるようです。

元気な「EGO-WRAPPIN'」を聞くのに最もふさわしいアンプがAMPZILLA2000とAMBROSIA2000(新発売されたプリアンプ)ではないでしょうか?
このアンプには、非常に問題が多く「外観」、「ノイズ」と繊細さは欠片もありません。無骨で、派手で、信じられないほど大きな残留ノイズを発生します。(特にプリアンプのノイズが大きい)

でも、このアンプで聞くエレキギターは最高です!もちろんギターだけではありません。すべての音がなんと生き生きしていることか!最新のハイエンドオーディオのような細かいけれど神経質な音ではありません。むしろ、そういったものと対極の位置に存在するアンプです。間違いなく聞く人を選ぶアンプです。そして、作り手の「魂の音」が聞こえてくる数少ないアンプの一つです。
http://www.electori.co.jp/ampzilla.html

「EGO-WRAPPIN'」と「AMPZILLA」に共通するもの。それは「魂」。
ハートビート、心の鼓動が聞こえます。もしあなたの体に流れる血液が、赤く、そして熱い血潮なら!是非一度、3号館にいらっしゃってこの組合せを聞いてみて下さい。音が体に達した瞬間に!「地球を救える」勇気と夢が体いっぱいにみなぎってくるはずですから。

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