逸品館メルマガ バックナンバー 172

2010年8月28日(土)随分久しぶりに3号館でイベントを行います。Antelope Audio OCX、Brainstorm DCD-8、Real Sound Apeq2pro DIOなど逸品館が今最もお薦めしている最新のデジタル機器の試聴会です。2時間のデモを3回行い、各会16名の完全予約です。このイベントの様子は、USTREAMで全国にライブ中継し、後日You Tubuにアップロードする予定です。この興味深いイベントにご参加なさいませんか?
http://www.ippinkan.com/event_news/3goukan/201008.htm

続く9月4日(土)、5日(日)には、大阪ハイエンドショウでおなじみのハートンホテル南船場地下一階にてPioneerとの合同展示会を行います。出し物は、S-1EXを中心とするHiFiセットとLX53、7Seriesを組み合わせたサラウンド、ネットワーク対応レシーバーPDX-Z10などです。しかし、そこままでは面白くも何ともないので(Pioneerさんすみません)S-1EXは清原が分解調整(無改造)した個体と工場出荷状態の個体を比較試聴します。分解調整による音質向上をご体験下さい。サラウンドのシステムではSHARPの協力を得て高画質の評判が高いAQUOS LX3の60型で3D映画!をご覧頂こうと思います。今後話題の中心となるであろう、3DTVをいち早くご覧頂けます。こちらのイベントはご予約なしでご来場頂けます。
http://www.ippinkan.com/event_news/pioneer_2010-09/pioneer_201009.htm

先号のメルマガで車を買い換えたというお話しをしました。すでに1000キロ近く走ったので印象が少し変わってきました。気に入っているところは、やはりフィーリングの良さです。手触り、音、質感、車から伝わってくるフィールが統一されていて、有機的で暖かい感じがします。ちょっと気になるのは、重さと遅さです。重さは数々の安全装備や快適装備と引き替えなのである程度は仕方ありませんが、もう少し「軽快な感じがあればなぁ」と思います。遅さはターボや排ガス規制に対応するための電子制御の関係で、こちらもある程度仕方ないのですが、もう少し「ダイレクトな感じがあればなぁ」と思います。言い換えれば、CIVIC TYPE-Rは、他を犠牲にしてダイレクト感を突き詰めていたことがよくわかりました。

オーディオも同じで「買い換えてみて初めて分かること」があります。買い換えは無駄に感じられるかも知れませんが、その結果自分の求める世界が見えて来るので避けられない通り道だと思います。また、そういう「迷い道」が面白く有意義なのでしょう。

最近オーディオの世界では、買い換えによる劇的な変化が小さくなったためか「アクセサリー」が流行しています。逸品館のホームページにも様々なアクセサリーの提案を載せていますが、昔に比べるとアクセサリーは進歩が著しく、またデジタル化によって機器がアクセサリーに正しく反応するようになったため、その効果は侮れません。車にもアクセサリーはあります。呼び方はチューニングパーツと変わりますが、その目的はAVアクセサリーと同じて「性能」や「フィーリング」の向上です。

サペンションやタイヤを変えるだけで「乗り味」は激変しますが、自分の欲しい製品をインターネットで調べてもイマイチどれが良いのか?ハッキリしません。種類の少ない車のアクセサリーでさえ、そういう状態ですから種類の多いAV関係のアクセサリーの中から良品を選ぶのは大変だと思います。皆様のお役に立つべく、私はHPで積極的に製品の評価を行いますが、最近時間の経過や環境によって「評価が変わることがある」と感じることがあります。ほとんどの場合方向性にブレはないので間違いではないと確信していますが、「効果の量」は一定ではなくかなり大きく変わることがあると知りました。

再び車に例えて話すならば、装着するサスペンションやタイヤの「硬い」・「柔らかい」という評価の方向は変わりませんが、それが「ベストな組合せかどうか?」という指標は、路面状況(滑らかなのか、荒れているのか)」によって変わるのと同じです。私の環境で「魔法のような乗り味が出た(すごい音が出た)」としても、それはある程度「偶然の一致」によるもので、その度合いは環境やそれを味わう人の主観によって変化することは避けられません。

最高の状態を「コピー」するのではなく、自分の好みに合わせてシステムを「アジャスト(微調整)して行く過程」が趣味の楽しみです。そのために販売店や知人の力を借りて大きく外れることなく、後は自己責任でとことん追求し、それを仲間と分かち合う。楽しいと思いませんか?外は暑いですが、負けないように心もホットで行きましょう!

メールマガジン バックナンバーのホームメニューへ戻る

お買得情報・商品情報はこちら!(ippinkan.com)

ippinkan.com