逸品館メルマガ バックナンバー 219

大阪は台風一過でとても過ごしやすくなりましたが、円高、政治不安、不景気・・・。今日本には数え切れないほどのマイナスが満ちています。その中を必死で生きている私たちです。嵐の後には、凪がやってきます。夢や希望は、いつも私たちのそばにあります。不満につぶされるより、楽しみを見つけて生きる大切さ。何が幸せで、何が不幸せなのか?幸せの尺度を決めるのは、あくまでも自分。音も同じです。

さて、今日3号館のオーディオはとても良い音で鳴ってくれました。気温が低くなって、空気の密度が上がったからか?湿度が下がって、空気がさらさらしているからかも知れません。鳴らしているシステムは「iPod Touch(MP3/320bps)」→NA7004/Special→Stingray Ultimate(近日発売予定のAIRBOW真空管アンプ)→Focal 1028BEです。Stingray Ultimateは、Manlay Stingrayのカスタムモデルです。この製品には、大昔に生産が完了したコンデンサーや真空管を組み込んでいますが、それは「Vintage 真空管」の音を現代に蘇られたかったからです。外観は現代的でリモコンも使えます。でも、その音は芳醇で透明です。真空管アンプでなければ出せない音、それを出したくて作ったアンプです。

このシステムはFocalらしいパンチ力と端切れ良さ、それに真空管らしい適度な粘り気とタメのある押し出し感が上手く働いて、iPodがソースでも音楽が見事に躍動します。音の細かさも尋常ではなく、かなり高額なCDプレーヤーに匹敵するくらいの音が十分聞けます。ハイエンドショウでお披露目の予定です。

今、MAD MENという海外ドラマにはまっています。戦後の最活気があるアメリカ・マンハッタンの広告代理店が舞台なのですが、心象描写の的確さと巧みさ、エンディングに流れる名曲の素晴らしさで「麻薬」のように抜けられなくなる雰囲気を持っています。13話では、広告代理店に勤める主人公の「ドン」が依頼されたスライドプロジェクターの広告プレゼンテーションの場面で、家族写真を連続で投射しノスタルジックな雰囲気を出した後「スライドには歴史がある・・・」とテロップを流し、再度に「スライドプロジェクターメーカー」のスライドが投射されるという「心にグッと来る」素晴らしい広告に仕上がっています。私はオーディオの説明会で「数字を出さないよう」心がけているのですが、なかなか上手くできません。今回のハイエンドショウのデモこそ「音楽の素晴らしさが心に残る」時間にしたいと、日夜頭を悩ましています。

ハイエンドショウ2011秋の逸品館デモンストレーションプログラムをアップ
ロードしました。準備万端です!?
http://www.ippinkan.com/event_news/highend2011/highend2011-autumn.htm

ハイエンドショウまではあと2週間!音楽や映画が心を癒し、毎日を豊かにしてくれる。その素晴らしさを一人でも多くのお客様に伝えたいと切望しています。力の限り頑張りたいと思っています。

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