逸品館メルマガ バックナンバー 288

最近、インターネットの発達で「文字」によるコミニュケーションが多くなりました。手紙を書くといえば特別な意味がありましたが、メールを書くのはもっと簡単です。しかし、簡単だからこそ「文章で伝える」ことのの難しさを痛感しま す。

「文字」は「言葉」のようにイントネーションや声色で「より深い意味」を伝えられません。「文字」には、「言葉」のようなニュアンスの広さと深さを込めるのがとても難しく、特に報道の現場 でそれを痛感します。例えば、発言の一部だけを協調し繰り返すことで 発言そのものの意味を改変するような、あってはならない「報道」が日常的になされています。


私は昔から朝日新聞を購読していますが、一面に記載される記事の 劣化が酷すぎます。本来公平であるべきはずの紙面が、偏った意見で 埋め尽くされています。書いている人が「鬱病なのか?」と疑うほど、ニュースではなく暗い意見を述べるコラムになっています。また、朝日新聞は橋下市長を気にならないのか、橋下市長のネガティブなニュースが度々誌面を賑わしています。

 

最近問題になった「風俗発言」にしても、生」で聞いていないので真意は測りかねますが、「戦場には風俗 が必要」を「疲れた兵士は、女性の優しさで癒される」と書き換えれば意味が違 って感じらるはずです。言葉を選び間違えた責任、あるいは発言そのものに問題があったとすれば、橋下市長の責任です。しかし、「言葉を選ぶ(一部を抜き出して報道する)」ことで意図的に市長を貶めようとするのは、本来公平であるべき報道の立場を完全に忘れていると思います。

 

人を傷つけるのは人。人を癒すのも人。人を傷つけるのは「言葉」。人を癒すのも「言葉」。重要なコミニュケーションの手段 の言葉ですが、それを音のない「文字」にするとき、もどかしさを感じます。言葉のトーン、音楽のトーン。人間にとって音の変化 も大切なコミュニケーションの手段です。トーンを持つ言葉には文字を超えるニュアンスがあります。

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