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DENON AVR-X4000 音質 評価 試聴 sonusfaber Venere3.0 Rotel RA-1570 レビュー

marantz SA14S1 、PM14S1 ・ CEC CD3N

Thorens TD206 TD209  AIRBOW PM15S2 Master

音質比較 試聴テスト

marantz

  

CEC

  

Thorens

  

AIRBOW

  

その他の音質テストはこちら

MaranzからSA15S2・PM15S2の上級後継モデル、SA14S1・PM14S1が発売されました。それぞれの回路やパーツ構成は、SA11S3・PM11S3から引き継がれています。今回はこのモデルを実売価格が比較的近いAIRBOW PM15S2 Masterや新製品のベルトドライブ方式CDプレーヤーCEC CD3Nと比較し、さらにThorensの新型レコードプレーヤー TD206/TD209を繋いでそれぞれの音を聞いてみました。

テストの概要は、まずSA14S1/PM14S1を聞きます。次にアンプをAIRBOW PM15S2 Masterに変更し、PM14S1とPM15S2 Masterを聞き比べます。アンプをPM14S1に戻し、CDプレーヤーをSA14S1からCEC CD3Nに変更、CDプレーヤーを比べます。最後にPM14S1にThorens TD206/TD209を接続し、CDプレーヤーとレコードプレーヤ−、TD206/TD209を比較しています。

・使用機材

 marantz SA14S1   marantz PM14S1

 AIRBOW PM15S2/Master

 Thorens TD206  Thorens TD209

 Vienna Acoustics Beethoven Concert Grand(T3G)

marantz SA14S1
アナログ出力 RCA×1
デジタル入力 USB(iPod)×1(前)
USB(PC)×1(後)
同軸(RCA)×1
光(TOS)×1
デジタル出力 同軸(RCA)×1
光(TOS)×1
サイズ W440×H123×D419(mm)
重量 14.5Kg
希望小売価格 250,000円(税別)
marantz PM14S1
アナログ入力 Phono(MM)×1
LINE(RCA)×3、TAPE×2
Power Direct×1
アナログ出力 TAPE×2
PRE OUT (RCA)×1
定格出力 90W×2(8Ω)
サイズ W440×H123×D457(mm)
重量 18.5Kg
希望小売価格 250,000円(税別)

marantz(マランツ)製品のご購入お問い合わせは、経験豊富な逸品館におまかせください。

現金払い・お問い合わせ カード払い・ワンクリック注文 中古品を探す

 

まずウォーミングアップを兼ねて「デンジャラス」をまず頭から一通り聞いてみました。最初高音がややちゃらちゃらしていましたが、1時間ほど鳴らすと落ち着きました。SA14S1/PM14S1は、明るく元気で音が前に出ます。上級モデルPM11S3や前モデルPM15S2と基本的な音調は似ています。低音はPM11S3ほど重厚ではありませんが、反応は早く歯切れ良い音です。10年ほど前まではやや内気な傾向の音質だったmarantz製品も最近は、とても元気に鳴るようになりました。PM14S1は前にも増して、元気な音に仕上げられています。

Michael Jackson

”Dangerous”

14曲目 Dangerous

イントロの機械的な騒音はスピーカーの後方に展開します。打ち込みのドラムは左右のスピーカーを結ぶ線上に定位します。伴奏はそれよりもやや後、ボーカルは一歩前に出ます。楽器とボーカルは綺麗に分離し、前後左右に偏ることなく均等に広がりました。

音質は歯切れ良く明るいイメージですが、ウォーミングアップ前から感じていた最高音部の僅かなざらつきが少し気になります。また、そのざらつきが超高音をマスキングするため、アタックの角が若干丸い印象です。もちろん、これは厳しい聴き方でほとんどの場合問題にならないはずです。ともあれカミソリのように切れる高音ではありません。

中域は厚みがあって暖かく、ボーカルの分離にも優れています。時折、デリケートな表情がほんの少しだけ単調に感じられることがありますが、これも高音の癖が影響していると思います。

低音は力強くグングン前に出ますが、これは今までのmarantzのアンプになかった特長です。

明るくカラリとした音で、軽やかに元気よくデンジャラスが鳴りました。

Hilary Hahn

”Bach-Concertos”(Hybrid Disk)

1曲目 〜

・SACDレイヤー

明るく滑らかなサウンドですが、高域の頂点(最高域部)に若干曇りを感じます。CDあるいはアンプ、どちらの癖なのか、もしくはどちらにも同じ癖があるのか?超高域の濁り感が空間に薄く、ベールを掛けている印象です。私にはその僅かなベール感がややもどかしく感じられました。ただ、楽器の最高域部の倍音を意識して聞いている人はあまり多くないので、ほとんどの場合気にならないと思います。

バイオリン、チェロ、コントラバス、の3パートが2.5パートくらいに若干混濁する感じはありますが、元々このディスクの録音の悪さ(混濁感)も大きく影響しているはずです。チェロとコントラバスの分離は標準的で演奏自体は大きく躍動し、楽音の分離や音の広がりもこの価格帯では水準を超えると思います。

・CDレイヤー

SACDに比べ高域の伸びやかさ、透明感が若干失われますが、中低音の厚みが増し、全体的なバランスはSACDよりもむしろ向上して感じられます。

SACDではややマスキングされるイメージを伴ったバイオリンの弓使い(ボーレート)がよくわかるようになり、ヒラリー・ハーンが奏でている弦が「第何弦なのか?」その質感の違い、また弦を滑る弓のスピードと圧力の変化もきちんと伝わりました。チェロとコントラバスの分離感も向上しました。

試聴会やイベントなどのデモンストレーションでありがちなのですが、一部の楽器の音が明確すぎる(クローズアップされすぎる)とそれに気を取られて演奏全体が見えにくくなり音楽そのものの雰囲気が出にくくなることがあります。JazzやPOPSなど「ボーカルや主役の楽器だけを目立たせるような音楽」ではそれも「あり」なのですが、交響曲ではすべての音が良い意味で「均一」に再現されるバランス感覚が非常に重要です。指揮者は、演奏全体バランスさせ音と音楽を調和させるために必要とされます。交響曲らしいバランスでCDはSACDを上回り、演奏の構成精度や躍動感はSACDよりもむしろCDの方が好ましく感じられました。

HOLLY COLE TRIO 

”BLAME IT ON MY YOUTH”

Smile

ウッドベースの音は低域方向への伸びやかさが若干不足気味ですが、弾力的で厚みがあり魅力的です。 ホリーコールの声にもしっかりした厚みがあり魅力的です。

今までの試聴で感じた「最高域の伸びたりなさ=マスキング感」はまだ少し残っているのですが、Jazzソースの場合それが中域に厚みを持たせ楽曲を魅力的に再現するのに一役買っています。

ボーカルのデリケートな表情の再現性はもう少し欲しいと思いますが、レコードを聴いているような弾力的で厚みのある音質は14S1の魅力的な特長です。バランスの良いMMカートリッジでレコードを再生しているイメージでホリーコールが聞けました。

 

試聴後感想

SA/PM15S2の上級高級モデルとして発売が開始されたSA/PM14S1は、marantzフラッグシップモデルSA/PM11S3から基本回路を踏襲しています。SA14S1とPM14S1は同じ価格ですが、SA14S1の方がSA11S3に音質が近い感じを受けました。もちろん価格がかなり違うので両者の比較は余り大きな意味はないのですが、SA14S1はこの価格帯のCDプレーヤーあるいはSA15S2と比べて、かなり音が良い印象です。透明感と密度感が高く、音の質が上質です。滑らかで雑味のない音質ですが、中低域にもシッカリした厚みがあり上級なシステムと組み合わせても役不足ではない良好な音質が実現しそうです。

PM14S1をPM11S3と比べると中低域の厚みがやや薄く重厚感や雰囲気の濃さで譲りますが、20万円前後で購入できるプリメインアンプと考えれば、良好な音質だと思います。今回のテストでは、中高域に少しざらついた響きを感じました。これは最近のmarantz製品に見られる傾向で、フィードバック回路に使われている小さなフィルムコンデンサーの共振音です。今回テストしたPM14S1はまだ鳴らし込みが十分ではなく、フィルムの「鳴き」がやや耳に付きましたが、これまでの経験からもう少し鳴らしているとかなり緩和されると思います。

PM14S1は明るく元気な音質で、ClasiccsだけではなくPOPSやJAZZも気持ちよく鳴らせるアンプでした。

AIRBOW PM15S2 Master
アナログ入力 Phono(MM)×1
LINE(RCA)×3、TAPE×2
Power Direct×1
アナログ出力 TAPE×2
PRE OUT (RCA)×1
定格出力 90W×2(8Ω)
サイズ W440×H123×D444(mm)
重量 18.5Kg
販売価格 250,000円(税込)

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AIRBOW PM15S2 MasterはPM15S2のパーツの音声が通過するパーツや電源系のパーツを約70カ所交換することで音質を飛躍的に高めたカスタムモデルです。スペックの比較からわかるようにPM15S2とPM14S1は、PM14S1とPM11S3よりもより内容が近く仕上げられています。

PM14S1と大きく変わらない設計のPM15S1の内部パーツを大幅に交換したAIRBOW PM15S2 Masterの音質がベースモデル、あるいは上級モデルに比べてどれくらい「良くなっているのだろう?」というのは、もっともな疑問だと思います。お客様からは、「AIRBOWカスタムモデルは同じ価格帯のmarantzモデルとどちらが音が良いの?」というご質問が当然寄せられます。しかし、これまでは、ベースモデルへの配慮もありmarantz製品とAIRBOW製品の直接比較をあまり行ってきませんでした。

今回はPM15S2 Masterが生産完了で近日中に売り切れること、さらに次期モデルとして予定しているAIRBOW PM14S1 Master(予価35万円)の音決めの参考とするために、PM14S1とPM15S2 Masterをきっちり比較することにしました。

Michael Jackson

”Dangerous”

14曲目 Dangerous

イントロの効果音がPM14S1よりも大きく広がります。ステレオで聞いていますが、まるでサラウンドのようです。それは低音の明瞭度と解像度感が大きく増加し、ベース音に深みと重厚感が出て音楽表現に凄みが加わったからです。

高音は音色が非常に鮮やかで、響きも美しくエコーが長く尾を引くようになります。この曲でマイケルは「話し声」と「歌い声」の両方を吹き込んでいるのですが、PM14S1では同じように聞こえたマイケルの声が、PM15S2 Masterでは「話し声は深く静かで重く」、「歌声はには力がみなぎって」感じられ台詞と歌い声の違いがしっかり伝わります。

PM14S1と比べてもPM15S2 Masterの明瞭と透明感はさらに高く、PM14S1で聞いたデンジャラスがアクリルの窓越しに聴こえてきた印象ならば、PM15S2 Masterでは窓を開け放って直接聞いているイメージに変化します。

一つ一つの音の深みや説得力が明らかに変わりました。同じディスクを聞いているとは思えないほど、大きな変化です。良い音で音楽を聴いていたPM14S1の印象が、PM15S2 Masterは良い生演奏を聴いている雰囲気に変わりました。

Hilary Hahn

”Bach-Concertos”(Hybrid Disk)

1曲目 〜

・SACDレイヤー

弦楽器の高音の「抜け」が大きく変わりました。超高音部がほんの少しですがマスキングされて感じれらたPM14S1に対し、PM15S2 Masterは最高音部までスッキリと鮮やかに倍音を再現します。透明感のある音色は鮮やかで美しく、コントラバス、チェロ、バイオリンの対比が鮮やかに再現され、楽曲の構成が見事に展開します。

音場の見通しが良くなってスッキリと整理され、音が細かくなって音質がかなり改善した印象がありますが、高音の美しさや明快さに比べ若干低音のエネルギー感が不足して感じられる事があります。線が細いのとは違いますが、中低音の押し出し力が若干弱い感じです。

ヒラリー・ハーンのディスクでもPM15S2 MasterとPM14S1との違いははっきり感じらまれすが、その「幅(差)」はマイケルジャクソンの曲よりも小さくなりました。

・CDレイヤー

SACDに比べて楽器の音色の鮮やかさ、力強さが改善しました。普通はSACDの方が良いのですが、PM14S1、PM15S2 Masterでそれをそれぞれを聞き比べてみると、SACDよりもCDの方が音楽を楽しめる感じです。これは、新型プレーヤーSA14S1で聞くSACDの音が悪いのではなく、SA14S1のCD音質が相当良くなっているからでしょう。ソフトの多いCDがより良い音で聞けるのは、嬉しいことです。

SACDではやや薄かったコントラバス、チェロ、バイオリンの音が重なって生まれる響きに「重厚さ」が感じられるようになりました。また、PM14S1でSACDとCDを聞き比べたときと同じように、SACDではわかりにくかったコンサートマスタ−(ヒラリー・ハーン)の弓使いや弓を押しつける圧力(力加減)の違いが感じ取れるようになりました。 

PM14S1でもPM15S2 MasterでもSACDレイヤーでは中低音のエネルギー感が不足しがちで、「オーディオで音楽を聴いている」という印象が抜けませんでした。CDでも「オーディで音楽を聴いている」という印象はほんの少し残っていますが、高域のエネルギーが相対的に低下しバランスが整ったからでしょうか、SACDよりも生演奏を聴いている雰囲気に近づきました。

CDレイヤーの試聴でもPM14S1とPM15S2 Masterには明らかな音質差がありました。特に一つ一つの楽器の音の鮮やかさや細やかさは、PM15S2 Masterで大きく向上することが感じられました。しかし、「音というパーツ」ではなく「完成品としての演奏」から感じるそれぞれの印象は、ヒラリーハーンではマイケルジャクソンで感じられたほど「圧倒的な差」ではありません。各々の音が良くなっても「録音時の音の濁り(音が重なる部分の混濁感)」が残るため、アンプによる透明感の向上(混濁感の減少)の差が小さく感じられたのだと思います。つまり音質が改善しても、「マルチマイク録音による弊害がもたらした空間の濁り」までは解決しなかったのです。

HOLLY COLE TRIO

 ”BLAME IT ON MY YOUTH”

Smile

アンプを変えるとイントロのウッドベースの深み、重厚感がまったく変わりました。PM15S2 Masterで聞くウッドベースは、PM14S1で聞くそれよりもサイズが大きく、響きにも良い木の良さが感じられます。低音は量だけではなく、音楽器の「質感の再現性」も大きく向上しています。

ホリーコールの声は、発音の消える部分(声が聞こえなくなるまでの時間)がPM14S1より長くなります。また、一つ一つの声にシッカリした実在感があり、声帯の動きまで見えるほど細かい変化が伝わります。楽器の音と人間の声の質感の違いも、明瞭になりました。

SA14S1とPM15S2 Masterの音質差は、再び大きくなります。マイケルジャクソンやホリー・コールのソフトは、「音がよい(録音時に音の濁りがない)」ため、アンプの透明感やレンジ感の差がそのまま反映されたからです。

 

試聴後感想

オーディオ機器の内部パーツ交換でAIRBOWが主張するほど音が良くなるのだろうか?と疑問に感じられることがあるようです。しかし機器の外側で電源ケーブルや接続ケーブルを交換する事で音質が改善するように内部パーツの交換も音質の改善に大きな効果があり、むしろ「外側」を変えるよりも「内側」を変える方が効果は大きく、高価に対するコストも安く済むのです。さらに一台一台パーツを徹底的なヒヤリングで最適化するため、音決めの完成度も高まります。

PM14S1はPM15S2から基本的な回路をそのまま引き継いでいます。違いは、電源トランスや各部のパーツがグレードアップされています。その手法は基本的な回路やトランスなどを大幅に変更することなく(PM15S2と重量が余り変わらない)回路のリチューンとパーツのグレードアップで音質を改善して生み出されるAIRBOWカスタムモデルと同じです。見方を変えれば、PM14S1はPM15S2のMarantz純正カスタムモデルとも考えられます。

最近各社から発売されるオーディオ製品は(車などもそうですが)、このようにプラットフォーム(モジュラー)を共通に使い、パーツなどを使い分けることでモデルを差別化する手法が多くなっています。PM15S2 Masterはプラットフォーム戦略という意味でPM14S1同様PM15S2の純粋な上級モデルなのです。そして、PM14S1よりもコストと時間をかけて入念にPM15S2をカスタマイズした(約70のパーツを交換)PM15S2 Masterが、新型上級モデルのPM14S1よりも音が良いことを納得していただけると思います。今回の比較試聴では、AIRBOWの実力を伺える「確かな音質差」をPM14S1とPM15S2 Masterの間に感じることができました。

CEC CD3N
アナログ出力 RCA×1、XLR×1
クロック入力 BNC×1(44.1kHzのみ)
デジタル出力 AES/EBU(XLR)×1
同軸(RCA)×1
光(TOS)×1
サイズ W435×H110×D320(mm)
重量 11.1Kg
希望小売価格 300,000円(税別)

CEC(シー・イー・シー)製品のご購入お問い合わせは、経験豊富な逸品館におまかせください。

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Michael Jackson

”Dangerous”

14曲目 Dangerous

CDプレーヤーを交換するとイントロの機械音が立体的に広がり、気になっていた超高音部の角の丸さが緩和されました。それでもまだ最高音部には若干の濁りともたつきを感じますが、空間の濁り感も低減しCD3N+PM14S1の組み合わせで聞く音は、SA14S1+PM15S2 Masterにぐっと近づきました。

CDプレーヤー同士で比較すると、CD3Nは「音の鮮やかさ」でSA14S1をかなり上回る印象を受けます。比較的音色の色彩感が薄く変化が単調に感じられたSA14S1+PM14S1に比べ、CD3N+PM14S1ではその色が鮮やかでコントラストが高く感じられるからです。アンプが若干ボトルネックになっている印象ですが、音色の鮮やかさだけでなく、高音の切れ味や楽器のタイミングの精度、マイケルの声の変化の細やかさなども大きく改善しています。

従来のCEC ベルトドライブ方式のCDプレーヤーでは低音のもたつきや膨らみを感じましたが、CD3Nはそれをまったく感じさせないばかりか、SA14S1よりも重厚で粘りと腰のある低音を聞かせてくれます。 滑らかでスムーズ。透明感の高さと音の細やかさ、鮮やかさに「ベルトドライブの良さ」が十二分に感じられました。

Hilary Hahn

”Bach-Concertos”(Hybrid Disk)

1曲目 〜

・SACDレイヤー

CD3Nでは、再生できません。

・CDレイヤー

ヒラリーハーンのディスクでも低音の出方が変わりました。SA/PM14S1の組み合わせで感じていた、高域の濁りや伸びたりなさも解消しています。

バイオリンは鮮やかで生々しく、良質な楽器の音に変化しました。コントラバスはパートの量感が増大し、弦の音色も鮮やかです弦の圧力(強さ)やそれぞれの音の切れ味も向上し、楽曲がより大きく躍動するようになりました。 。各弦楽器パートの分離感が大きく改善し、音場の広がりも拡大しました。

CDプレーヤーを変えたことによる変化は、このディスクでは大きく反映されました。SA14S1が苦手とした録音の悪いディスクでも、CD3Nが綺麗に鳴らしてくれます。クラシック、特に交響曲は録音の悪いディスクが多いので、これはCD3Nの特に魅力的なポイントになると思います。

HOLLY COLE TRIO

  ”BLAME IT ON MY YOUTH”

Smile

CDプレーヤの交換(SA14S1→CD3N)ではアンプの交換(PM14S1→PM15S2 Master)ほどの透明感や重厚感の大幅な向上は実現しませんでした。音質は確実に改善していますが、ウッドベースの高域やホリーコールのボーカルの子音には、まだ「荒れ」と「濁り(曇り)」を感じます。これはPM14S1の癖でしょう。

PM14S1の「癖」を割り引いて考えると、ウッドベースの弾力感やピアノの響きは格段に改善し、音色が鮮明になっています。ウッドベースの音は柔らかく重厚で厚みが感じられ、楽器とボーカルの分離感も向上しました。 

アンプの交換試聴(PM14S1からPM15S2 Masterへ)では、「音質の改善」が大きく感じられましたが、CDプレーヤーの交換試聴(SA14S1からCD3Nへ)では、「色彩感と立体感」の大幅な改善が感じられました。またアンプでは交換試聴で最も音質変化の小さかった交響曲が、CDプレーヤーの交換試聴では音質向上を最も大きく感じました。

・スタビライザーをCEC CD3N標準品からAIRBOW STB-1に変更 (下写真は、大型化されたCD3N付属スタビライザー)

 

アタックの切れ味が改善し、ウッドベースの断弦感、コンガを打つ手のひらの柔らかい感覚が明確になります。高音の明瞭度が増加して、音質が全体的にクッキリします。高音が綺麗に伸びるので、ホリーコールのボーカルの子音の濁り感も若干減少しました。 

CD3Nではスタビライザーが大型化され、スタビライザーの音質が改善されました。その結果、TL3N付属のスタビライザー程標準品と高音質スタビライザーAIRBOW「STB-1」ほどの大きな違いはなくなりましたが、STB-1がCD3N付属のスタビライザーよりも小型で軽いという事から懸念される「低音不足感」もまったく感じられず、STB-1が付属品よりも確実に高音質です。

STB-1を使うと 全体的に音がスッキリ、クッキリして、エネルギー感が向上する感じです。 クリアだけれど滑らかで力強い再現力。しばらく聞いていると、STB-1の良さがじわじわと伝わってきました。価格を考えるとSTB-1はCECベルトドライブ・トランスポーター/プレーヤーのマストアイテムだと思います。

・クロックジェネレーター(Antelope Audio OCX + AIRBOW GPS-10MH、44.1MHz)追加

クロックジェネレーターの追加により、CD3NはS/N感と密度感が大きく向上します。空間が大きく広がると同時に、密度も上がりました。

標準スタビライザーからSTB-1に変えると、録音のキツイ部分でボーカルの子音が若干荒れたのですが、それも収まりました。質感の向上と滑らかさ、きめ細やかさが向上し、ホリーコールの声も「最も良い声」に近づきました。

クロックジェネレーターを追加する事で、演奏の温度感が上がり感動力が強くなります。クロックジェネレーターを組み合わせたCD3Nの音質は、AIRBOWを除く100万円以下のCDプレーヤーで最も細かく、最もスィートだと思います。

 

試聴後感想

世界で唯一のベルトドライブ・CDトランスポーター「TL-0」を発売していた頃と比べると若干元気に陰りが感じられるCECです。それは、ここしばらくCEC製品の設計と生産を受け持っていた「カルロス・カンダイアス」とのごたごたが主な原因です。私は、カンダイアスを当初から評価していませんでした。彼が作る製品は音質はともかく、設計が独りよがりで故障も多かったからです。ユーザー(CECも彼の顧客でした)を第一に考えるなら、あんなに不安定で複雑な回路は使わないのが常識です。しかし、カンダイアスと縁が切れたことでCEC製品の設計生産は、再び中国から完全に日本に移行しました。あの「TL-0」を作り上げた設計陣が設計し、世界に誇れる日本で作られた現在のCEC製品の仕上げと音質のレベルは一段と向上しています。

今回テストしたCD3Nからもそれはシッカリ伝わります。ベルトドライブの弱点といわれた「高音の甘さ(ピントの甘さ)」、「低音の膨らみ(ブービーさ)」、「動作の遅さ(読み取り速度の遅さ)」をすべて解決したCD3Nは、デザインが少し「時代遅れ?」な点を除いては、すべて最新最良のCDプレーヤーの水準に達しています。

音楽ファンがこぞって高く評価したベルトドライブの「3次元的立体感の高さ」、「高音の滑らかさ」、「アナログ的な雰囲気の良さ」をさらに高めたCD3Nは、現時点で望みうる最良の音楽CDプレーヤーの一つに違いありません。

Thorens TD206
方式 マニュアル式
ベルトドライブ式プレーヤー
モーター サーボ制御DCモーター
出力 RCA×1(ケーブル着脱式)
回転 33-1/3、45 rpm
アーム Thorens TP90
カートリッジ AT-95B
サイズ W475×H125×D370(mm)
重量 5.6Kg
希望小売価格 224,000円(税別)
付属品(左写真) 出力ケーブル、ダストカバー
ドーナツアダプター
ACアダプター
針圧ゲージ、他
仕上げ ハイグロス・レッド
ハイグロス・ブラック
ハイグロス・ホワイト

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Thorensから欧米にて数々の賞を受賞したTD309のシリーズモデル"TD206"と"TD209"が発売されました。どちらのモデルにもDCサーボ制御モーター・ベルトドライブ方式、アルミとアクリルを組み合わせた(銀色のベルトを掛ける部分がアルミ、黒色のレコードを乗せる部分がアクリル)プラッター、Thorens製アーム"TP90"などが共通して採用されています。仕上げは「艶あり」の赤:レッド、黒:ブラック、白:ホワイトの3色から選べます。

  カートリッジ取り付け調整用ゲージと針圧ゲージが付属します。

TD206とTD209は「形状」だけが異なり、価格と構造は同じです(※TD206にはダストカバーが付属しますが、TD209には付属しません)。

 2種類のプレーヤーの形状は違いますが、その他はまったく同じです。

今回はPM14S1(内蔵フォノイコライザーアンプ使用)を使って、それぞれの音質をCDプレーヤーも交えて比べてみました。

Mine Junko

”Jesse”(ダイレクトカッティング・高音質ディスク)

Jesse

SA14S1との組み合わせでは気になっていた、PM14S1の高域のマスキング感がレコードの試聴ではほとんど感じられません。RIAAカーブによって高域がなだらかに減衰しているレコードだからでしょうか?

ボーカルは緻密で滑らか。SA14S1の音とは明らかに滑らかさと響きの柔らかさが違います。低音も押しつけがましくなく、豊かです。リッチという表現がピタリと当てはまる雰囲気です。

このゆったりと流れる時間の感覚はいったい何でしょう?CDプレーヤーには感じられないリッチな滑らかさと響きの良さ。一つ一つの音の分解力ではなく、それぞれが混じり合うことで奏でられる絶妙な「味わい」。この味わいこそレコードにあって、デジタルにないものでしょう。

響きを響きのまま、符号に分解せずに再現するレコードならではの豊かな響きの世界。とても心地よい音です。たぶんTD206だからといって10万円を切るモデルよりも「特別に音が良い」ということはなさそうです。しかし、レコードをレコードらしくリッチに鳴らす能力にかけては、このクラスでThorensを上回るプレーヤーは見当たらないかも知れません。Thorensならではの響きの良さ、何とも言えない音の甘さをTD206は引き継ぎ、艶のある塗装の仕上げも美しく価値ある製品だと思います。

Serugiu Chelibidache 指揮

”展覧会の絵”(重量盤・高音質ディスク)

1曲目 〜

ステージ後方から立ち上るように響く金管楽器の音。リスニングルーム下方の地面からシッカリ立ち上る弦の音。CDでは感じにくかった「上下方向への音の広がり」が出ます。

最近のCDプレーヤーの解像度は非常に高いので、レコードだからといってJAZZで感じたのと同じように、個々の音の分解能力がCDよりも優れているようには感じられません。

カートリッジをより高級な製品に変えればそれは解決すると思いますが、TD206最大の魅力は「絶妙な混ざり具合」です。煮込まれたおでん(大阪なら関東煮)のように、複数の素材が混じり合って煮込まれることで生まれる「絶妙の旨味」がTD206から感じられます。

低音が、高音が、・・・。というよりも、ただただその「旨味」を感じていたい。美味しい音を聞いていたい。そういう気にさせてくれる「旨い音」です。

Thorens TD209
方式 マニュアル式
ベルトドライブ式プレーヤー
モーター サーボ制御DCモーター
出力 RCA×1(ケーブル着脱式)
回転 33-1/3、45 rpm
アーム Thorens TP90
カートリッジ AT-95B
サイズ W470×H125×D430(mm)
重量 4.7Kg
希望小売価格 224,000円(税別)
付属品(左写真) 出力ケーブル
ドーナツアダプター
ACアダプター
針圧ゲージ、他
仕上げ ハイグロス・レッド
ハイグロス・ブラック
ハイグロス・ホワイト

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Mine Junko

”Jesse”(ダイレクトカッティング・高音質ディスク)

Jesse

TD206とTD209は「筐体の形状」が異なるだけの兄弟モデルです。しかし、その音は明確に違いました。

針圧を同じにして、同じレコードを聴いても、TD209はTD206よりも「響き」が少なく、透明感と音の細やかさが勝ります。カートリッジに「個体差(同じモデルのカートリッジが装着されています)」がないとすれば、TD209はTD206よりもワンクラス上の音質と雰囲気の深さを持っていると断言できます。

「絶妙な混じり具合」が魅力だったTD206に比べTD209の音は響きが少なく、聞き慣れたCDに近い雰囲気です。しかし、ボーカルの滑らかさや艶、あるいはウエットな質感はレコードならではのものを持っています。ピアノの美しい響きの鮮やかさ、滑らかさ高い質感もアナログ独特の味わいです。

TD206はやや解像度が甘く「濃い」音でした。TD209はそれよりも明らかに解像度が高く「知的でスッキリした音質」です。高性能プレーヤーNottinghamの音が好きな私は、よりその音に近いTD209が好みです。

Serugiu Chelibidache 指揮

”展覧会の絵”(重量盤・高音質ディスク)

1曲目 〜

イントロ部のトランペットの響きが繊細で、エコー音が長く響きます。また、唇と指の動きまでわかるような明快でデリケートな変化はTD206では感じられませんでした。弦楽器の分解能も高く、展覧会の絵を聞いてもTD209はよりCDに近い知的な味わいを持っていることがわかります。

TD206は長方形の大きなキャビネットとダストカバーの共振によって、「絶妙な響きの混じり具合(濁り具合)」を生み出したのでしょう。響きにくい異形のキャビネットを持ちダストカバーのないTD209にはその共振がなく、音質はよりストレートで明快です。しかし、それでもデジタルとは違う「レコードならではの艶」を持っています。

TD206で感じられなかった「チェリビダッケならではの緊張感」が、TD209ではしっかりと伝わります。原音に近く明らかに音が良いのはTD209に違いありません。しかし、よりレコードらしいのはTD206かも知れません。まったく同じ「機構」を使いながら「キャビネットの違い」だけで、この音の差を作り上げるThorensはさすがに「響きの使い方」をよく知っています。信頼できる熟練のサウンドを感じました。

 

Thorens Platter Mat コルク・ラバー
メーカー希望小売価格 \8,000(税別)

Thorens Platter Mat コルク
メーカー希望小売価格 \9,000(税別)

アクリル製プラッターの上に別売りのコルク・ラバー ターンテーブルシートを使ってみました。

明らかにS/N感と音の分離が向上します。しかし、ゴムの制振の影響か美味しいと感じる「響き」が若干損なわれる印象です。そのせいかも知れませんが、音が全体的に少し「ゴムっぽく」なった印象があります。

TD206では割と良かったのですが、プレーヤー自体の響きが少ないTD209に使った場合は、低音の厚みと量感が増す反面、中高域の響きが少なくなってHiFi方向への変化が行き過ぎる印象を受けました。

ただし、その変化は余り大きなものではありませんから、気にならなければ、気にならない程度かも知れません。

ゴムを含まないコルクのターンテーブルシートは、音が明るく開放的です。

高域は響きがやや強く、倍音がきらびやかです。音の広がりも自然で、楽器の音も伸びやか。コルク&ラバーが持っていた重厚感が失われますが、晴れ晴れしく空気が乾いて感じられます。ただ、どちらが良いというのではなく、「バリエーション」として使い分ければよいのだと思います。

 標準ターンテーブルを中心に、やや音を暗く重くしたいときは「コルク&ラバー」、やや音を明るく軽くしたいときには「コルク」。映像で言うなら輝度を上げるのが「コルク」、輝度を下げて中間調を豊かにするのが「コルク&ラバー」です。音を大きく変えるのではなく、その音調をコントロールする。巧妙に作られたターンテーブルシートです

 

試聴後感想

最近のレコードブームに乗っかって、雨後の竹の子のように「レコードプレーヤーメーカー」が登場し、あるいは生産を止めていたオーディオメーカーが新しいモデルを発売しています。しかし、Thorensは前身のオルゴール製造メーカーの時代を含めると、なんと140年の歴史を持っています。

この「歴史」の違い、「響きに対する造詣の違い」が、再生される音に違いとなって現れます。

Thorensの低価格プレーヤーは、他社製品から比べると華奢でチープに感じられるかも知れません。しかし、国産品の数十万円クラスの製品と比べても10万円を切るThorensのエントリーモデルで私はレコードを聴くでしょう。

解像度、周波数レンジ、そういう「スペック競争」は、趣味性の薄い「デジタル・オーディオ」に任せておきませんか?レコードで重要なのは「音」ではなく「雰囲気」です。Thorensは、なによりもその「雰囲気の良さ」で国産高級レコードプレーヤーをまったく寄せ付けません。

あなたは研究室で作られた純粋な「アルコール」のようなお酒と、古くからの樽で作られた「醸造酒」のどちらを選びますか?

世界最高の醸造酒、それはたとえ「安く」とも「本物の味わい」を持っています。

2013年11月 逸品館代表 清原 裕介

 

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