MARANTZ VP11S1 マランツ VP-11S1

リアル フルHD DLPプロジェクター 「VP-11S1」

¥1,800,000(税別)

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5月25日の販売店視聴ご商談会

VP-11S1は、VP-12S1/VP12S2/VP-S16/VP-12S3/VP12S4/VP13S1(Black Limited含)と同デザインの採用は、7代目となります。

変わらないデザインは販売者からすると見新しさに欠けますが、施工を行なっている所や、買い替えを考える方には取り付け金具がそのまま流用できる利点があり扱いやすいそうです。

フロント排気もこのクラスでは有効で、他の液晶のフルハイビジョンは、高出力キセノンランプ使用で後ろ排気の為、壁が焼ける事があったそうです。

スクリーン
キクチ製スチワート・マリブの110インチ
スピーカーはB&W

アンプはSR9600/DVDはDV9600
ハイビジョン再生に東芝RD-Z1を使用



レンズはVP12S4と同じですが、このレンズは開発の当時からフルハイビジョンを見越し設計されていたそうで、前モデルから数を作ることでレンズの組み立精度を上げてフルハイビジョンに見合う最良の物を完成させたそうです。

このレンズは、色(光の波長)による屈折率の差がガラスよりも遙かに小さい「異常分散ガラス」です。さらにレンズの外周辺部で画像のゆがみが起きない「非球面レンズ」が採用され、「フォーカス重視」の非常にコストのかかったレンズです。こういったレンズは、本来「高級一眼レフ」や「高級ビデオカメラ」にしか採用されていません。フルスペックハイビジョンの「超高精細度」を「大画面」で「歪みなく(色ずれなく)」再現するためには、絶対に必要とも言える設計で「手抜き」や「コストダウン」が行われていないことがわかります。

200Wの超高圧水銀ランプを使用。リモコンはVP8600タイプのものが採用されています。

フルハイビジョンパネル搭載のDLP、液晶プロジェクターでは投影の打ち込み角度(プロジェクターからスクリーンに投射する画像の角度)が一番大きく、さらに上下レンズシフトが装備され、高い設置性がある唯一のモデルとなっています。

デモ画像

NHKハイビジョン放送画像。超高解像度・高輝度を見せるのではなく滑らかな質感を重視した画像です。

ハイビジョン(WOWWOW)映画 パイレーツ・オブ・カリビアン。

この放送はテレシネにはフイルムを1コマづつキヤプチャーしてからIP変換しているこだわりの画質でオンエアーされた数少ないタイトルだそうです。冴えのある滑らかな高品質画像が堪能できました。

DVDソフト スターウオーズ

今までの常識としてフルハイビジョンパネルでDVDのNTSC画像をみると、とても見られたものではないのですが、ハイビジョン画像と言われると信じてしまいそうになるくらい緻密感のある画像を再現します。

DVDでアップコンバートするかプロジェクターでスケーリングするかは、その機器の特性とソフトの状態と画像の好みで変わるそうですが、それにしても素晴らしいスケーリングの性能です。

MARANTZ DV9600から480pで出力し、VP-11S1で1080Pにスケーリ
ングにて接続・・・(正しい)
DVDには、MARANTZ DV9600が使われ、HDMI(480P)でVP11S1に接続されていました。入力された480Pの信号は、VP11S1のアップコンバート回路で1080Pに変換されて投影されます。このアップコンバート回路のチューニングがきわめて優秀で、フォーカスをむやみに追うのではなく、質感を高める方向にパネルの高精細度の「余裕」を振り分けているところに、北米の高級プロジェクター市場でトップシェアを誇る「プロジェクターのマランツ」の高い見識と実力を感じました。

フィルムのようにキメが細かく輪郭の誇張感がない滑らかな映像は、大画面で長時間見続けても疲れることはなさそうです。また、単板式のため避けられないカラーフリッカー(色割れ)を心配しましたが、シアターDLPモデルの中では一番目立たなく感じました。この程度なら、実用上はまったく問題にならないでしょう。

3板式の液晶フルハイビジョンパネルでは、1ドット10μを対角線両端をきっちり合わせるのは機械精度的に不可能に近いらしく、現在発売されている製品は、ドットの両サイドが赤と青色にズレがでているということです。特に3管プロジェクターでは、地磁気の影響などによる不可避のレジのズレで周辺では色ズレが発生します。

単板方式のDLPプロジェクターなら、フルHDモデルでもそういった問題が一切発生せず、さらにVP11S1は「超高性能レンズ」の採用で、ずば抜けたフォーカスの良さを誇ります。

液晶とは異なる次元の「高画質」は、3管プロジェクターユーザーにも注目されているそうです。

2006年5月 岡田 克彦

 

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