ortofon/オルトフォン EQA-333

オルトフォン/ortofon
EQA−333 フォノイコライザーアンプ 音質テスト

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EQA−333
メーカー標準価格¥60,000()

  

本体と付属のACアダプター

入力感度 MC 250μV/47オーム
MM 2.5mV/47kオーム
出力電圧 250mV/300オーム
RIAA偏差 ±0.5dB (20Hz-20KHz)
S/N(IHF-A補正) MC:85dB
MM:95db
電源電圧、消費電力 AC 16V 50/60Hz、3W
寸法(mm) 123×65×140(W,H,D)
質量 1.06Kg

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EQA−333の特徴 (カタログより)

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ORTOFONのローインピーダンスMCカートリッジの特性に完全に合致する、究極のハオコストパフォーマン・フォノイコライザーアンプ。

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MCヘッドアンプは、高gmローノイズFETを使用した差動入力回路を搭載して安定度を確保し、広帯域、低歪みを実現。FETを2個パラレルで使用することにより、ローインピーダンスカートリッジ実装時のS/N比を向上させ、実用レベルにおけるローノイズ特性を実現しました。ゲインは20dBに設定。

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MM入力回路は、ローノイズ、ハイゲイン、高スルーレイトのFET入力のオペ・アンプを搭載し、イコライザー回路は、自然な音質で定評のNF型。ゲインは40dBに設定。

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回路抵抗には音質面やS/N比に有利な金属皮膜抵抗を使用し、信頼性の高いガラス両面タイプの基盤(PCB)を採用。

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入出力RCA端子及びGND端子は、高品質金メッキ使用を採用。

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電源は、ACアダプターによる外部電源方式。

音質
プレーヤ:NOTTINGHAM INTER-SPACE/HD
カートリッジ:ortofon MC20/Super(MC) GOLDRING 1024GX(MM)

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テストには、MM/MCの両方のカートリッジを使用したが、音質傾向は類似しておりほとんど同じ傾向の音となった。

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低音が良く出て、繊細さもあるが、MM入力時には使用されているFET入力オペアンプの「悪い癖」がそのまま出て、重く冷たい印象がMC入力よりも強くなる。

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MC入力では、繊細さと厚みがあり情報量、クォリティー的にはこのクラスの標準を上回る。しかし、音楽的には高音の抜けが悪く、音が丸くなり、ハーモニーは団子になる。この傾向は、数時間以上通電しても変わらなかったため、エージングやウォームアップ不足ではなく、この製品本来の性質だと思う。

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特徴(カタログ抜粋)からもわかるように「技術主導」で作られた製品が持っている特徴そのままのイメージがあり、個人的には"accuphase製品"に通じる音色を感じる。

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私の感じる「FETの悪い癖」がそのまま出て、厚ぼったくスローな印象で全般的に音が「ねっとり」している。しかし、オーディオ的なクォリティーは割と高いので、一部の(音楽を余りわからない)マニアは高く評価するかも知れない。

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ゴムとメタルが融合したようなアンバランスな音で、音に張りが無く、非常に大人しい。地味だと言えばその通りで、演奏年齢が非常に高くなる。私には鬱老人の演奏に聞こえる。

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悪い意味で「機械オタク」が作った見本のような音。聞いているのが辛いし、気持ちが重くなる。テスト後にいつも使っているフォノイコライザー(CREEKの改造品/チューンナップモデル)に変えると、肩こりが治ってスッキリした気分になれた!音楽は楽しくなければ!このフォノイコライザーアンプで、私は音楽を楽しめる気にはなれなかった。

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たぶんこの製品は、日本で企画され、国内で設計、製作された、名前だけが「オルトフォン/ortofon」のモデルなのだろう。少なくとも、私が所有している「初代SPU」の素晴らしく美しく、知的なサウンドの影も形もない、まったく違うサウンドだった。

2005年 4月29日 清原 裕介

 

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