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 Triode TRV-A300SER 音質評価 

  

 

Triode TRV-A300SER \180,000(税別)

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製品の概要

Triode TRV-A300SERは、TRV-A300SEの後継モデルとして発売されました。メーカー希望小売価格がA300SEの\160,000(税別)から\180,000(税別)に値上がりしましたが、筐体の高級化(縦長からTriode共通の横長デザインへ)、トランスケースの分離(電源とアウトプットトランスを収納しているカバーを独立化)、ワイヤレスリモコンの装備(音量調節のみ)、MMフォノイコライザーの搭載(トランジスター方式)などを考えれば実質値下がりと感じられます。

また、TRV-A300SEで「半導体方式(ダイオード)」だった整流回路が「真空管方式(5AR4)」に改まったことで、中低音の厚みと中高音の滑らかさがさらに良くなっています。上写真に小さく写っていますが、上面パネル右手前の小さなスイッチで「無帰還/帰還」が切り替えられます。今回の試聴は「無帰還」で行いました。

真空管は、初段がECC83(12AX7)ドライバー段がECC82(12AU7)出力管に300Bが使われています。

入力は、PHONE/1系統とLINEが3系統、で出力はTAPE-OUTが一系統設けられています。入力感度は800mVと真空管アンプとしては低めで、ボリュームは小音量時の音量調整が簡単です。

発熱は普通、無信号時の消費電力は125Wと真空管アンプとしても普通ですが、最大出力が8Wであることを考えると効率は悪いです。リモコンが付属します。

形式 真空管式プリメインアンプ
入力数 LINE×3、PHONE×1(MM)
出力数 TAPE OUT×1
使用真空管 ECC83×1、ECC82×2
300B×2
、5AR4×1
最大出力(Ω) 8W(6/8Ω)
周波数特性 10Hz-50KHz
消費電力(無信号時) 125W(逸品館にて計測)
サイズ/重量 340×315×185(mm)/15kg
付属品 電源ケーブル、リモコン

<明るい> - - - * - - - - - <暗い>

<柔らかい> - - - * - - - - - <硬い>

<総評>

高音の切れ味は悪くないのですが、ざらざらした小さな棘が音に付きまといます。今回聞き比べたアンプではずば抜けて価格が安いので仕方がないのですが、それが原因で他の製品と比べると音がざらついていてやや安っぽく感じることがありました。

中域はこのクラスの真空管アンプとしては悪くない出来で、滑らかかつ透明な音でボーカルが楽しめます。低音はやや控え目ですが、少な過ぎると文句が出るほどではありません。

同時にテストしたアンプがすべて50万円を超えるような高級真空管アンプだったので、それらと比べるとTRV-A300SERの音色がやや単調で音楽の表現も一本調子に聞こえてしまったのは仕方ないことです。

だたし、TRV-A300SERの評価を下げた高域のざらつきは使用されている300Bの品質に起因していると考えられますから、出力管を変えると音質は確実に改善するはずです。

Triodeの製品らしくこの価格で購入できる真空管アンプとしては水準以上の音質に仕上がっていると断言できますし、使われているアウトプットトランスやパーツの基本性能は高いので、真空管を変えるなど独自のチューンナップを行えば音質はがらりと良くなることが予想されます。リモコンが使え、MM対応フォノイコライザーを装備するなど機能も十分で、入門〜中級クラスの真空管アンプとして良くできた製品です。

音質テスト結果 PMC PB1i/Signatureと組み合わせて

PMC PB1i/Signature
\1,100,000(ペア・税別)

構造の単純な三極管の音らしく透明感が高く、ボーカルの音抜けが優れています。中音は標準的で低音はやや少なめです。

ギターはアタックの立ち上がりが少し重く、響きも濁っています。ボーカルも線がやや細い印象できれいな音ですが、表情が少し単調で躍動感があまり感じられません。透明感は高くスィートな音ですが、中低音が少ないので演奏がややこぢんまりとしています。

A300SERで不満に感じるウィークポイントの多くは、使用されている300Bにあると考えられます。A300SERの300Bは真空管の作りがウェスタン300Bとは全く違います。ガラスが薄く、カソード/グリッド/プレートの固定もしっかりしていません。真空管をアンプから取り外し指で弾くと、ウェスタンの300Bならピーンと澄み切った美しい音で「鳴き」ますが、A300SERの300Bはビーンという、どこかが共振した濁った音で鳴きます。この真空管そのものの響きの違いが再生される音にそのまま反映されるので、TRV-A300SERは高域がざらつき、中低音が細いのでしょう。

アンプの作りは良く、パーツにも良質なものが使われているだけに残念です。しかし、アンプの発売価格を考えるとこれ以上真空管にコストを割くわけにも行かず、真空管の欠点を上手く化粧して隠していますが、今回比べたアンプはどれもこれもTRV-A300SERよりも遙かに高価な製品だけに、コストダウンの「音質への影響」は、Triodeがいくら頑張っても完全に消し去れないように感じられました。

音が多くなると単音で感じられた高音のざらつきがほとんど感じられなくなります。この価格帯の真空管アンプとしては、楽器の分離は優れています。バイオリンの音はやはり少し細いのですが、真空管アンプらしい滑らかさとすっきりした透明感は十分に感じられます。

トランジスターアンプに比べ、前後方向への音の広がりも大きいようです。しかし、価格を考えれば仕方がないのですが細かい音が完全に出きらず、そのためホール-トーンの空気感が思うように再現されません。結果として小さなホールで演奏されている室内楽のようなイメージでこの曲が鳴ってしまいます。

Stingrayでも感じたのですがこの曲の録音は、真空管アンプととても良くマッチするようです。A300SERの高域のざらつきはシンセサイザーのデジタルチックなエフェクトに隠れて、全く感じられなくなりました。

真空管アンプとしてはやや高音が音が硬めですが、演奏は癖なく楽しめました。

音質テスト結果 Focal 1028Beと組み合わせて

Focal 1028Be
\1,200,000(ペア・税別)

Stingray同様、真空管アンプとの相性はPB1i/Signatureよりも1028Beが圧倒的に良さそうです。Stingrayの論評でも書いたように1028Beの重いウーファーを真空管アンプは瞬時に止められず、音が終わった後もユニットはわずかに振動しているようです。しかし、それが上手い具合に音に適度な響きと余韻を与え、再生時に欲しい適度な響きが見事に演出されるのです。

PB1i/Signatureでは乾いていたギターの音に響きと潤いが加わり、声のトーンの変化や情感の変化も大きくなって単調だった演奏が豊かさを増します。1028Beに搭載されるベリリウム・ツィーターの効果で「切れ味の鋭さ」と「アタックの芯(強さ)」がキチンと出て、高音がクッキリします。不足していた「鋭さ」と「響き」が加わって、実に楽しい音でオレンジペコが鳴りました。

スピーカーを1028Beに変えると、中低音の響きが増して演奏のスケールが大きくなります。PB1i/Signatureで気になった高音のきつさやざらつきも緩和されて、聴きやすい音に変化します。

高域のざらつきが取れ中低域の厚みが増したことで全体的なバランスの偏りは気にならなくなりましたが、逆にそれまで問題にならなかった細部が気になってきます。オーディオシステムのグレードアップでも経験しますが、一つの問題を解決すると別な問題が発生するのです。

高級なアンプで聞く音と比べると楽器の質感がやや低く、それが原因で演奏の芸術的ポイント(美的イメージ)が劣化します。悪くない音ですが、私が欲するヒラリー・ハーンの奏でるバイオリンの音のレベルには達していません。残念ながらこの音でヒラリー・ハーンを聴き続けるのは、聴感的ではなく精神的にちょっと辛い。彼女の演奏はもっと上手いからです。

ヒラリー・ハーンを聞いて1028Be+TRV-A300SERの弱点に気付いてしまった後では、どんな音楽を聞いてもその部分が気になってしまいます。高音のざらつきによる楽器の音の低級化と、それが原因で演奏が雑に聞こえる部分です。しかし、それはアンプの限界を超える高性能なスピーカーを繋いでいることと、遙かに高価なアンプと比べていることが問題で、アンプそのものには大きな欠点はありません。

TRV-A300SERはその価格を考慮しながら、適切なスピーカーと組み合わせればその魅力を引き出せるはずです。

2011年 8月 逸品館代表 清原裕介

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