KRYNA-PRO ルームチューニング材 KQ1

音質テスト

KQ1(表側) KQ1(裏側)

※両端に見える透明の糸は、画鋲では厚みがあって取り付け辛いので、壁に両面テープ式のフックを張り付け
フックにKQ1を吊り下げるために括り付けた20号のナイロンテグス(釣り糸)です。

2枚: 12,000 円 (税別)
生産完了しました
2枚梱包のため通信販売は2枚単位の
販売となりますが、お持ち帰りの場合
1枚での販売もさせていただきます。

サイズ: 440 × 440 × 85(mm)

重量: 877 g ( 外枠脱却時 320 g )

お薦めの吸音材はこちら

特徴と長所

素材は、熱帯魚などの濾過システムに使われている“ポリウール”のような感じで、体積の割に非常に軽くできています。軽いので取付が簡単、落下しても綿のようなものなので人体への危険はありません。よほど壊れやすいものでなければ、落下時に物損することもないでしょう。

借家や賃貸マンション、アパートなどでも、壁に両面テープで固定できるフックを付け、そこにKQ1に糸でも取り付けて吊り下げれば、壁に損傷や痕を付けることなく取付が可能です。

440mm角と部屋に合わせやすいサイズですが、吸音効果はかなり大きく、並行する壁の両方、あるいは片側に1〜2枚程度、取り付けるだけで気になるフラッタエコー(詳細はこちら)がほとんど解消します。メーカーのページにあるような使い方でほぼ問題ないと思います。

1号館新試聴室で使ってみました

 

1号館にオープンした新しい試聴室は、通常の家庭の音響を再現するため、特殊な吸音材やムートンの敷物、カーテンなどはわざと施工していません。

そのため他の逸品館の試聴室に比べるとかなりライブで残響が多く、さすがに何の措置もしないと音が「ワンワン」して濁ってしまい、広がりや定位は最悪です。

そこで、スピーカーの左右の壁で発生する「フラッタエコー」を減少させるために左右の壁にKRIPTON あP−10を立てて、その上にKQ−1を二つ重ねて乗せました(軽いので乗せているだけで使えました)。

結果は上々です!気になっていたエコーが激減し、広がり感と定位感が驚くほど改善、透明度も格段に向上しました。

調子に乗って背後の壁にも取り付けると、これは逆効果!エコーが減って音がもこもこしてしまいました。

廉価で小型の吸音材ですが、使いやすく効果が抜群であることが確認できました。