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ortofon q10 q20 q30 q40 Phasemation PP300 MCカートリッジ 音質 評価 比較 試聴 価格 レビュー

 ortofon Q Series Q10、Q30、Q40

 Phasemation PP300 MCカートリッジ音質比較

その他の音質テストはこちら

ortofonから発売された Q Series MCカートリッジ Q5/Q10/Q30/Q Monoを旧モデルのMC20 Supreme、SPU Mono、PhasemationのMCカートリッジ PP300
GoldringのMMカートリッジ 1012GXと聞き比べました。

それぞれのカートリッジの主な仕様

 
モデル名 Q5 Q10 Q20 Q30 Q Mono
 
希望小売価格(税別) \30,000 \48,000 \71,000 \95,000 \48,000
 出力電圧 0.5mV 0.5mV 0.3mV 0.3mV 0.3mV
スタイラス形状 楕円針 無垢楕円針 ファインライン シバタ針 無垢楕円針
カンチレバー素材 アルミ アルミ アルミ ボロン アルミ
針先半径 r/R8/18 r/R8/18 r/R8/40 r/R8/50 r/R8/18
推奨針圧 2.3g 2.3g 2.3g 2.3g 2.3g
自重 9g 9g 9g 9g 9g

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比較したカートリッジの主な仕様

 

 

メーカー ortofon Goldring ortofon Phasemation
 
モデル名 MC20 Supreme 1012GX SPU MONO DG25i PP300
希望小売価格(税別) \53,000 \42,000 \88,000(MK2の価格) \125,000
 出力電圧 0.5mV 6.5mV(MM型) 1.5mV 0.28mV
スタイラス形状 楕円針 ラインコンタクト 丸針 ラインコンタクト
カンチレバー素材 - - - 無垢ボロン
針先半径 4×18μ 6×100μ - 3×30μ
推奨針圧 2.0g 1.7g 3.5g 1.7-2.03g
自重 10.7g 6.3g 30.5g(シェル含む) 11.1g
  生産完了品 生産完了 生産完了品 ご注文はこちら

テストの概要

レコードプレーヤーは、カートリッジ着脱の利便性から、生産完了モデルMicro SX1500FV(エアーフロート、バキューム吸着)にSME 3012Rを組み合わせたプレーヤーを使っています。3012Rには、SPU Monoが取り付けられています。Series Vはカートリッジの着脱が面度なので今回の試聴では使いません。

試聴に使ったプリアンプは、TAD C600、パワーアンプはDigitalDomain B1a、スピーカーはTAD E1というかなり豪華な組み合わせです。フォノイコライザーアンプは、AIRBOWの生産完了モデルに昇圧トランス(パートリッジ)を組み合わせて使用しました。

音質テスト

 
ortofon mc20 Supreme ortofon mc Q5 ortofon mc Q10 ortofon mc Q30

Pavane Pour Une
Infante Defunte 〜
LA4

広域の伸びやかさ、解像度感が最高級のデジタルプレーヤーD600に比べると低い印象です。

低音の量感も少し不足気味ですが、レコードらしい滑らかさが魅力で、演奏の雰囲気が濃く伝わります。デジタルではなかなか出にくい、シンバル、ウッドベースの柔らかで暖かい響きは特に魅力的です。特にサックスの木質的な響きは、デジタルでは出にくいと感じます。

情報としての音よりも奏者のタッチや、楽器の音色の変化がより大きく伝わるのが特徴的なレコードの音です。正確無比なデジタルサウンドに比べると、至らない点は多々ありますが、随所にそれを大きく上回るレコードならではの魅力が感じられました。
試聴に使ったスピーカーはTAD E1ですが、それがまるでビンテッジスピーカーのように鳴るのには驚かされました。きりりとした解像度感はありませんが、いい意味で大らか。心地よく、レトロな雰囲気を楽しましてくれました。

MC20 Supremeに比べると音の輪郭がはっきりして、明瞭度が高い印象ですが、演奏は雑に聞こえます。

フルートも投げやりな感じで奏法が乱暴です。

ドラムとベースのタイミングも悪く、シンバルの音はブリキのように薄っぺらです。
あれほどの名手が集まった、LA4とは思えない演奏です。ギターも下手に聞こえます。演奏者の熱気ややる気が感じられません。

演奏が下手に聞こえて気分が重くなるというのは、Q5は音質を追求しすぎて、大切ななにかを忘れているように思います。

ただ、こういう印象は人によって随分と違いがあるので、私の個人的な思い込みなのかも知れません。

 

MC20Sよりも音がっくっきりして明るい印象です。音がくっきりしているので解像度感もMC20 Supremeよりも高く、音が前に押し出してきます。
フルートの鮮やかさはQ10が上回りますが、ウッドベースの柔らかなニュアンスやドラム・シンバルの「人間がたたいている感じ」は、MC20 Supremeがより強く感じられました。
CDほど明確ではな音ではありませんが、レコードほど曖昧でもありません。良く言えばCDのようによい音でレコードを鳴らしていますが、悪くいえばCDのように音が固く色気が薄く、レコードらしくありません。
音はよくなりました。しかし、ふわりと体が包み込まれるようなレコード的な立体感に乏しく、前後に浅い平面的な音場になってしまいました。

人間が演奏している感じ、音楽性という意味では、MC20 Supremeを私は好みます。

イントロのウインドベルの音が鮮やかです。フルートの音も明るく弾み、かなり印象がよくなりました。しかし、Q Series全体に感じられる「演奏のまとまり感に乏しい」という問題点はQ30にも感じられます。
決して悪い音ではないのですが、一つずつの音が分離されすぎていて「同じ場所で演奏している感じ」が伝わりません。ブースごとに分かれ、それぞれの音をばらばらに収録した最新のデジタル録音のように聞こえます。

音ははっきりしていますが、演奏から統一されたニュアンスが感じられず、しばらく聞いていると聞き飽きて、それでも我慢して聞き続けていると、ちょっといらいらしてきました。

 

 

ムソルグスキー
展覧会の絵
チェリビダッケ
ミュンヘンフィル
AUDIOR

イントロ部のトランペットの響きが心地いいです。その音は柔らかく、ふくよかで余韻が長く、アナログを強く感じさせます。解像度が低いので、高品位なデジタルサウンドのように弦楽器一台一台の音が特定できるようななり方はしません。
バイオリン、チェロ、コントラバスの音色の違いは少し出にくく、各パートが一つの塊、まとまりとして鳴りますが、それは決して悪いことではありません。
チェリらしい緊張感が少し薄められた、耳あたりの良い聞きやすい音ですが、これはこれで悪くないと思います。

空間の見通しに優れ、定位感の良さが感じられます。LA4はかなりだめな演奏に聞こえましたが、展覧会の絵はそれよりはかなり聞けます。
しかし、チェリビダッケが重んじた「美」が感じられるかといえば、そうではありません。ありきたりのコンサートの雰囲気です。楽団員のやる気と熱さが欠如しています。

 

ピント感が高まり、全体的に明快でシャープな印象です。D600で聞くこの演奏のCDにかなり近いのですが、解像度、レンジ感などはそれにかないません。ただし、組み合わせている昇圧トランス、フォノイコライザーなどの価格を考えると十分に検討しているとは思います。
明瞭度に対して色彩感が伴っていない印象は、一般的なデジタルサウンドのそれと同じです。いい音ですが、この音ならばレコードを選ばずCDを聞くと思います。

空間に曇りがなく定位感に優れていますが、私がレコードに強く求める空気感、響きの良さが欠如しています。

いわゆるホールトーンと表される、コンサート会場の響きが感じられず、無響室で演奏が行われているようにさえ聞こえます。

音符と音符の隙間に雰囲気がなく、演奏が細切れに分断されている印象です。

MC Q5/Q10/Q30を試聴した印象
価格的には、私が愛用していたMC20 Series(MC20 Super/MC20 Super2/MC20 Supreme)の後継モデルということでQ Seriesには大いに期待してました。期待が大きすぎたのかもしれません。試聴期をお借りしてこんな評価しか出来ないのは、申し訳ないのですが、私にはQ Seriesの音がレコードのそれには聞こえません。少なくとも私が求める、ortofonの芳醇な魅力は感じられませんでした。

ただし最近一般的に評価の高い「高音質型カートリッジ」には、今回テストしたQ Seriesと同じように「音がよいけれど、音楽としてのまとまりが感じられない」傾向の製品がかなり増えているように思います。そしてそれらの評価が、私の感覚とは裏腹に一般的にが高いことを考えると、私の耳が求める音は時代遅れかも知れないと思うことがあります。

そこで、Q Seriesよりは少し高価なPhasemationのPP-300とMM型ですが私が好むGOLDRING 1012GXを同じシステムで聞いてみることにしました。

 
Phasemation PP300(その他の音質テスト Goldring MM1012GX (生産完了)

Pavane Pour Une
Infante Defunte 〜
LA4

イントロのウインドベルの音を聞いただけで、胸のもやもやが取れました。解像度はQ Seriesほどは高くないのですが、音が柔らかく響きが自然です。フルートの音も弾み、演奏にまとまりが出ます。
Q Seriesでは「強弱が感じられなかった」演奏に、強弱と緩急が出ます。演奏が生き返り、奏者の熱が伝わります。
それにしても解像度感がかなり高いはずのPP-300ですら、Q Seriesにかなわないというのは、おかしな話です。Q Seriesは相当強く音質を「音質:明瞭度の高さ」に振っているのでしょうか?音が細かく明瞭度が高いのは間違いないのですが、その反面響きや柔らかさが少なく、相対的にレコードらしさが薄くなっているのではないでしょうか。
Q Seriesよりも私の好みにマッチするPP-300ですが、それでも最初に聞いたMC20 Supremeがより艶っぽく、雰囲気も濃く演出されていたように思います。

Q Seriesばかりを責めるのはアンフェアかも知れません。PP300を聞いても、やはり明瞭度感:解像度感と雰囲気の良さ:響きの良さを両立させるのは難しいのだと感じます。PP-300の音がもう少しウェットになれば、私の好みにピッタリです。

ただ、ノッティンガムでPhasemation PP300を聞いた印象から判断すると、今回テストに使ったアームが音が緩めのSME 3012Rだということは、かなり音質に影響していると思われます。高性能なカートリッジを時代遅れのアームに付けるのは止めた方が良さそうです。最新設計のアームを使えば、Q Seriesの印象はがらりと変わるかもしれません。

GOLDRING 1012GXは、今回試聴したMCカートリッジの中で解像度が最も低く感じたMC20 Supuremeと比べて、さらに若干解像度感は劣りますが、逆にMC20 Supremeよりも色彩感が豊富で演奏のニュアンスが濃く出ます。

CDの音がここまで良くなった今、私がレコードを聴く上でもっと大切にしたいのは、解像度感:音の細かさや明瞭度ではありません。レコードに求めるのは、CDを明らかに超える色彩感と雰囲気の濃さ。演奏との一体感なのです。

そういう意味では、今回テストしたカートリッジでは1012GXの音がもっとも素直で色彩感に富んでいると感じました。演奏をもっとも「元に近いイメージ」で楽しめるということを評価の軸にするならば、再生システムが複雑になり、価格も高価になるMCカートリッジよりも、安価なMMカートリッジの方が手軽にレコードを楽しめるのでお薦めです。そして、その音質もMC型に決してひけを取らないのですから、MM型はもっと見直されても良いと思います。

GoldringのMMカートリッジを聞く度に、MCがMMよりも絶対に音が良いとは思えなくなります。私も昔は国産のMM型カートリッジしか聞いたことがなく、長い間MMはMCに劣ると考えていました。当時私が愛用していたカートリッジは、Technicsの高価なMM型カートリッジでしたが、ortofonのSPU Goldとくらべると針金のような音でした。その後、Shureも聞いてみましたが、やはりSPUより音が荒く、色彩が単調でモノクロームに近かったため、私のMC至上の考えを改めるには至りませんでした。ただし、Jazzを聞いた場合のShure製品の音の「素直さ」は高く評価できると思います。

そんな私にMM型カートリッジの音質を見直させたのは、Stantonです。その何とも言えない艶っぽさを知った瞬間、MM型がMCに劣るというのは間違った考えであると気づかされました。

残念ながら、現在Stantonは入手できませんが、GoldringのMM型カートリッジはStantonに勝るとも劣らない良品だと思います。

ムソルグスキー
展覧会の絵
チェリビダッケ
ミュンヘンフィル
AUDIOR

PP-300はQ Seriesに比べ音場の奥行きが深く、スピーカー後方に音が広がります。楽器の音の鮮やかさは標準的ですが、チェリビダッケらしい「精緻なイメージ」が出てきました。チェリビダッケの指揮する演奏は「禅」のイメージを持っています。その静かで緻密な統一感、まさに「精緻」という言葉がふさわしい、そういう演奏です。
また、Q Seriesでは聞き取れなかった「観客のざわめく音」が何となくですが感じられます。Q Seriesでは奏者という人間の存在すら感じられませんでしたが、PP-300は演奏者に加え聴衆の存在が感じられ、「ライブ感」が出てきました。
しばらく聞いていると、自分自身がチェリビダッケの演奏を聴く「一人の聴衆」になっていることに気づきます。私がレコードに求めるのは、こういう雰囲気の濃さを感じさせる音質です。

音場の立体感に違和感がなくなりました。前後左右、そして上下方向に正しく楽器が配置されています。あるべき位置から、あるべき音が聞こえてくるのが、こんなにすばらしいとは気づきませんでした。

今回試聴したMC Q Seriesは音が前に出すぎて、後方への広がり(立体感)が足りなかったと思います。

デジタルの出始めに、アナログに比べそれらの音が「おかしい」と指摘がありました。しかしデジタルの販売拡大とともに、その声は消されました。ただ、それが完全に消えたのではなく、最近になってやはり「アナログでなければ」という声が再び大きくなっています。EAR社のアナログシステムが、「アデル」、「ダフトパンク」というグラミー賞ミュージシャンのディレクターに認められたのも、その流れを裏付けていると思います。

PC/ネットワークオーディオの時代になって、CDにわずかに残されていた曖昧さという潤いが消えたことが、録音段階で「アナログ」という潤いが求められるきっかけなのかも知れません。

時代は、音質よりも雰囲気を強く求めています。アナログはデジタルにない雰囲気の濃さを持っています。それをレコードから引き出すには、Thorensの廉価なプレーヤーとGOLDRINGのエントリーラインナップのMM型カートリッジをまず試して欲しいと思います。

モノラルカートリッジ試聴
MC Q Seriesにはモノラルカートリッジがラインナップされています。そこでモノラルレコードを、愛用のSPU Mono Di25で聞き比べてみました。

 
MC Q Mono SPU Mono Di25(生産完了)

ヨゼフシゲティー

バッハ
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 

この時期のシゲティーは確か「ガルネリ」を愛用していたと思います。Q Monoでそれを聞くと、ガルネリらしい中音の張り出しが強く出ますが、その繊細で複雑な音色がきちんと再現されません。 デジタルで聞くとモノトーンになりやすいガルネリですが、枯れた音色の中に複雑な色彩と艶を持っています。モノトーンを突き詰めれば、そこに万華鏡のような色彩が現れる。言い換えるならば、色即是空から空即是色に転じるようなイメージです。

Q Monoはデジタルで再現できるガルネリの艶を超える音を出しません。

シゲティーの演奏はこんなバラバラの音ではなく、粒子の粗い写真のように音の粒子が整然と並び、それが何とも言えない躍動感と雰囲気を醸し出すのが特長です。演奏が2小節目に入り、その冒頭の統一感のないばらばらの音を聞いたとき、これは演奏の冒涜ではないかと感じるほど、私には何か違って聞こえるのです。

ガルネリらしい音が出ます。一本の太い線ではなく、無数の細い線が集まって太い一本線に見えるような、私が晩年のシゲティーの演奏に求める”枯れた色気”が再現されます このバッハの演奏ででシゲティーは、時に弓を弦にたたきつけるように強いアタックを出すのですが、その「強さ」がきちんと出ます。複数の弦の音を一斉に立ち上げるその難しさと、なぜシゲティーがそういう奏法を採っているか、その「意味」がきちんと伝わります。

ステレオカートリッジでモノラルレコードを聴くと、左右に音が散って中央定位が甘くなります。 Qはその点で、モノラルカートリッジらしい「中央定位の良さ」を感じさせてくれます。GEはそれに加え、ステレオカートリッジでは出ない「力強さ」も再現されました。

SPレコードに例えるのは大げさかも知れませんが、モノラルは音が中央に凝縮し密度が高まるので、ステレオLPよりも演奏が力強く聞こえます。SPU MONOが奏でるモノラルレコードは、その魅力に満ちています。見事ないい音です!

試聴後感想  

“ortofon”という名前はどんなイメージでしょうか?

同じortofonの名前を冠するのに、Q SeriesとSPUはこれほど「世界観」が違うのでしょう?SPUは雰囲気重視で、Q Seriesは音質一本槍の方向です。この2つのSeriesは、同じメーカー製品の音とは到底思えないほどかけ離れています。

私には、名機「SPU」を作ったデンマークの偉大なカートリッジメーカーという印象がありますが、現在販売されるSPU以外のカートリッジには「ortofon Japan」が作った製品も混ざっています(ortofonの名前が付いているケーブルは、ほぼすべてが日本で企画され生産された「日本企画の製品」です)。

とはいえ私はあまり「生まれ」にはこだわらないので、ortofonの製品がどこで企画され作られていようが「ortofonの音質」に仕上がっているのであれば、戸惑うことはありません。しかし、最近のortofon製品には、明らかに「私が求めるortofonの音じゃない」ものが存在するように思うのです。

私は「初代SPU(最初に発売されたオリジナルSPU)」を2個所有していますが、それを始めて聞いた時の感動は忘れられません。今発売されているSPUよりも遙かに上品で、あたかも天上の音楽のように演奏が展開するその魔力には誰もが抗しがたいでしょう。「原音をありのままに再現する」という方向とは違っていますが、演奏を生よりもより生々しく、美しいものに変換するのが歴代SPUの能力だと私は考えています。Q Seriesには、その連綿と続くortofonの香りがないからいらだちを感じるのでしょう。

私の中でMC Q Seriesは、ortofonとは呼べない音でした。ただし、誤解のないように付け加えますが、こういう音がクッキリする方向のカートリッジは徐々に現代の主流となりつつあり、それを高く評価する人も少なくありません。また、現行ortofon製品でもSPU Seriesには、今も昔のSPUの面影が聞こえます。少なくとも現在販売されているortofonの製品の音質は、統一されていない。その点にはご注意ください。

機会があれば、すべての現行ortofonカートリッジを聞き比べてみたいと思います。

後日行った、ortofon MC/MMカートリッジの音質テストはこちらからご覧頂けます

2014年5月 逸品館代表 清原 裕介

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