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TAD R1 TX R1 Mark2 徹底比較。開発インタビュー。イベント。音質評価。レビュー。

TAD Reference スピーカーシステム R1 TX、R1 Mark2 仕様詳細と音質を徹底比較

TAD R1 TX、R1 Mark2 (プレスリリースへのリンク

  

  

R1 TX1の概要(TADの資料を抜粋しています)

CST(Coherent Source Transducer)ユニット

R1 TXには、フルベリリウム振動板の同軸2Way「CST」ユニットが使われています。このユニットは、250 Hz 〜 100 kHzという超広帯域の音波を均一な質感と滑らかな指向放射パターンで両立させ、入力された信号をありのままに「3Dの音波に変えて放射」する、理想的な点音源再生を実現しています。今回のモデルチェンジでは、このCSTユニットには変更は加えられていませんが、R1の高音質の秘密を語る上で欠かせない技術なので詳しく解説します。

<スピーカーシステムと部屋の関係>
音楽を再生する機器の中でスピーカーシステムは、置かれる場所や部屋の特性で、大きくパフォーマンスが左右されます。スピーカーのセッティングについて多くの本が出版されていますが、そのほとんどがスピーカーとリスナーの位置の要件について部屋の壁による定在波の影響に重点を置いたものです。

しかし、スピーカーとリスナーの位置関係はそれと共に大切で、誤った位置にスピーカーを設置すると誇張された低音と違う場所で聴いているリスナーに音質の違いをもたらします。2チャンネルステレオ再生の場合、最適な聴取位置いわゆるスイートスポットを持つことはきわめて良く知られていますが、スイートスポットは普通非常に小さく、またおそらく一人のリスナーに限定するものです。しかし、注意深くスピーカーとリスナーのポジショニングを調整することでスィートスポットは拡大し、低音のパフォーマンスも大きく改善されます。

しかし、部屋における音の最適化を完全に達成するためには、ただ単に定在波問題を考えるだけでなく、スピーカーの実際の放射特性も考慮する必要があります。DVDプレーヤーやアンプのような機器と違って、スピーカーは3次元のアウトプットをインプットに対して持ち、全方向に音を放射します。スピーカー放射特性に偏りがある場合(指向性が強い場合)正確なステレオイメージを作ることや、壁の近くに置いた場合とへYeの中央に置いた場合、部屋の形状や残響特性(ルームアコースティック)の影響をより大きく受けるようになります。幅広い再生周波数帯域と放射特性をもつCSTを搭載するTADのスピーカーなら、スピーカーセッティングが容易で、R1のような大型スピーカーを6畳程度の小さな部屋に設置しても、正確なステレオイメージと音の広がり(立体感)が実現します。これは、TADの長所です。

2チャンネルステレオ聴取時、私たちは2つのスピーカーシステムの音をバラバラに知覚しているのではなく、すタスのスピーカーを結ぶ空間上に「ファントム音像結像」します。この音像像の明確な位置は2つのスピーカーシステムから到達する音の相対レベルと位相によります。例えば、サウンドステージのセンターに位置するようにバランスしている楽器(たとえばバイオリンとか)を考えてみてください。このバイオリンからの音は、基音と広い周波数帯域を含む高調波(ハーモニクス)からなります。もし2つのスピーカーが同一でない周波数特性を持つと、2つのスピーカー間の相対レベルは、基音とハーモニクスとでは同じになりません。その結果、各々がスピーカー間の違うポジションから来るように感じられ、バイオリンのイメージは太り膨らんだものになります。さらに、違う音程が弾かれたとき、バイオリンはサウンドステージをぼんやりとさまようことになります。左右のスピーカーの特性の正確さと安定性が確保されていなければ、正確な音像は形成されません。 
では、スピーカーシステムの指向性のクオリティーがどのように関係してくるのでしょうか?上の図4をご覧ください。センターに着座したリスナーにとって、各々のスピーカからの角度は同じになります。それらは左右対称であると仮定すれば、各々のスピーカーシステムからのレスポンスもまた同一になります。しかし、オフセンターの位置では(#2や#3のように)リスナーは2つのスピーカーから違った角度にいることになります(一方のスピーカーは軸上にあり、もう一方のスピーカーは軸外にあります)。
それらは違ったレスポンスをもち、上記に述べたように音像の質は落ちてしまいます。さらに2つのスピーカーの音質は違ったものになりますので、左から右にパンされている音は、その動いている間にその音色が変化してしまいます。まだ、部屋の影響を考えていないにもかかわらずです。

上の写真は、逸品館3号館で行った「R1 TX」発表イベントのスピーカーセッティングですが、スピーカーを極端に内振りにしていることが分かります。左右のスピーカーの一関係を精密に合わせる(AIRBOW レーザーセッター使用)ことで、スピーカーの中心上が重なる位置よりも後方すべての位置で正しいステレオイメージ(立体感)が得られます。試聴会を行う部屋の大きさが十分でない場合、このようなセッティングを行うことで、両端(一番左右)の席でも左右のスピーカーの音がハッキリ聞こえ、正しいステレオイメージ(立体感)が実現します。逸品館が実施する試聴会やイベントで、スピーカーを大きく内振りにしているのは、そういう理由からです。

スピーカー本体の音響特性だけではなく、典型的な家庭のリスニングルームでは、対処しなければならない多くの問題があります。例えば、スピーカーを設置する部屋の音響特性(ルームアコースティック)がどれくらい音を変えてしまうかについての顕著な例は教会です。非常に長い残響特性をもつ部屋でスピーカーを鳴らすと、声は残響に呑まれむしろ不明瞭になり、その音がどこからしているのか位置を特定するのは難しくなります。また、屋外で聞く音よりはその音はかなり大きくなります。

通常の部屋では、スピーカーからリスナーに直接届かない音の大半は、内壁の反射によってリスナーに戻ってきます。その多くは、非常に遅延され、また家具類によって吸音されることによって特性が変えられています。家庭では教会のように残響が多いことはめったにありませんが、私たちがスピーカーシステムを部屋で聞くときにも、スピーカーからの直接音と反射音(壁や天井床などの反射音)いわゆる間接音の両方を聞くことになります。

私たちの聴覚認識過程は、最初の直接到達音と、そのあとの反射を分離する識別能力をある程度持っています。さらに反射の方向性についても識別可能ですが、直接音も間接音も全て、部屋でのスピーカーシステムのサウンドバランスの知覚へ寄与しています。部屋の中でスピーカーを聴くときの位置は、スピーカー軸上だけではなく15°であったり30°であったりします。また直接音だけでなく部屋の壁、床、天井からの反射音をも聴くことになります。それゆえ、軸上の特性はスムースでも、他の方向に特定の周波数帯域の音を強く放射していたのでは、音場を正確に表現することはできません。つまり、スピーカーが点音源で、なおかつ左右の特性が揃い、さらに指向性が緩やかなほど部屋の影響を受けにくく、より正確なステレオイメージが形成されます。


スピーカーは前方1mの1点で特性を測定することが多いですが、これだけでは不充分であり、リスニング位置やリスニング空間全てに放射される音を考慮することが必要です。指向性をコントロールするひとつの方法として、ホーンシステムが挙げられます。TADプロでは、広帯域に渡る的確な指向性のコントロールと、パワーの要求にこたえるためにホーンシステムを前提としていますが、ホーンシステムの使いこなしで難しいのは音源位置の同一化です。ホーンはその構造上どうしても奥行き方向に大きくなってしまうので、ウーファーシステムと組み合わせる場合そのホーン部がウーファーからの音波のスムースな伝播の障害になります。

そこで、音像と音場を高次元で融合するスピーカーを目指し、同軸ユニットのCST(Coherent Source Transducer)ドライバーを開発しました。CSTドライバーはユニット軸上だけでなく軸をはずれた空間に放射する音を考慮し、CSTドライバーの指向放射パターンは広い周波数帯域に渡りきれいに減衰する特性を示します。同軸スピーカーを進化させたこのCSTドライバーは250Hz〜100kHzという広帯域にわたり位相特性と指向特性ともに優れています。まさにホーンシステムをしのぐ帯域での指向性コントロールを可能としています。

R1 TXが搭載する「CST」の振動板材料(ダイアフラム)には、利用可能な最も軽く最も硬い金属、ベリリウムを同軸のミッドレンジ、トゥイーターの両方に使用しています(CE1/ME1はツィーターのみベリリウムでウーファはマグネシウム)。ベリリウムという材料は、軽量かつ高い剛性という中高域用振動板に最適な性質を合わせ持っています。

Reference Oneのベリリウム振動板はパイオニアが開発した蒸着法で作られています。この蒸着法で作られたベリリウムユニットは、TADプロ用の4インチドライバー、2インチドライバーをはじめとしたダイアフラムに40余年以上以前から採用されており、その安定した品質での生産に実績を持っています(現在は、製造機材を日本ガイシ(株)に受け渡し、委託製造されています)。このTADプロの歴史の中で培った技術を集約させ、口径16cmのTAD Reference Oneのミッドレンジ振動板は蒸着ベリリウムとしては現在でも世界最大のコーンタイプの振動板となっています。

蒸着法の優れている点は金属では考えられないほどの内部損失を持つことです。 共振を抑えるファクターである内部損失は、蒸着法による粒子の結合から生成されます。蒸着で製造されているベリリウム振動板は、TADのみで、FocalやMAGICOなどが採用する「鍛造(金属を薄くのばしてから加工する方法)」よりも、優れた精度と音響特性を持ち、CSTのベリリウム振動板はそれらよりもスムースな周波数レスポンスを実現し、他の高域用振動板材料に比べて大変素直で澄んだ音を再生することができます。

ウーファーユニット

ウーファーは、大振幅のときでも動作が安定していて、しかも振幅が制限されることが無く、波形を正しく再生すること。TXでは、ウーファーの初動感度を向上するため、新規にショートボイスタイプのOFGMS(Optimized Field Geometry Magnet Structure)磁気回路を採用、33mm厚のロングギャップでありながら、両端での磁束密度を均一化、一般的なウーファーがギャップの両端では10%程度磁気密度が変化するのに対し、TXに採用するウーファーには、密度変化が1%程度に抑えられ、常に一定の磁気ギャップの中にボイスコイルが位置するように配慮されています。(特許技術)

大振幅時にも安定な動作を確保し、しかも波形を正しく再生するために、最適な形状、材質をコンピュータ・シミュレーションにより算出したサスペンションを採用。対称動作をさせるためプッシュプル配置したデュアルダンパーとしました。さらに、プロユニットでも採用している耐久性の高い含浸剤によるハイコンプライアンス化をはかり、微小入力時の初動感度を高めるとともに大振幅のときでも安定な動作を確保しています。

振動板には、航空機などで使用されている軽量高剛性な発泡アクリルイミドをアラミドファイバーで挟み込む構成「TLCC(Tri-Laminate Composite Cone)」の3層構造アラミド振動板を採用し、高いリニアリティを確保しながら、従来よりも軽快なレスポンスを実現しています。この新型ウーファーの「鳴りの良さ」は、聞けばすぐに分かります。

エンクロージャー

今回のR1-TXには、高級家具メーカー「天童木工」と9年の歳月を費やして共同制作したエンクロージャーが採用されます。「天童木工」の高い技術を生かし、、厚さ21 mmのバーチプライウッド(樺合板)で強固な枠組みを構成し、高周波加熱プレス成型した厚さ50 mmの側板を張り合わせ異素材を組合せるラミネート構造により、形成しエンクロージャーの形状を最適化しながら、横隔壁を骨格にするとともに周囲を強固なパネルにするなどフレーム構造とモノコック構造のメリットを活かすことで、従来のエンクロージャと比べて静的・動的強度と制振効果が最大限に高められています。

また、R1のオリジナルデザインの特徴であるティアドロップ形状を継承しつつスピーカーヘッド部分を丸みのある形状にすることで、強度を高め、音の回折をさらに低減するとともに、不要共振と内部定在波を排除することに成功しています。この新設計の高い制振効果と強度をもつエンクロージャーは、 SILENT(Structurally Inert Laminated Enclosure Technology)エンクロージャーと名付けられ、さらにTAD ホーンの流体設計を応用したエアロダイナミックスに優れたフレア形状のポートシステムを採用することにより風切り音を低減、よりクリアで深みのある低音が実現しています。

外装色は、ダイアフラムに使用しているベリリウムの原料である希少鉱石「ベリル」に由来する、深みのある緑の宝石をイメージした「エメラルドブラック」とベリリウムから成る赤い宝石をイメージした「ベリルレッド」の2色をラインアップ。"Reference"の名にふさわしい天然木ならではの美しい風合いを生かしながら深い光沢と気品に満ちた色調を実現し、高級感が増しています。

 

TAD R1 TX メーカー希望小売価格 14,000,000円(ペア・税別)

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R1-TXの詳細紹介と音質は「動画」で御覧いただけます。

R1 TX 設計主任(チーフエンジニア) 長谷徹氏による製品紹介と音出し(1)

R1 TX 設計主任(チーフエンジニア) 長谷徹氏による製品紹介と音出し(2)

逸品館代表 清原によるR1 Mark2とTXの音質比較(3)

R1 TX 設計主任(チーフエンジニア) 長谷徹氏をお招きした試聴会(イベント)の録画はこちらからご覧いただけます。

R1 TXを聞いてみて

TADのフラッグシップモデル「R1」もついに、一千万円の大台に乗りました。外観からはそれと分からない程の違いしか感じられませんが、音質は大幅に向上しています。特に、家庭で使われることを考慮した「微小信号のリニアリティーの改善」が奏功し、小さな音の再現性や、今までには感じられなかった無音(休符部分)の気配感の濃さは、価格差を大きく超える深化があると感じられます。

高額スピーカーと言えば、MAGICOやYG Acousticが人気ですが、R1 TXの実力(音質)は、確実にそれらを凌駕し、音楽再現能力の高さ、特に固有の音色を持たないストレートな再現能力の深さでは、他のスピーカーを寄せ付けない高いレベルに到達していると感じました。この素晴らしいスピーカー「TAD R1 TX」は、逸品館3号館に試聴機として常設しています。是非お試しにいらしてください。

2019年10月 逸品館代表 清原裕介

 

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