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Isotek(アイソテック) アクエリアス( Harbeth P3ESR 20.1HG 7ES3 HL5 Plus TEAC S-300HRスピーカー音質比較音質比較試聴テスト Isotek(アイソテック)オーディオ用電源ノイズフィルター AQUARIUS(アクエリアス)、SIGMAS(シグマス)
(ISOTEK 電源コンディショナーのご注文はこちらからどうぞ)・(逸品館 Isotek 電源貸し出しサービスのご案内はこちらからどうぞ)
(2016年2月に行った試聴会録画へのリンク)・(2015年11月に行った比較試聴レポートへのリンク)・(その他の音質テストはこちら) 2015年1月に、スピーカーにTAD CE1、 プリメインアンプにDENON SX11、CDプレーヤーにDENON SX11を使い、AETのオーディオ用高音質電源ケーブル「EVO-1302F」、「EVO-1304F」、「SIN/EVO AC(生産完了モデル)」、「Evidence HR」とISOTEK(アイソテック)のノイズカット電源コンディショナー「AQUERIUS(アクエリアス)」、「SIGMAS(シグマス)」の電源関係アクセサリー比較試聴を行いました。 今回は、スピーカーにAudiopro FS-20(Piano Black)、アンプにAIRBOW HD-AMP1 Special、CDプレーヤーにAIRBOW CD3N Analogueを使い、AIRBOW KDK-OFC/2.0m、AET EVO-1302Sの2種類の電源ケーブルとIsotek AQUERIUS、SIGMAS、AIRBOW IP2000Aの3種類の電源フィルターの比較試聴を行いました。また、前回は「アンプだけをノイズカット電源に接続して音質比較」を行いましたが、今回は「アンプとCDプレーヤーの両方をノイズカット電源に接続して音質比較」を行っています。結果として、より大きく音質は変化しました。さらに今回の試聴は、「YouTube 逸品館チャンネル」へ高音質音声付き動画をアップロードすることで、お客様自身がそれぞれの音質を実際に確認していただけるようにしています。 AET電源ケーブルの主な特長 徹底的に追求した品質にこだわるAETから発売されるケーブルには、「再生銅」を一切使用しない「純国産高純度銅(プレミアムバージン)」が用いられ、導体の表面は音質向上のため滑らかに加工されています。今回テストに使ったEVO-1302Sは、強度の高い太めの導体が使われるモデルです。キャブタイヤ形状のケーブルで、導線が2本交流抵抗低減のため撚り合わせて用いられます。絶縁体には、通常の高分子絶縁体、シールドにはアルミフィルムが使われます。
ISOTEK電源コンディショナーの主な特長 ISOTEK(アイソテック)は、イギリスのオーディオ用クリーン電源専門メーカーです。ISOTEK製品の特長は「トランス」を使わず、特殊なフィルターによって「電源に含まれる不要な高周波ノイズ」を除去することです。しかし、多くの場合高周波フィルターを電源に追加すると、オーディオ機器が必要とする電源のレスポンスが悪化し、高域が鈍ったり、パワー感が損なわれます。ISOTEK製品が優秀なのは、そういった「副作用」を一切持たず、音質を確実に改善する点にあります。 AQUERIUSは、入力された電源のすべてを1段目のフィルターでクリーン化し、さら小電力出力4個には個別に2段目のフィルターが使われます。出力個別にフィルターを配置することで、機器間(コンセント間)の「ノイズ干渉」が効果的に除去されます。 上級モデルのSIGMASは、入力された電源のすべてを1段目のフィルターでクリーン化し、さらに大電力2個、小電力4個すべての出力個別にAQUERIUSよりも能力の高い2段目のフィルターが使われ、さらなる高音質化を実現しています。 Isotek
電源ノイズフィルターの効果を電源ノイズ測定器で検証してみました
(ISOTEK 電源コンディショナーのご注文はこちらからどうぞ)・(逸品館 Isotek 電源貸し出しサービスのご案内はこちらからどうぞ) 試聴環境 スピーカーの試聴には、BYouTubeにアップロードしている、BBC Monitorの比較試聴に合わせて、AIRBOW CD3N AnalogueとPM7005 Applauseを使いました。試聴した環境は同一ですので、YouTube動画なら時を超えた相互比較ができると思います。
テスト概要のご紹介動画
試聴ソフト まず、HD-AMP1 Specialの電源ケーブルを「AIRBOW KDK-OFC/2.0m」から「AET EVO-1302S」に変えて音質を比較し、その後電源ケーブルをそのままにして、電源コンディショナ「Isotek AQUERIUS」、「SIGMAS」、「AIRBOW IP2000A」と聞き比べ、さらに「Isotek SIGMASとAIRBOW IP2000Aを組み合わせて」聞いてみました。試聴に使ったソフトは、いつもテストに使っている下の5曲を数分ずつ聞いた後、「Super Deluxe Sound3」の7曲目に収録されている「 Sorry Seems To Be the Hardest Word - Lydia Gray」を全曲試聴しました。
試聴を終えて 今回、SIGMASの音質改善効果の高さには、文字通り度肝を抜かれました。 ほとんどコンポの価格が一桁上がったほど、音が良くなったからです。 けれど、AIRBOW IP2000Aの音を聞くと、その高音質に違和感を感じるようになり ます。明らかに「行き過ぎている」からです。しかし、SIGMASを聞いた後では、 逆に、IP2000Aの音が、濁って感じられるようになります。 これは、トランジスターアンプがよいか、真空管アンプがよいか、 あるいはデジタルがよいか、アナログがよいか、を問答している感覚にとても 近いことに気がつきました。SIGMAS/IP2000Aは、それぞれに独特な持ち味があり、 どちらも魅力的です。けれど、両方の中間の音(SIGMAS+IP2000A)は、 意外に普通で、SIGMAS/IP2000Aのように、 引きつけられる魅力が感じられなかったのです。 また、電源コンディショナーを変えたことで、ひとつの演奏が、 今回ほど正反対に違って聞こえるのは、初めての経験でした。 戸惑いますが、どちらも「耳に残る良い音」だったことに違いありません。 今回の比較試聴では、SIGMAS vs IP2000A、KDK-OFC vs EVO-1302Sの音が 耳の奥に残っています。 写真と絵画の違いは、前者は「ありのまま」、後者は「情報が人為的に 取捨選択」されているところにあります。情報をすべて伝えるのではなく、 「意図した取捨選択」が行われることで、それは単なる「記録」から「芸術」 へと昇華します。写実派と抽象派。そのどちらもが素晴らしい芸術です。 だから、私はSIGMASとIP2000Aのどちらにも、強く惹かれるのでしょう。 2016年1月 逸品館代表 清原裕介 |
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