ミュージカル フィディリティー MUSICAL FIDELITY V-CAN V-LPS V-DAC 評価 評判 音質 テスト

ミュージカル フィディリティー MUSICAL FIDELITY
V Series / V-LPS 、 V-CAN 、V-DAC 音質試聴

2010年1月、予告なしにMusical Fidelity(イギリス)の輸入代理店、ハインツ&カンパニーから、Vシリーズと総称される小型のヘッドホンアンプ V-CAN 、フォノイコライザーアンプ V-LPS 、D/Aコンバータ V-DAC が発売されました。かねてから、Musical Fidelityの音質を高く評価し、Xシリーズの小型ヘッドホンアンプ、フォノイコライザーアンプ、D/Aコンバーターを販売してきた逸品館は、いち早くサンプルを手配し試聴テストを行いました。

その他の音質テストはこちらからご覧頂けます。

A3.2CD  、A3.2プリメイン  ・ A5 Series ・ A5.5プリメイン ・ A1 Pro ・ V-CAN Series

M6 CD M6 AMP / M3 CD M3 AMP  ・  M1 DAC

V-LPS(フォノイコライザーアンプ)

V-CAN(ヘッドホンアンプ)

V-DAC(D/Aコンバーター)

¥29,800(税別)
完売しました

¥29,800(税別)
完売しました

¥54,800(税別)
完売しました

出力側

入力側

回路

画像はクリックすると拡大します

V−シリーズ共通の特徴

全製品、同じ吊り下げ型のパッケージに入っています。ACアダプターも共通で賢くコストダウンされています。

パッケージの中には、日本語の説明書と輸入代理店ハインツ&カンパニーの保証書が入っています。
保証期間は12ヶ月ですが、「内部を開けたり」・「改造」などを行うと保証が使えなくなりますのでご注意下さい。

V−LPS

V-LPSは、非常に性能の高いMM/MCフォノアンプです。超低歪み、広いオーバーロードマージン、超ローノイズの回路を採用し、あらゆるテクニカルな測定で最高のデータと完全なRIAA(±0.3dB20Hz-20kHz)カーブが実現します。この素晴らしい、『最高級フォノステージ』回路を非常に経済的なパッケージに入れることによって低価格を達成しました。

【V-LPS フォノイコライザー標準仕様】

■インプットインピーダンス:MM47kΩ/MC100Ω

■入力感度:MM3.5mV/MC450μF

■トータルハーモニックディストーション:0.01%

■ S/N比:MM>80dB/MC>70dB

■インプットオーバーロードマージン:MM15dB/MC22dB

■ RIAA レスポンス:±0.25dB

■電源条件:12V DC 500mA

■接続:MMインプット :1ペアRCAソケット/MCインプット: 1ペアRCAソケット/ラインレベルアウトプット:1ペアRCAソケット/ パワーインプット: 1.3mm DCパワーソケット

■サイズ: 170mm(W) 95mm(H) 40mm(D) ■本体重量:350g

■付属品:DCパワーサプライ 12V 500mV(日本仕様本格派トランス式ACアダプターが付属いたします。)

◆入力

入力はMM/MCが各1系統です。緑色(アース)の左にあるプッシュボタンで入力が切り替わります(写真をクリックすると拡大してみられます)。

◆出力

出力は、RCA1系統です。

◆回路

シングルのオペアンプが、各チャンネルに2個使われています。この価格帯なら、下手にディスクリートで作るよりもオペアンプを選ぶ方が高性能で音が良いアンプが作れます。デュアル・オペアンプを使えば、チャンネル1個のオペアンプで回路作ることも可能ですし、クワッド・オペアンプなら1個ですみます。

それをわざわざシングル・オペアンプを4個使い、さらに2種類のオペアンプを選ぶなど、価格内でもしっかりとミュージカル・フィディリティーの音作りは貫かれています。V-LPSの回路構成は、大体10-20万円クラスのプリメインアンプに搭載されているフォノ回路に匹敵します。

◆音質

プレーヤーは、NOTTINGHAM INTERSPACE/HD

カートリッジには、PHASE-TECH P-3

昇圧トランスには、AIRBOW WE285

レコードにはノラジョーンズの“Come away with me”を選んで試聴した。

『MM入力で試聴(昇圧トランスを使用)』

3万円という価格からは想像できないほど細やかで滑らかな音が出る。

ボーカルには厚みと艶があって"アナログを聞いている"という満足感がある。

低域にも十分な量感が感じられ、体を包み込むようなリッチな空間の濃さまで演出される。

音色にはアナログ的な原色の鮮やかさが感じられ、ギターやピアノの響きが美しい。

直接は比較していないが、過去に試聴しお薦めしているCREEK、PRO-JECT、などの小型フォノイコライザーと比べてもその性能はほとんど遜色がないように感じられる。

『MC入力(昇圧トランスを使わない)』

このクラスのフォノイコライザーではMC入力を装備する製品は珍しいか、あっても音質はMMに比べて大きく劣ることが少なくない。接続していた昇圧トランスを外し、MCカートリッジをダイレクトに繋いでみる。

低音の締まりがなくなり、音が止まらなくなる。中高音の芯の強さと、エネルギー感が失われる。しかし、それは13万円もする昇圧トランスで「嵩上げされた音」と比較しているのだから当然だ。

13万円分を差し引いた音として評価するなら、今聞いている音は「素晴らしい」。このクラスのフォノイコライザー、それもMC入力で聞いているとは思えないほど、音には力があり明瞭度もしっかり出る。MMも素晴らしかったが、MCも充分に使える音質に仕上げられていることがわかった。

『総合評価』

音楽のまとめ方や音の聞かせ方、この価格でこれほどまでに音質をまとめ上げたその手腕に驚嘆する。

こんな低価格でコンパクトで華奢な製品なのに、ミュージカル・フィディリティーの名に恥じない音楽を聞かせるのは、さすがと言うしかない。

MM/MCの各1系統の入力を持ち、小さなスイッチでそれを切り替えられるのもありがたい。ツインアームのプレーヤーをお持ちでも、V-LPS一台ならMMとMCをスイッチで切り替えて使えるからだ。

10万円以下の価格でフォノイコラーザーをお探しなら、V-LPSを一番に推薦したい。

V−CAN

V-CANは本物の最先端のヘッドホンアンプです。多くの高品質ヘッドホンの入力インピーダンスは、約30オームです。しかし、多くのヘッドホンアンプの出力インピーダンスは、50〜100オームに過ぎません。出力インピーダンスが高いアンプでは、入力インピーダンス30オームのヘッドホンを適切にドライブできません。ヘッドホンアンプのインピーダンスが低くないと、再生される音が歪みと非線形の周波数特性で着色されてしまいます。 

これに対し、V-CANの出力インピーダンスは5オームの超低インピーダンスです。V-CANならどんなに低いインピーダンスを持つヘッドホンでも完全にドライブ出来ます。V-CANを使えば、低歪み、フラットな周波数特性、完全なリニアリティが実現します。

【V-CAN ヘッドフォンアンプ標準仕様】

■パワー:0.25W/チャンネル

■出力端子:2(標準、ミニステレオフォンジャック/各1)

■アウトプットインピーダンス:5Ω

■トータルハーモニックディストーション:<0.005% 20Hz-20kHz

■S/N比:>108dB

■インプットインピーダンス:25kΩ

■周波数帯域:+0,-1dB 20Hz-80kHz

■電源条件:12VDC 500mA

■接続:ラインレベルインプット:1ペアRCAソケット /ラインレベルアウトプット:1ペアRCAソケット /ヘッドフォンアウトプット:3.5mm/6.35mm ステレオジャックソケット/ パワーインプット: 1.3mm DCパワーソケット

■サイズ:170mm x 95mm x 40mm■重量:350g

■付属品:DCパワーサプライ 12V 500mV(日本仕様本格派トランス式ACアダプターが付属いたします。)

◆入力

入力は1系統です。パススルー(通過)用の端子が一つ付いています。

◆出力

出力は、標準ステレオフォンジャック、ミニステレオフォンジャック、各1系統が装備されます。

◆回路

入力段(電圧増幅回路)は、オペアンプで構成されますが、出力段(電流増幅回路)には、専用のトランジスターが奢られています。出力に大型のトランジスターを使うことで、5オームという低い出力インピーダンスが実現しています。

◆音質

CDプレーヤー

 AIRBOW CD5003/LC3

ヘッドホン

 SENNHEISER HD25-1 2

AIRBOW CD5003/LC3

V-CANの音を聞く前に、まずAIRBOW CD5003/LC3本体に装備されるヘッドホン出力の音を聞いたが、AIRBOWらしく良い音だ。中高音が細やかで滑らかで低域にも力がある。クラスのCDプレーヤーでありがちな、"固くて平面的で表情に乏しい音"とは、まったく異なる。中音に厚みや艶があり、広がり感じられる。不自然さや圧迫感がないから、長時間聞いていても疲れないし、楽しさが持続する。パーソナルにヘッドホンで音楽を楽しみたいとお考えなら、AIRBOW CD5003/LC3だけで十分だと思える音質でHD25-1 2が鳴った。
AIRBOW CD5003/LC3+V-CAN
本体のヘッドホン出力の音質があまりにも素晴らしかったので、正直V-CANで音がそれ以上良くなるとはあまり期待していなかった。CD5003/LC3のヘッドホン出力の音質は、明らかに数万円価格帯のヘッドホンアンプよりも優れていると感じられたからだ。

接続にAIRBOW MSU-095WEを使い、期待と不安を感じながら、V-CANを繋いで音を聞く。

出て来た音を聞いた瞬間、頬が緩んだ。

それは紛れもなく、ミュージカル・フィディリティーのデビュー作品“純A級プリメインアンプA1”の音そのものだったからだ。

中音は暖かく厚みがある。高音は柔らかく滑らか。低音はやや膨らむが、その微妙な"遅れ"が"タメ"になって、音楽により強い抑揚を与えている。一言で言うなら「音楽的」。クラリネット奏者であるMusical Fidelity 代表 アントニー・マイケルソンの好みなのだろう。「母音にウェイトを置いたような柔らかい音」は、母親が歌う子守歌のように心を暖かく和ませる。

こんな「高度に調律されたサウンド」が、こんな低価格のヘッドホンアンプで聞けるなんて!オーディオは高くなるだけじゃなく、安くても進歩している!!結局、音作りは価格でなく「志」の問題なのだ!!!
i-Pod mini+V-CAN

私は基本的に仕事以外でほとんどオーディオを聞かない。たまにカーステレオで聞く程度で、シリコンオーディオはまったく聞かない。そのために持っているi-Podはかなり以前に"テスト用"に購入したまま買い換えていない。

ちょっとテストには場違いかも知れないが、とりあえず“ありもの”の"i-Pod mini"のヘッドホン出力にV-CANを繋いでその“ある、なし”を聞き比べてみた。

はっきり言って、聞き比べるまでもない。i-Podの出力に繋いだヘッドホンから出てくる音は、固く平面的で「聞くに堪えない」。表情が平坦で、ただキンキンした金属的な音。街でよく見かける、ヘッドホンで音楽を聞いている人達は、こんなにも酷い音で音楽を聞いているのだろうか?

今度は、相当期待しながらV-CANを繋ぐ。

出てくる音はどうだろう?もちろん、先ほどのCD5003/LC3やそれに繋いだV-CANから出る音よりも、音質は劣るが、ヘッドホンアンプだけで「こんなに音が良くなるの?」と俄には信じられないほど音が良くなった。

仮にその差を映像に例えるなら、V-CANの“ある、なし”はアナログ地上波とハイビジョン映像くらい違っている。

音の細やかさは一気に向上し、広がりや厚み、柔らかさが加わって「聞くに堪えない音」が「このまま聞いていたい音」に変化する。

すべてのi-Podをテストしていないので断言は出来ないが、i-Podをすこしでも良い音で聞こうとするなら「ヘッドホンアンプ」は、絶対に必要だ。ヘッドホンにお金をかける前に、ヘッドホンアンプを買うべきだと薦めたい。

『総合評価』

多くのポータブルヘッドホンプレーヤーには、プアなアンプしか搭載されていない。それがどれくらいお粗末か?V-CANを使うと実感できる。いくら高価なヘッドホンを購入しても、ポータブル機器との組合せでは「ヘッドホンは鳴らない」だろう。

しかし、V-CANを繋ぐと世界は激変する。それは、V-CANの出力インピーダンスが5オームと充分に低いことと関係がある。電気的には、ヘッドホンの入力インピーダンスよりもヘッドホンアンプの出力インピーダンスが低いことが望ましい。ヘッドホンアンプの出力インピーダンスが低いとヘッドホンをドライブする力が強くなり、入力インピーダンスの低い高音質ヘッドホンでもきちんとした低音が出せるようになるからだ。市販されている高音質ヘッドホンでインピーダンスが最も低いモデルでも10オーム程度だから、V-CANでドライブできないヘッドホンはない。

ご自宅でi-Podを聞かれるなら高価なヘッドホンを購入する前にV-CANを試して欲しい。同じヘッドホン、同じi-Podで聞いているとは信じられないほどの素晴らしい音で、音楽が聴けるはずだ。

V-CANで「いつも聞いている音楽に惚れ直す」、そんな経験を味わって欲しいと思う。なぜなら、その「感動」がオーディオへの入り口だからだ。この価格でしっかりと「高級オーディオのなんたるか?」を感じさせてくれる音質を実現した、V-CANは想像以上の凄い実力を持っていた。

V−DAC

英国ミュージカルフィデリティ社の『V-DAC』 は最先端のDACです。

そのパフォーマンスはどの計測器を使用しても、いわゆる最先端と呼ばれるその他の機器を遥かに凌駕します。

 『V-DAC』 の特徴として、より低ノイズ、より良いリニアリティ、フラットな周波数特性、素晴らしいステレオセパレーション、超低歪み、信じられない程の低いジッターが挙げられます。

事実、 『V-DAC』の全体的なテクニカルパフォーマンスは、その価格に対しておそらく世界でもベストなものとなるでしょう。そこにはトリックはありません。ただ単に、最新の高価なデジタルコンポーネントを採用し、最先端のサーキットとレイアウトによって、パーフェクトが達成されただけなのです。

『V-DAC』にはコアキシャル、オプティカル、さらにはUSBインプットがついておりますので、様々なデジタルオーディオ機器に対応します。『V-DAC』をシステムに加えることで、より一層のスウィートさと情報量が増加し、スウィートで表現力のある音質にグレードアップできます。

【V-DAC D/Aコンバーター標準仕様】

■アップサンプリング 24 Bit 192kHz

■アウトプットインピーダンス: 47Ω

■最大出力:2.2V

■トータルハーモニックディストーション:0.004% 20Hz-20kHz

■周波数特性:+0, -0.1dB 20Hz-20kHz

■クロストーク: -104dB 20Hz-20kHz

■S/N比: -116dB

■トータルジッター:170ps -89dB

■所要電力 :12V DC 500mA

■デジタルインプット:1 RCA(coaxial),1 TOSLINK(optical),1 USB (type B)

■ラインレベル出力:1 ペア RCA ソケット

■パワー入力:1.3mm DC パワーソケット

■付属品:DCパワーサプライ(日本仕様本格派トランス式ACアダプターが付属いたします。)

■サイズ: 170mm(W) 95mm(H) 40mm(D) ■本体重量:350g

◆入力

入力は、左からUSB/(切り替えスイッチ)/RCA同軸/TOS光、各1系統です。右端のLEDは、左が入力表示、左が電源表示です。

◆出力

出力は、RCA1系統が装備されます。

◆回路

ミュージカル フィディリティー社の説明通り、パーツはかなり高級なものが使われています。このパーツ構成なら、トップランクの“データ”を叩き出せるでしょう。

USBの入力インターフェースには、バーブラウン PCM2706が使われていますが、このICは仕様が古くUSB1.1にしか対応していません。そのためV-DACのUSB入力は、サンプリング周波数が32/44.1/48KHz、量子化ビット数が16bitに留まります。このICの働きで入力されたUSBデジタル信号が、S/P DIF形式に変換されます。USBからS/P DIFに変換された信号、RCA同軸、TOS光から入力されたS/P DIF信号は、バーブラウンのSRC9392Iという「サンプリングレートコンバーター」で「192KHz/24bit」にアップサンプリングされます。

アップサンプリングされたデジタル信号は、バーブラウン DSD1792でD/A変換され、出力用のオペアンプで増幅された後、RCA端子から出力されます。

◆音質

BDプレーヤー

 AIRBOW UD8004/Special

同軸デジタルケーブル

 AIRBOW MSD-090/EVO

USBデジタルケーブル

 WIREWORLD Ultra Vioret 5-2USB 2.0

V-DACをUSB接続と同軸デジタル接続を切り替えて同じCDを聞き比べる。

今までのテストでUSB入力(非圧縮)のサウンドがオリジナルのCDを超えることはなかったが、残念ながらV-DACもUSB入力と同軸デジタル入力には「雲泥」の差があった。

PCには非圧縮でリッピングしているから、基本的にCDとデーターは同じなのに、USBだとなぜこれほど音が悪くなるのか、理解できないほど大きな差が感じられる。

原因はいくつか考えられるが、「パソコンの音が悪い」訳ではない。なぜなら、同じPCと同じ曲を使ってもUSBではなく、LAN(DLNA)で接続するとオリジナルCDと遜色ない音が聞けることがAIRBOW AV8003/Specialのテストでわかっているからだ。さらに、LANを使うならCDのオリジナルデーターをPC内部でアップサンプリングするとそれを超えることもわかっている。プレーヤーソフトによる違い、DAC側のインタフェイスICによる違いなど、USBの音を良くするための研究課題はまだまだ多いようだ。

あまり芳しくなかったUSBに比べ、同軸デジタル入力の音質は、レンジも広く音も細かく、この価格帯のDACとしては十二分な性能に仕上がっている。特に「バスパワー」に頼らず、外部電源を使う良さが「低音の力」に出る。パワフルでエネルギー感がある音だ。

しかし、V-CANやV-LPSと比べると、V-DACの高音には「安さ」が感じられる。低価格のDACにありがちな、デジタルチックな硬さや音のチープさが完全には消えていないのだ。確かにV-DACには高級で最先端のデバイスが使われているが、コンデンサーや抵抗は通常グレードのままである。低周波を扱うアナログ回路と違い、高周波で動作するデジタル回路では、デバイス以外のパーツ特にコンデンサーのグレードが音質に大きく影響する。低価格で製品を作ろうとすると、どうしてもそういうパーツまでコストがかけられない。それが、V-DACの限界のように感じられた。

『総合評価』

「文句なし」にお薦めできるV-LPSやV-CANと違って、V-DACは組み合わせるアンプやプレーヤ−(デジタル送り機)によって評価が変わる可能性がある。少し足りない「質感」・「雰囲気」の部分をどう料理するか、使いこなしに「腕」が要求されることがあるからだ。

V-DACの物理的な「音」のクォリティーは高い。高すぎるといっても良い。しかし、それが原因となって「音が聞こえすぎてしまう=聞こえなくても良い音までハッキリしてしまう」様に感じることがある。だから、どちらかといえばアンプやスピーカーに「ふわっとした音の製品」を組み合わせた方が上手く行きそうな気がする。タンノイや真空管アンプとの組合せなど、案外面白いかも知れない。

2010年 1月17日 清原 裕介

 

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