【音質・画質をアップする、使いこなし技】7. オーディオセッティング技(デジタルケーブル)
オーディオ・アクセサリーを使いこなそう
■接続ケーブル(デジタルケーブル)
○同軸・光ケーブル
デジタルケーブルの中を流れているのは、「0/1」のデーターですが、それでもケーブルを変えると音が良くなります。
同軸デジタルケーブルには、端子の形状がRCAとBNCの2種類があります。DACなど、ほとんどのオーディオ機器のデジタル入出力にはRCA端子が使われています。BNCは、クロックジェネレーターなど周波数の高い機器接続に使われています。
○光と同軸のどちらがよいのか?
ほとんどの場合、同軸接続の音が良いですが、機器間の距離が5mを超えるようなときは、ケーブル内での信号減衰が大きい同軸ケーブルよりも、減衰の少ない光ケーブルが同軸を上回るようになります。
同軸ケーブルと光ケーブルの音質が違うのは、「ケーブルの品質」が問題でした。同軸ケーブルは低価格品でもそこそこの音が出るのですが、光ケーブルは違います。逸品館がお薦めする光ケーブルをお使いくだされば、音質が桁違いに向上し、光接続でも同軸と変わらない音質が実現します。
○RCAとXLRのどちらがよいのか?
デジタル接続では、同じグレードのケーブルを使った場合は、ほぼ間違いなく「XLR接続」がRCA接続よりも音質的に有利です。(お薦めのデジタルケーブルはこちら)
■USB、LANケーブル
パソコンとの接続に使われるUSB、LANケーブルも音質に影響します。
ただし、CDドライブやHDDとPCの接続、サーバーとPCの接続ケーブルは、さほど大きい影響を与えません。重要なのは「DACを内蔵する機器との接続に使うケーブル」です。USB-DACやネットワークプレーヤーの接続に良質なケーブルを使うことで、音質を大きく向上できます。(お薦めのUSBケーブルはこちら / お薦めのLANケーブルはこちら)
■HDMIケーブル
Wireworldの「フラット型ケーブル」は、画質に優れます。
audioquestの「丸型ケーブル」は、音質に優れます。QEDのケーブルは、コストパフォーマンスに優れます。TVとBDレコーダーを接続するときには、画質に優れるWireworld。アンプとBDレコーダーを接続するときには、音質に優れるaudioquest。プロジェクターなどで長い距離を引き回すときには、コスパの良いQEDと使い分けるのも一つの方法です。(お薦めのHDMIケーブルはこちら)