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rotel ローテル RA-05 RCD-06 RA05 RCD06 CDプレーヤー プリメインアンプ 音質 試聴 レビュー テスト 評価

ROTEL RCD-06 メーカー希望小売価格 85,000円(税別) 生産完了Rotel製品のお問い合わせはこちらからどうぞ
形式 CDプレーヤー
アナログ出力 RCA×1
デジタル出力 RCA(S/PDIF)×1
Chセパレーション 98dB以下
S/N比 100dB以上
ダイナミックレンジ 96dB以上
消費電力(無信号時) 7W(逸品館にて計測)
サイズWxDxH/重量 437×313×73(mm)/5kg
付属品 電源ケーブル、リモコン

<明るい> - - - - *- - - - <暗い>

<柔らかい> - - - - * - - - - <硬い>

<リモコン>

音質テスト結果 ノラ・ジョーンズを聞いて

 

Beethoven
Concert Grand
\638,000
(ペア・税別)

音が出てまず感じるのは、音の広がりと高域の透明感の高さです。RA-05はこのクラスのプリメインアンプとしては例外的に音の広がりや立体感が優れていて、空間に音が溶け込むかのように自然に音が広がります。定位は少し甘めですが、この違和感のなさスピーカーの存在を感じさせない能力は素晴らしいと思います。

ボーカルの表情は艶やかで豊か。ノラ・ジョーンズが優しく、明るく語りかけてくるようです。開放的に明るい音質は、昼下がりのカフェテラスでライブを聴いているようなイメージです。ギターは倍音が美しく、弦に触れる音(タッチノイズ)も自然です。ボーカルと伴奏の掛け合いも見事で、下手なこのクラスのアンプにありがちな、伴奏がやたらと突っ込んで耳障りになるようなことがありません。ベースは太く豊かですが、少し膨らむ傾向があります。低音は前に出るよりも広がるタイプなので、ガンガン音を前に出して聞ける感じではありません。

薄型の小さなボディーからは想像できないほど豊かに音場が広がるのは、低音がしっかりと出ているからです。それは大型のトロイダルトランス(トロイダルトランスは高さが低いので、薄型アンプでも大容量トランスを搭載できます)が搭載されているからでしょう。全体的にソフトなタッチでボーカルも甘めですが、自然な立体感とスピーカーの存在を感じさせない広がり感を持つことがRCD-06とRA-05セットの一番「美味しい所」だと思います。穏やかで優しいタッチの音調で、音楽を聞いていると体の芯からリラックスできました。  

Focal 1028Be

\1,200,000
(ペア・税別)

 

高音はわずかに金属的に感じられますが、子音は荒れず滑らかです。バイオリンの音も耳当たりは柔らかいのですが切れ味も両立し、小型楽器らしい凜と澄み切った美しさがキチンと再現されます。中低音はほどほどに厚みがあり、不要に膨らまずチェロとコントラバスの音色の違いもしっかりと再現します。各楽器の旋律(パート)は濁らずに分離し、向こう側が透けて見えるような透明感のあるハーモニーが奏でられます。音色の鮮やかさ、透明感の高さは真空管アンプならではの再現性です。ゆったりと包み込まれるような柔らかく優しい雰囲気でヒラリー・ハーンのバッハが奏でられました。

音質テスト結果 ヒラリー・ハーンを聞いて

 

Beethoven
Concert Grand
\638,000
(ペア・税別)

1028Beが搭載するベリリウムツィーターの効果で、高域がクッキリしてアタックがクッキリとします。ノラ・ジョーンズが一歩前に出ました。ピアノの打鍵感(アタック)の明瞭度も改善し、伴奏も一歩前に出た感じです。Beethoven Concert Grandでは、ふわふわした響きが常に残っていて、それが良い意味での空気感や広がり感を生んでいました。1028Beではその響きが少し失われる変わりに、楽器が響いている感じがより長く、よりハッキリと聞き取れます。音に芯が出て、柔らかく茹でられた麺が少し硬くなった感じです。明るい感じ、ノラ・ジョーンズの艶っぽさはそのまま残ります。低音はまだ少し膨らみますが、重量感は確実に増しています。パーカッションもクッキリして「スパイス感」がほどよく強まり、良い感じです。中央付近にしっかりと音像が定位して間接音は自然に広がり、非常に自然な感じでスピーカーの間にステージが再現されました。音に関するコメントが少ないのは、音が非常に自然で違和感がないからです。オーディオ的に強調された音を好まれるなら、このセットは合わないでしょう。オーディオの存在感は薄く、音楽の存在感はしっかりしています。日本のメーカー製品ですが、音質は海外製品そのものです。

 

Focal 1028Be

\1,200,000
(ペア・税別)

 

スピーカーに重いコーン紙のウーファーが使われていると真空管アンプでは低音が出にくくなるというのが通説ですが、なぜかユニットが重いはずの1028BeとStingrayの組み合わせでユニットの軽いPB1i/Signatureよりも中低音に厚みが出ました。スペック上も再生周波数帯域の下限はPB1i/Signatureが1028Beを上回っているのに、1028Beの低音に厚みと量感が出たのはなぜか?理由を考えてみました。
真空管アンプはトランジスターアンプに比べ、ダンピングファクターが低いのでユニットを「止める力」が弱く、そのため音が終わった後もユニットがすぐに止まりません。ユニットが「余分に振動する」ため中低音の響きが少し増えるのでしょう。エンクロージャの響きが増えたように、中低音が膨らんで聞こえます。しかし、その膨らみは決して不愉快なものではなく、音楽に豊かさを与えてくれる良い響きです。
バイオリンの高域は鋭さが消えると同時にやや切れ味が後退しますが、こういうやや太めの鳴り方はバイオリンに適度な色気と艶を乗せて耳当たりを良くしてくれます。楽器の分離はどのソフトを聞いても驚くほど鮮やかで、音が団子になりやすいこのソフトでも各パートの音を見事に分離し音場空間が大きく広がります。Seleneでも感じましたが、Stingrayはスイッチを切ることをためらうほど魅力的な音で1028Beを鳴らしました。


ROTEL RA-05 メーカー希望小売価格 85,000円(税別) 生産完了
形式 プリメインアンプ
ライン入力 RCA×4,TAPE×1
PHONE×1(MM)
ライン出力 プリアウト:RCA×1
TAPEアウト:RCA×1
連続定格出力 40W+40W(8Ω)
S/N比 PHONE:80dB
ライン:100dB
消費電力(無信号時) 10W(逸品館にて計測)
サイズWxDxH/重量 437×313×72(mm)/5.9kg
付属品 電源ケーブル、リモコン

<明るい> - - - *- - -  - - <暗い>

<柔らかい> - - - * - - - - - <硬い>

<リモコン>

音質テスト結果 ノラ・ジョーンズを聞いて

 

Beethoven
Concert Grand
\638,000
(ペア・税別)

音が出てまず感じたのは、音の広がりと高域の透明感の高さです。RA-05はこのクラスのプリメインアンプとしては例外的に音の広がりや立体感が優れていて、空間に音が溶け込むかのように自然に音が広がります。定位は少し甘めですが、この違和感のなさスピーカーの存在を感じさせない能力は素晴らしいと思います。

ボーカルの表情は艶やかで豊か。ノラ・ジョーンズが優しく、明るく語りかけてくるようです。開放的に明るい音質は、昼下がりのカフェテラスでライブを聴いているようなイメージです。ギターは倍音が美しく、弦に触れる音(タッチノイズ)も自然です。ボーカルと伴奏の掛け合いも見事で、下手なこのクラスのアンプにありがちな、伴奏がやたらと突っ込んで耳障りになるようなことがありません。ベースは太く豊かですが、少し膨らむ傾向があります。低音は前に出るよりも広がるタイプなので、ガンガン音を前に出して聞ける感じではありません。

薄型の小さなボディーからは想像できないほど豊かに音場が広がるのは、低音がしっかりと出ているからです。それは大型のトロイダルトランス(トロイダルトランスは高さが低いので、薄型アンプでも大容量トランスを搭載できます)が搭載されているからでしょう。全体的にソフトなタッチでボーカルも甘めですが、自然な立体感とスピーカーの存在を感じさせない広がり感を持つことがRCD-06とRA-05セットの一番「美味しい所」だと思います。穏やかで優しいタッチの音調で、音楽を聞いていると体の芯からリラックスできました。  

Focal 1028Be

\1,200,000
(ペア・税別)

 

1028Beが搭載するベリリウムツィーターの効果で高域がクッキリしてアタックが鋭くなり、ノラ・ジョーンズが一歩前に出ました。ピアノの打鍵感(アタック)の明瞭度も改善し、伴奏も前に出ます。柔らかく茹でられた麺が少し硬くなった感じで、音に芯が出ます。

Beethoven Concert Grandでは、特に低音部にふわふわした響きが常に残っていて、それが良い意味での空気感や広がり感を生んでいました。1028Beでは膨らみとの響きの豊かさ少し減りますが、楽器が響いている音がクリアになって、音が消えるまでの時間がより長く、その間の音の変化がよりハッキリと聞き取れます。

それでも低音はまだ少し膨らむ感じですが、低音の密度感や重量感は確実に増しています。パーカッションもクッキリして「スパイス感」がほどよく強まり、良い感じです。明るい感じ、ノラ・ジョーンズの艶っぽさい感じはそのまま残りますが、ボーカルの音像が中央付近にしっかりと定位し、間接音は自然に広がり自然な感じでスピーカーの間にステージの立体感が再現されました。

楽器の音やボーカルに関する「具体的なコメント」が少ないのは、音が自然で違和感がない(良い意味で特徴がない)からです。そういう意味では、オーディオ的に強調された音を好まれるならこのセットは物足りないかも知れません。

オーディオの存在感が薄く、音楽の存在感はしっかりします。日本のメーカー製品ですが、音質は海外製品のような感じです。

音質テスト結果 ヒラリー・ハーンを聞いて

 

Beethoven
Concert Grand
\638,000
(ペア・税別)

やや雰囲気が甘く感じたノラ・ジョーンズに対し、クラシックにはその甘さが見事にマッチします。線が細くならず低音にしっかりとしたボリュームと低音を押し出す力があります。ヒラリー・ハーンのバイオリンはタッチが柔らかく、耳障りな部分が一切ありません。伴奏のコントラバスの低音の豊かさと押し出しは、この価格のセットの範囲を大きく超え、ペア25-50万円クラスのコンポで聞いているようにすら感じるほどです。

CDとトランスターアンプで鳴らしているマイナス要素をまったく感じさせない、スムースで滑らかならサウンドです。音だけを聞いているとあまりにも自然で違和感がないので、こんなに薄く、こんなに安いセットでBeethoven Concert Grandを鳴らしているということを完全に忘れてしまいます。

個人的にはもう少しバイオリンの音に「荒れ」や「刺激」が欲しいと感じることがありますが、滑らかなバイオリンの音を望む方の方が多いのでこの音は万人に受け入れられると思います。自然に演奏に引き込まれる、実に良くできた「音楽を色づけなく、あくまでも客観的に再現する」チューニングです。

Focal 1028Be

\1,200,000
(ペア・税別)

 

スピーカーを変えると、すこし甘すぎた輪郭成分がキリリと引き締まります。それに伴い弦の圧力(弦の押し出す力)が、きちんとリスナーに伝わります。

バイオリン、チェロ、コントラバスのように類似した楽音を見事に分離し、楽譜に書かれたそれぞれのパートがきちんと聞き分けられるかのように明快に分離して聞き取れます。コンサートマスターと伴奏を受け持つバイオリンとの掛け合いの対比、タイミング感も見事の一言です。

基本的にこのバッハは快活に演奏されているようですが、ハイライトにシフトして演奏が明るくなりすぎず、適度な憂いが感じられ深みのある大人の雰囲気が醸し出されます。

この価格でこれほど「練れた音」を出せるのは、見事の一言です。外観の主張はありませんが(派手ではない)作りの良さ、工作精度の高さからその実力が伝わるように、演奏を聴いたときも派手さはありませんが、音楽が進めば進むほどその「対比の鮮やかさ」と「表現の深さ」に唸らされます。

このセットは、間違いなくかなり上質な音楽再生装置です。ROTELはAIRBOWに通じる音楽性を持っていますが、ROTELの方が「量産製品」らしくAIRBOWよりもやや薄味で主張の少ない仕上がりになっています。好かれることよりも、嫌われないことを優先したような音質です。

ソフトの粗を表に出さず、音楽だけを上手く引き出します。それはTannoyに通じますが、Tannoyよりも癖が少なく、自然な音です。ずっと聞いていたくなるようなスムースな音でヒラリー・ハーンを十二分に楽しめました。


2012年 5月 逸品館代表 清原裕介

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