【使いこなしの第一歩】1. オーディオ機器を購入した直後に注意して欲しいこと

■さらなる使いこなしで、大幅な音質アップにチャレンジ!

お客様の相談を受け続けてきて思うのが、使いこなしの大切さです。
どれほど高価な機器を購入しても、実力が発揮できなければ、それは宝の持ち腐れ。

機器を存分に使いこなせれば、音質が向上するだけではなく、成し遂げた喜びもひとしおです。
それでは、オーディオ機器の使いこなしをスタートしましょう。

■説明書は良く読んで「頭の中でまず十分なシミュレーション」を行ってから使い始めましょう

製品が手元に届いたら、はやる気持ちをおさえて説明書に十分目を通して下さい。

接続や設置方法など、購入した機器ポイントをしっかりイメージしておけば、スムースにセッティングを進めることができます。移動の手間も最小限ですみ、機器に傷を付ける危険も減らせます。

■スピーカーは置く位置で音質が大きく変わる

スピーカーは、置く位置が数cm変わるだけで音質がまったく変わってしまうことがあります。

部屋のどこに設置するか、まだ決まっていないときには逸品館式スピーカー位置決め方のページをお読みください。

ベストな位置を探る方法が詳しく書かれています。

■CDプレーヤー

レコードから聞き始めた音楽は、デジタルディスクになりました。

現在発売されているCDプレーヤーは、数万円から数百万円と実に幅広くラインナップされています。価格と音質はある程度比例関係になりますが、オーディオ機器は全般的に価格が高くなるに従って、価格差と音質差が小さくなる傾向があります。そういう意味で狙い目なのはやはり、数十万円クラスです。このクラスのCDプレーヤーであれば、十分なコストがかけられていますので一桁安い製品よりも格段に良い音でCDを聞くことができます。

ダウンロードで取得した高音質ソフトや、CDを取り込んだデーターを聞くためには、USBでPCと接続できる機能が備わっていると便利です。スマートほんとも接続できる機種も増えていますので、CDだけではなく様々な音源を楽しめるのも最新CDプレーヤーの魅力です。

現在少し古いCDプレーヤーをお使いなら、思い切って新製品に入れ替えられてはいかがでしょう、聞いているのが同じCDとは思えないほど音が良くなります。ここ10年でその音質が大きく進歩した最新機種のCDプレーヤーは、1号館で聞き比べて頂けます。

スピーカーは、海外製品がお薦めでしたが、アンプは国産・海外製品を問わずお薦めです。しかし、デジタル・プレーヤーは、圧倒的に国産品のパフォーマンスが優れているので、海外製品は特殊なモデルを除きあまりお薦めしていません。