どうでしょうか?
大きなスクリーンを設置するためには、意外に条件が多いのです。
スクリーンを選ぶには、まず「部屋の大きさ」をきちんと採寸します。次は、部屋の幅に入りそうなスクリーンを選びたいところをぐっとこらえて、部屋の奥行きに注意してください。なぜなら、上の表からも明らかなように問題になるのは、「スクリーンと壁の幅」よりも「プロジェクターの投影距離」だからです。
部屋が6畳もしくは、8畳/正方形の場合なら、部屋の横幅は100型のスクリーンに対して十分な長さがあります。しかし縦方向を考えた場合(部屋の縦方向の大きさは、340cmまずスクリーン背後にセンタースピーカーを設置するスペースを約25cm取ると、残りは315cmになります。ここからさらにプロジェクターを設置するためのスペースとして40cmを引いた残りの275cmがプロジェクターのレンズからスクリーンまでの距離となります)たった275mmの距離で100型を投影可能な短焦点のプロジェクターを探さねばなりませんが、このような商品は2006年8月現在の逸品館の取り扱いモデルでは、床置きのOPTOMA
DV10以外は存在しないのです。結果として、8畳/正方形の部屋に設置可能な最大サイズのスクリーンは「90型」が限度で、使用できるプロジェクターも100型スクリーンまでの投影距離が3.1m以下というかなり厳しい条件が付くということになります。部屋が6畳の場合にも条件は同じです。
次に8畳/長方形の部屋を考えましょう。部屋の形状が長方形になると奥行きには余裕ができますが、横幅に問題が生じます。部屋の幅が272cmだとすると、100型のスクリーンではケース幅が大きすぎて部屋に入らないことがあります。ケース幅の比較的小さなスクリーンを選べば100型が取り付けられますが、スクリーンの画面幅が221cmこれに左右の黒幕部分10cmを加えた231cmを部屋の横幅から引くと左右には約20cmの僅かなスペースしか残りません。このスペースにスピーカーを設置しようとすると、スピーカーの影がスクリーンに映り込まないようにしないためには、スピーカーの横幅が15cm以下程度の非常に細長いスピーカーしか設置できず、音質の良いスピーカーを設置するためには、サウンド透過型スクリーンを使うしかなくなります。プロジェクターの投影距離は、3.6m以下とおおよそのモデルを選ぶことができるようになります。
10畳になると、100型のスクリーンは余裕で取り付けられますが、110型、120型になるとスクリーンの上下長が大きくなりますから、センタースピーカーを使ってできるだけ良好な音場を得たい場合には、サウンド透過型スクリーンを選ぶ方が良くなります。プロジェクターも投影距離が短いモデル(100型で3.3〜3.0m以下)を選ばなければなりません。
条件さえきちんと把握できれば、スクリーンとプロジェクターの選択はそれほど難しくはないと思いますが、悩ましいとき、迷ったときには一つ小さめのスクリーンにするか、弊社スタッフにご相談下さいませ。
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最後に、現在発売中、あるいは発売が予定されているプロジェクターの100型までの投影距離の一覧表を添付しておきますので、プロジェクター選びの参考になさってください。画質に悩むよりも、焦点距離の問題で意外に選択できるモデルが少なくなることにお気づきになられるかもしれません。
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