ホームシアター ホーム シアター home-theatre home theater

ホームシアターの実現に向けて

「ホームシアター」を実現するためには、最低限次の「装置」が必要になります。

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ディスプレイ
映像を映すための装置です。TV・大画面TV・プロジェクターなどが該当します。
また、「ホームシアタ」とは凄く特別なもののように思われがちですが、一般的にはTVで[映画番組」を観る延長線上にあると気軽にお考え頂いて結構です。大画面TVやプロジェクターがなくても26型〜37型程度のTVでも十分「ホームシアター」は楽しめます。
ディスプレイの大きさも大きくすればよいというのではなく、部屋の大きさに適した「画面サイズ」を選ぶのが大切です。
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ディスプレイと視聴者の最適距離
大画面TVの場合は、画面サイズの2〜3倍が最適距離です。(50インチのプラズマTVの場合は、50×2.5cm×2〜3=2.5〜3.7mが最適距離です)
スクリーンの場合は、画面サイズの約1.2〜1.5倍が最適距離です。(100インチのスクリーンの場合は、100×2.5cm×1.2〜1.8=3m〜4.5mが最適距離です)

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画面サイズ
プラズマTVや液晶TVで「ホームシアター」をお楽しみになる場合には、「少し小さめの画面」を選ぶ方が画質的には有利です。それは、人間の視覚には「面積が小さいほど色が濃く見える」という特徴があるため、「同じ画質」でも「画面が小さい方」がクッキリ・ハッキリ見えるためです。
動きのある場面では、大画面になればなるほど「素子の応答スピードに早さ」が要求されるため、「素子の応答スピードが十分でない」液晶TVでは、大画面になればなるほど「動きがぎくしゃく」したり「残像感」が生じるようになります。
プロジェクターの場合でも、画面を大きくすれば「色が薄くなる」・「コントラストが低下する」・「画面の粒子が粗くなる」など「画質を損ねる要因」が大きくなるため、スクリーンサイズを欲張らない方が失敗しません。

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お薦め画面サイズ
プラズマTVや液晶TVは、上記の「最適距離」を参考にして下さい。
スクリーンの場合も同じですが、概算としては「6畳=60インチ」・「8畳=80インチ」・「10畳以上=100インチ」くらいの大きさが適当です。また、スクリーンサイズが120インチを越えると「センタースピーカーを上手く設置できない」という問題が生じるため、サウンドスクリーンを使わない場合は最大のスクリーンサイズは「110インチ」程度に抑えるのが良いでしょう。
プロジェクターの画素は、スクリーンが90インチまでなら、横方向のドット数が「800〜1280」で十分です。100インチでも「1024〜1280」で問題ありません。それ以上の大きさのスクリーンをお考えの場合には「1920(フルHD)」のプロジェクターが有利になります。

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部屋の大きさにあったプロジェクターと最大サイズのスクリーンの選び方

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AVアンプ
AVアンプを使うためには、最低で2本のスピーカーを用意すれば大丈夫で、最初から5.1chのスピーカーを用意する必要はありません。通常のプリメインアンプなどと異なりAVアンプでは、各スピーカー(各ch)の「音量」と「距離」を調整しなければなりませんが「音量調整」は難しいものではありませんし「距離」に関しても、さほど厳密でなくても大丈夫ですから、最近はやりの「自動音場調節機能」が搭載されているかどうかよりも「AVアンプ自体の音質の良否」で購入製品をお選びになることをお薦めします。
音質に関しては、「価格差」よりも「モデル差」の方が重要です。例えば「A社の30万円の製品よりもB社の10万円の製品の方が音が良い」というような「価格を超えた音質の逆転現象」が見られます。どのAVアンプが「最も音が良いか?」カタログで選ぶと失敗します。機能でAVアンプを選んでも失敗します。失敗しないためには、事前に「逸品館」にご相談下さるのがベストです。
サラウンド音声の方式には、次の三つの方式がありますが、ここでも「雑誌」や「カタログ」で謳われているのと「実際」は、違っていて「THX」や「7.1ch」に対応していなくても十分良い音は楽しめますのでご安心下さい。
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ドルビーデジタル
市販のDVDソフトのほとんどがこの方式で録音されています。最近のAVアンプは全てこの方式に対応していますが、中古などで年式の古いAVアンプの購入時には、必ずアンプがドルビーデジタルに対応していることを確認して下さい。
また、ドルビーデジタル録音はその内容や音質によっていくつかに分かれていますが、とりあえず「ドルビーデジタル」に対応していれば、使用上まったく問題はありません。
初期のAVアンプでは「DTS」に比べて、「ドルビーデジタル」は音質的にかなり見劣りしましたが、2001年以降、急速に音質が改善され「DTS」との差を意識せずにサラウンドを楽しめるようになりました。現在ご使用中のAVアンプの年式が2000年以前のものであれば、価格の安い最新モデルのAVアンプに買い換えられると音質のグレードは確実に向上するでしょう。
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ドルビーデジタルEX
従来のドルビーデジタルが「フロント左右」・「センター」・「リア左右」+「サブウーファー」の「5本+1本のスピーカーで構成」されるのに対し、リアスピーカーを更に「2本追加」して「7本+1本のスピーカー」でより臨場感を豊に再現するため、新しく定められた規格。

この方式でサラウンドを楽しむためには、上右図のように「7本」のスピーカーが必要となりますが、狭い部屋で無理に7本のスピーカーを押し込むよりは、上左図のような従来通りの「5本」のスピーカーを使う方が「音質が優れる」場合があります。また、上右図の「BACK SURROUND」の2本を「一つにまとめてリアセンター」とした「6本」のスピーカーを使っても大きな効果があります。とにかくでたらめにスピーカーを増やしても音は良くなりませんから、まず基本は「5.1ch」をしっかり決めることが重要です。更に音を良くしたくなっても「5.1ch」から「6.1ch」や「7.1ch」への発展は、無駄なくスムースに行えます。

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Dolby Pro Logic IIx
Dolby Pro Logic IIxは、ステレオや5.1chで録音されているソフトを擬似的に7.1ch化するサラウンド技術で、従来の擬似的にソフトを5.1ch化する「Dolby Pro Logic II(ドルビープロロジック II)」技術を拡張したものです。
この方式に対応しているAVアンプでは、CDやステレオ録音のDVDビデオ・5.1chドルビーデジタル録音のDVDビデオの音声を「7.1ch」に変換して楽しめますが、そのためには「7.1ch」のスピーカーが設置されていなければなりません。一般的には、5.1ch対応の「Dolby Pro Logic II(ドルビープロロジック II)」が搭載されていれば十分です。

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THX
DDの中には、「THX対応製品」というものがありますが、それは「一定水準の音質をドルビー研究所が認定した製品」と言う意味(いわゆるお墨付き)です。何か特殊な方式に対応しているのではありませんし、「THX対応」品でなくても音の良い製品はありますから「THX対応」には特にこだわる必要はありません。

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DTS(デジタル・シアター・システム)
DTSは、ドルビーデジタル縒りも「音質の良いサラウンドの方式」として開発されましたが、その方式で収録されているDVDビデオソフトは、それほど多くはありません。しかし、音楽ソフトなどでは「ドルビーデジタル方式」よりも、音質的に優れていますから、購入するAVアンプは「DTS」対応製品をお選び下さい。「DTS」にもいくつかの方式があります。
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DTS−ES
従来のDTS5.1chシステムにサラウンドセンターを加え6.1chへと発展させた方式。DTS−ESには、「ディスクリート6.1ch」と「マトリックス6.1ch」の2種類があります。DTS−ESで収録されたソフトは、従来のDTS5.1chデコーダーで再生が可能です。

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AAC(デジタル放送のサラウンド)
デジタル衛星放送・デジタル地上波放送で使われる「サラウンド」の方式です。この方式でサラウンドを楽しむためにはAVアンプが「AAC」に対応していなければなりません。AACで聞くサラウンドは「ドルビーデジタル」・「DTS」に比べて音質が劣ります。

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ドルビーデジタルTureHD、DTS−HD、ドルビーデジタルプラス
(ブルーレイ、HD−DVDに搭載された高音質サラウンド)
次世代の高画質ディスクのブルーレイ、HD−DVDでは、SACDやDVDオーディオに匹敵する音質でサラウンドがお楽しみ頂けます。ただし、出力されるのは[HDMI Ver1.3]のみとなっており、ブルーレイやHD−DVDを従来のAVアンプと組み合わせた場合には、旧来のドルビーデジタル、DTSの音質にグレードダウンしてしまいます。(発売される一部のデコーター内蔵プレーヤーを除く)
そう言うと、なんだかこの方式に対応していないと音が悪いような錯覚を起こしますが、決してそんなことはありません。例えば、音質を何よりも重視するピュアオーディオでさえSACD/DVDオーディオは普及しませんでした。それは
CDの音質がすでに十分でユーザーがそれ以上の音質を要求しなかったためです。
普及しなかったSACD/DVDオーディオとCDの音質差は、そのまま次世代高音質サラウンドと従来のドルビーデジタルの音質差に匹敵します。つまり、次世代高音質サラウンドでなくてもフォーマットは従来のドルビーデジタル、DTS方式のままでも十分だと言うことなのです。また、従来のサラウンドフォーマットでもスピーカーを良くしたり音の良いAVアンプを使えば、新世代の高音質サラウンドに劣らない音で映画や音楽をお楽しみ頂けますのでご安心下さいませ。これから、AVアンプなどの購入をお考えなら、画質はともかく音質に関してはブルーレイ、HD−DVD対応(HDMI Ver1.3対応)を強く意識していただかなくても大丈夫です。

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スピーカーケーブルの埋設に大変便利な「ノイトリック」スピーカーコネクターはこちら

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スピーカー
「ホームシアター」=「サラウンド」=「5.1ch」と短絡されがちですがそんなことはありません。TVに内蔵されているスピーカーを止めて、小型のブックシェルフ型スピーカーをTV横に設置するだけでも、音の広がりはずいぶんと良くなります。更に、センタースピーカーを加えて3chに発展し、場所があれば小型のサブウーファーも加えて3.1chにすれば、リアスピーカーを使わなくても「サラウンドの臨場感」を十分に味わうことが出来ます。
予算と場所に十分な余裕があれば別ですが、あわてて「不十分なシステム」を揃えるよりも、無理せずじっくり「良い製品(高い製品ではありません)」を買い足すほうが「満足感の高い買い物」が完成します。
3.1chにリアスピーカーを加えて「本格的なサラウンドに発展」させる場合には、左右2本のリアスピーカーから初めリアセンターを追加し「6.1ch」にすれば、ほぼ完全な「サラウンドの臨場感」を楽しめますから、8〜10畳程度の部屋ならあえて「7.1ch」にする必要はありません。
また、試聴位置の「背後にスペースがなくリアスピーカーを置けない」と決めつける必要はありません。例え試聴位置より前であってもリアスピーカーを追加(試聴位置より前に追加するのでリアスピーカーとは呼べないかも知れませんが)することで、3.1chよりも遙かに大きく音が広がり、音の方向性や移動量も大きく改善されます。スピーカーの配置、サイズ、相性など詳しくは「詳しいサラウンドのセッティング」をご覧下さい。
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DVDプレーヤー
DVDプレーヤーも「価格」と「音質」が比例していません。また映像DACのスペック(○○○MHz/○○Bit)と実際の画質も「比例関係にある」わけではありません。カタログや世間の噂で選ばずに、実際に音質画質を確認することが大切です。
機能は多機能でなくても良く、アナログ音声出力が5.1chに対応していなくても、DDとDTSに対応した「デジタル出力」が装備されていれば「DVDビデオ」を観るには十分です。音楽もよくお聞きになるなら、SACD/サラウンドとDVDオーディオ/サラウンドに対応したDVDプレーヤーをお選び下さい。
映像DACのスペックは「54MHz/10Bit」あれば、DVDソフトに記録された情報をほぼ満足できる形で取り出すことが出来ます。50インチを超える「大画面」でなければ、映像DACのスペックは「54MHz/10Bit」でもまったく問題ありません。「108MHz/12Bit」になれば「細かい描写」が有利となり「字幕の縁が滑らかに再現」されるようになります。「216MHz/12Bit」以上になると「更に細かい描写」が可能となりますが、画像処理の演算数が飛躍的に増加するため、細かい描写が多用され、動きが速い場面では演算が追いつかないケースが起きることがあります。結果として、静止画は綺麗でも「動きのある場面でぎくしゃく感が目立つ」場合がありますから要注意です。特に低価格帯のDVDプレーヤーで高スペックの映像DACを搭載している製品は、そういう傾向が強いので要注意です。

DVDプレーヤーの映像出力には、大きく分けて「HDMI(デジタル)」、「コンポーネント/D端子(アナログ)」、「S端子」の3系統があります。この中で「S端子」は、画質が劣ると考えられているため(実際には、S端子でも十分な画質が得られる事があります)、接続は「HDMI(デジタル)」、「コンポーネント/D端子(アナログ)」のいずれかを選ぶことになります。次に、それぞれの接続の長所と短所を挙げてみましょう。

「HDMI(デジタル)」接続
デジタルで画像を伝送するため、ロスがなく高画質と思われていますが、実際には多くの場合この接続が最も高画質とは限りません。その理由は、「アップスケーリング回路」にあります。
DVDに記録されている画素は、600×480(約30万画素)でしかありませんが、これを映すTVやプロジェクターの画素は、1280×720(約100万画素)あるいはフルHDなら1920×1080(約200万画素)とそれらよりも遙かに多く、画素の差分(100万−30万=70万画素もしくは、200万−30万=170万画素)を映像回路が作り出さねばならないのです。言い換えれば我々が観ている画面の大部分は、記録された情報から映像回路が作り出したものなのです。
「HDMI(デジタル)」接続で画像を伝送する場合、このアップスケーリングは「DVD側」で行われます。従って、DVDプレーヤーが高画質な映像処理回路を搭載していなければ、良好な画質を得ることができません。また、伝送ケーブル中の劣化もデジタルにもかかわらず、「コンポーネント(アナログ)」接続よりも多いという問題も抱えています。
「コンポーネント(アナログ)」接続
すでにDVDプレーヤー側でアップスケーリングされた映像を伝送する「HDMI(デジタル)」接続と異なり、「コンポーネント(アナログ)」接続では、DVDに収録された情報がアップスケーリングされずに送られます。DVDが行う画像処理は、I/P変換と呼ばれる「インターレス」を「プログレッシブ」に変換する作業だけです。もし、出力に「プログレッシブ」ではなく「インターレス」を選択すると、このI/P変換も行われません。
従って「コンポーネント(アナログ)」接続で映像を送った場合には、画像処理はほとんどがディスプレイ(プロジェクター)側の回路で行われることになります。Marantzなどの高級プロジェクターでは、この回路に大きなコストを割きほとんどのDVDプレーヤーよりも高画質な回路が搭載されていますから、このような製品と接続する場合には、「HDMI(デジタル)」接続よりも「コンポーネント(アナログ)」接続の方が画質が優れるというデジタルがアナログより優れているという説明とは、逆の現象が起きます。
このように、DVDプレーヤーがよほど高画質でない(あるいはDVDレコーダーなどをプレーヤーに使う)場合では、「コンポーネント(アナログ)」の方が、画質が良いということが良くあります。また、高画質と呼ばれるDVDプレーヤーとディスプレイ(プロジェクター)を接続する場合でも、「HDMI(デジタル)」接続と「コンポーネント(アナログ)」接続の画質には、大きな差がない場合が多く、結果としてDVDプレーヤーには、「インターレス/コンポーネント出力」があれば基本的には十分だということになります。また、上記のような理由により「プログレッシブ/コンポーネント出力」の選択も、必ず「インターレス」よりも高画質とは限りませんから、両方を試されることをお薦めいたします。
また、視聴するソースにより「デジタル接続」と「アナログ接続」の相性の善し悪しが見受けられることがあります。一般的には「CGなどを多用する最新画像ソース」には「デジタル接続」が、「フィルムベースの画像ソース」には「アナログ接続」がマッチするようです。この点も含めてお試し下さいませ。
最近は、かなり改善されてきましたがデジタル映像出力の「DVI−D」や「HDMI端子」は、接続するディスプレイとの「相性」により画面が乱れて使えないことがあります。デジタル映像出力での接続をお考えの場合には、必ず購入前に「使えるかどうか?」をご確認下さい。

逸品館が推奨する画質音質に有利な機器の接続方法はこちらからご覧頂けます。
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逸品館のお薦めDVDプレーヤーはこちら

これらの注意点に留意していただき「最適なシアターライフ」をお楽しみ下さいませ。

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