Polk Audio - SIGNA S4/DENON - DHT-S517 逸品館が自信を持ってお薦めするサウンドバーのご紹介

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目次

テストレポート概要

「大画面にふさわしい音を!
でも、高額で複雑なサラウンドシステムは欲しくない。

「映画館のような雰囲気で映画と楽しみたい!」
でも、女性や子供が使えないようなシステムは欲しくない。

そんなあなたには「サウンドバー」がぴったりです!!

「でも、サウンドバーって音が悪くない?」
確かに、その通りです。

けれど、今回ご紹介するサウンドバーはひと味違います。
Polk Audio - SIGNA S4 は、安くてうまいスピーカーを続々と送り出しているPolk Audioらしく、基本的な音がしっかりしています。さすがに、ユニットから自社開発する技術を持つスピーカーメーカーが作ったサウンドバーは全然違う!という感じです。
このSIGNA S4をベースに、DENON(デノン)が、高級オーディオメーカーのエッセンスを加えて生み出したのが、DENON - DHT-S517です。実際に聴き比べてみると、SIGNA S4よりもさらに音が細やかで自然です。

それもそのはず、DHT-S517とSIGNA S4の見た目はそっくりですが、中身は基板から別物で、サブウーファーに至っては筐体のサイズやユニットの取付位置(polkは下面、DENONは前面)も違っています。さらに純度の高い音を再現するため、DHT-S517には、SIGNA S4には搭載されないPure modeが搭載されています。このモードは、ソースに合わせたサラウンド音声を作り出す DSP(デジタル サウンド プロセッサー)を通さず、入力されたデジタル信号を直接DAC-AMPに送り込んで、スピーカーから 濁りのないピュア な音を再現 します。

その音質を一言で表現するなら、Polk Audio - SIGNA S4は TVの音の延長線上の良い音 で、DENON DHT-S517は、高音質サラウンドアンプ DENON AVR-X1700Hと共通する ピュアオーディオのようなよい音 と言えるでしょう。

しかし、あらゆるメディアや評論家は新製品が出る度に、思いつく限りの宣伝を繰り返していますから、お客様は一体何が本当かどうか判断に困ると思います。また、カカクコムなどの口コミも メーカー大好き マニアが、洗脳されたまま評価していることがあり、これも鵜呑みにできません。

そこで今回、初めての試みとして、逸品館のYouTubeを撮影している機材を川崎D&M本社のサラウンド試聴室に持ち込み、山内慎一氏やPolk Audioブランド担当さん、DENON広報担当さんなど、それぞれの製品を最もよく知る人たちにより、解説と共に2つのサウンドバーの音を高音質で空気録音してきました。

どうぞ、その実力を実際にあなたの で確かめて下さい。

今回のメイン使用機材

■ Polk Audio - SIGNA S4
(ワイヤレスサブウーファー付Dolby Atmosサウンドバー)
polk_signa-s4_spec

市場想定価格 49,800円前後(税別)

上向きに放射されたサウンドが作る、より立体的な音場空間

サウンドバーには、フロントL/Rと専用のセンタースピーカーに加え、上向きにサウンドを放射して立体的な音場空間を再現するイネーブルドスピーカーを2基搭載。迫力の重低音を実現するワイヤレスサブウーファーを含む3.1.2chドライバーアレイにより、部屋いっぱいに広がる臨場感豊かな3Dサウンドをお届けします。

試聴テスト使用楽曲

試聴テスト本文

■Polk Audio - SIGNA S4 試聴動画
■DENON - DHT-S517 試聴動画1
■DENON - DHT-S517 試聴動画2 SACDサラウンドを聴いてみた
■DENON - DHT-S517 高音質の秘密をサウンド・マスター山内慎一氏に尋ねてみた

レポート  逸品館代表 清原 裕介
作成日時           2022年2月